股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

バッテリー

2007年08月10日 14時03分47秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年3月10日公開
監督 : 滝田洋二郎
出演 : 林遣都,山田健太,鎗田晟裕,蓮佛美沙子,菅原文太,岸谷五朗,天海祐希
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中学入学直前の春休みに、岡山県に越してきた原田巧。少年野球のスター選手だった彼は、ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持っているが、母親が病弱で弟・青波にかかりきりだったためか、他人を寄せ付けない孤独さを漂わせていた。そんな彼が、同級生の永倉豪と出会う。巧の天才的投球に惚れた豪の希望で、二人はバッテリーを組むことに。入学した中学でさっそく野球部に入った二人は、順調に絆を深めていくが…。
あさのあつこの小説「バッテリー」。孤高の天才中学生ピッチャーが、野球を通じ家族や友人との関係を築いていくストーリーが世代を超え多くの人々を魅了。累計380万部を突破する大ベストセラーとなった。そんな原作を、『陰陽師』シリーズなど多くの作品を送り出してきた滝田洋二郎監督が映画化。主人公の原田巧を演じたのは、3000人の中からオーディションで選ばれた林遣都(けんと)。12歳ながら自分の才能に気付き、ストイックに腕を磨き続ける反面、不器用で他人に誤解されがちな巧。この難役を、映画初出演とは思えない演技力で堂々と演じきっている。バッテリーを組む豪、弟の青波役の演技も素晴らしい。子供から大人まで楽しめる良作!
まさに青春映画でした♪友達との絆、先生や先輩との絆、家族との絆など野球を通して巧や豪が学んだことはたくさんあったと思います。そして主人公の巧が持つ“孤独”最初は理解できませんでしたが、それは相手へを思いやりがあるからこその孤独を持っていたのです。でも豪が言った『巧、ど真ん中じゃ!!』の言葉に巧の中で孤独や迷いは無くなりました。この映画は娯楽性はありません。しかし観終わってから心に何か残る作品だと思います。子供だけではなく大人が観てもきっと何か感じる作品ではないでしょうか。野球に興味が無い人でも楽しめて感動できる作品だと思います!!

この作品の評価・・・・86点

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