股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

バーニング・オーシャン

2017年04月24日 00時56分38秒 | 映画評論ハ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年4月21日
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ,カート・ラッセル,ジョン・マルコヴィッチ,ジーナ・ロドリゲス
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メキシコ湾沖80キロメートルにある石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で、海底油田からの逆流によって上昇した天然ガスへの引火が原因で大爆発が発生。現場で働いていた作業員126人が施設内で足止めを食らう。事故により多数の行方不明者と負傷者を出す大惨事となり…。
『ローン・サバイバー』のピーター・バーグ監督とマーク・ウォールバーグが再びタッグを組んだパニックムービー。2010年に実際にメキシコ湾沖で起きた事故を題材に、石油掘削施設内に取り残された作業員たちの脱出劇をドラマチックに描写する。『ヘイトフル・エイト』などのカート・ラッセルや『RED』シリーズなどのジョン・マルコヴィッチらが共演。臨場感たっぷりの手に汗握る展開に引き込まれる。

2010年に起きたメキシコ湾原油流出事故を題材にした作品。海底油田より逆流した天然ガスにより大爆発し、施設だけでなく海面一面も火の海になった。11名が亡くなりアメリカ史上最悪の原油流出事故になった。第89回アカデミー賞では視覚効果賞、音響効果賞にノミネートされた。アカデミー賞にノミネートされただけあって、迫力が凄い!いや物凄かったです!本物の現場なのではないかと思うくらい緊迫した映像が最後まで続きます。ホラー映画を観ているような怖さと緊張感があります♪火災現場からの脱出劇を軸に描かれているため、詳しい事故原因であったり、遺族やご損害に対する対処などは描かれていません。難しい用語や、いま何の作業をしているのか、理解出来る人は少ないだろうと思います。とにかく大火災に戸惑い逃げ惑う作業員たちの姿を描いているだけ。そのせいか、人間ドラマや事故原因の究明が削られているのでオチが無いように感じました。前半部分の事故が起きるまでの話もちょっと長かった。まぁ事故の経緯を見せるだけのドキュメンタリー映画のような仕上がりでした。どこに怒りをぶつけていいのか分からない遺族の姿は何とも言えない…。遺族の気持ちを思うと心が痛みます。安全を怠ると取り返しの付かない事故に繋がる…

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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