股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

パスト ライブス/再会

2024年10月07日 14時27分44秒 | 映画評論ハ行

製作年:2023年
製作国:アメリカ・韓国
日本公開:2024年4月5日
監督:セリーヌ・ソン
出演:グレタ・リー,ユ・テオ,ジョン・マガロ

映画『パスト ライブス/再会』|2024年4月公開

映画『パスト ライブス/再会』公式サイト

映画『パスト ライブス/再会』公式サイト

 


ソウルに暮らす12歳のノラとヘソンはお互いに惹かれ合っていたが、ノラが海外に移住したことで離れ離れになる。12年後、ニューヨークとソウルでそれぞれの道を歩んでいた二人は、オンライン上で再会してお互いへの思いが変わっていないことを確かめ合うが、すれ違いも起こしてしまう。さらに12年が経ち、36歳になったノラ(グレタ・リー)は作家のアーサーと結婚していたが、ヘソン(ユ・テオ)はそれを知りながらも彼女に会うためにニューヨークへ向かう。
離れ離れになっていた幼なじみの男女が、24年間のすれ違いを経てニューヨークで再会を果たすドラマ。監督はセリーヌ・ソン。『ミッシング・ガール』などのグレタ・リー、『LETO -レト-』などのユ・テオ、『ファースト・カウ』などのジョン・マガロらが出演する。ベルリン国際映画祭やゴールデン・グローブ賞などにノミネートされた。

12歳の初恋から、24年後に再会する男女の物語。第96回アカデミー賞では作品賞と脚本賞にノミネート。A24製作ってだけで観たくなる。
12歳で両想いになった男女が、時を超えて再会を果たす大人のラブストーリー。あの時ああしておけば…あの人と結ばれていたら…恋愛経験がある人なら誰だって一度は考えることがあるだろう。でも家庭の事情、仕事、野心…人生には様々な事が起きる。若い時のままの気持ちで、好きな事だけしてればいいってわけじゃない。
自分に正直になって行動するヘヨン。素敵!と思いたいところだけど36歳になっても初恋相手を追いかける男ってどうよ?Facebookで彼女を探し出したり、夫がいると知りながらもNYに会いに行ったり。ヘヨンはノラと結ばれるチャンスはあったはずなのに、ここぞっていう時に行動しないヘヨン。ノラの旦那アーサーが不憫に見えて仕方なかった。理解できないであろう韓国語で、妻が初恋相手と隣でキャッキャしながら話してるのは、自分が旦那だったら苦しくて仕方ない。ノラだって初恋の相手と連日会うっていうのは、どうかなと思ってしまった。ヘヨンと別れた後ににアーサーの前で泣くって、アーサーの立場はどうなのよ。
NYの映像の美しさ、物語の雰囲気は好きだけど、登場人物たちに共感できなかったのが残念でした。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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