股間の解放記

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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)

2017年10月14日 21時45分20秒 | 映画評論サ行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年10月13日
監督:マット・リーヴス
出演:アンディ・サーキス,ウディ・ハレルソン,スティーヴ・ザーン
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猿と人類の全面戦争が始まってから2年が経ち、シーザーが率いる猿の群れは、森の奥深くのとりでに姿を隠していた。ある日、奇襲によってシーザーの妻と息子の命が奪われる。シーザーは人類の軍隊のリーダーである大佐に復讐するため、オランウータンのモーリスらと共に旅立つ。
『猿の惑星』の前日譚を描いた『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』『猿の惑星:新世紀(ライジング)』の続編となるSF大作。猿と人類が地球の支配者を決する戦いの一方で、自らの種族を守るべく行動する猿のリーダー・シーザーの心の葛藤も映す。シーザーは、前2作に続きアンディ・サーキスが演じる。共演は、ジュディ・グリアとウディ・ハレルソンら。監督は前作と同じくマット・リーヴスが務める。

『猿の惑星』の前日譚を描いた『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』『猿の惑星:新世紀(ライジング)』の続編となる本作。シーザーの集団の中のリーダーとしての顔と、家族を想う父親としての顔が見れて「あんなに可愛かったシーザーが立派になって…」なんて親目線で感動してしまいました(笑)人間たちが何故に喋れなくなってしまったのか、その原因も描かれています。言葉を失った人間を邪魔者扱いして同じ人間が殺すなんて、人間とはどこまで自分勝手で冷酷非道な生き物なのだろうか。実験台や奴隷扱いされて、殺される猿たちが可哀想でたまらない。今までの2作品と比べると大きな展開は無く、テンポの悪さが少し目立っていたかなと思います。前2作は“人間VS猿”の対立がよく描かれていたと思いますが、本作はシーザーVS大佐の小規模の対立の2時間。収容所に少女が進入したのに兵士が誰も気付かないってのは不自然。せっかく少女がいるのだから、もっと何か物語に色を付けられたと思う。悪い大佐はあれだけ酷い事をしていたのに、最期はあっけなかった。前シリーズに繋がるラストはなかなか良いオチだと思います

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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