股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ドリーム

2017年10月01日 02時26分01秒 | 映画評論タ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年9月29日
監督:セオドア・メルフィ
出演:タラジ・P・ヘンソン,オクタヴィア・スペンサー,ジャネール・モネイ
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1960年代の初め、ソ連との宇宙開発競争で遅れを取っていたアメリカは、国家の威信をかけて有人宇宙飛行計画に乗り出す。NASAのキャサリン・G・ジョンソン、ドロシー・ヴォーン、メアリー・ジャクソンは、差別や偏見と闘いながら、宇宙飛行士ジョン・グレンの地球周回軌道飛行を成功させるため奔走する。
人種差別が横行していた1960年代初頭のアメリカで、初の有人宇宙飛行計画を陰で支えたNASAの黒人女性スタッフの知られざる功績を描く伝記ドラマ。NASAの頭脳として尽力した女性たちを、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などのタラジ・P・ヘンソン、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などのオクタヴィア・スペンサー、『ムーンライト』などのジャネール・モネイが演じる。監督は『ヴィンセントが教えてくれたこと』などのセオドア・メルフィ。ミュージシャンのファレル・ウィリアムスが製作と音楽を担当した。

人種差別が横行していた1960年代のアメリカを舞台に、初の有人宇宙飛行計画を陰で支えたNASAの黒人女性たちの功績を描いた本作。“黒人だから”“女性だから”という理由で当たり前のように差別される時代。その事に対して誰も何も言わない時代。黒人は別の部屋で仕事をさせられ、トイレだって別にされている。しかしこの映画に登場するキャサリン、ドロシー、メアリーは違いました。自分の信念を貫くために、自分の夢を叶えるために、そして有人宇宙飛行を成功させるために、どんな困難にでも臆することなく立ち向かっていく姿に共感に勇気づけられました!自分の仕事に誇りを持つことの大切さ、自分を信じる事、不可能だと言われても困難に立ち向かっていくことの大切さ。派手な演出や、大きな展開があるわけではありませんが、押しつけがましくない感動があり爽快感を感じさせてくれます。辛いシーンでも軽快な音楽が妙にマッチしていて良い!ケビン・コスナー演じる本部長やグレン宇宙飛行士など白人男性が絶妙なバランスで映画を締めてくれています。自分の道は自分で切り開いていく…女性って本当に強くてカッコいいなと思いました(笑)アメリカ映画らしいサクセスストーリー。仕事や勉強や夢に努力している全ての人が共感できるであろう傑作でした♪

この作品の評価・・・・★★★★★★★★★☆(満点は★10)
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