股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

高慢と偏見とゾンビ

2017年04月12日 14時10分01秒 | 映画評論カ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ/イギリス
日本公開:2016年9月30日
監督:バー・スティアーズ
出演:リリー・ジェームズ,サム・ライリー,ジャック・ヒューストン,ベラ・ヒースコート
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18世紀のイギリスで、謎のウイルスが原因で大量のゾンビが出現し、人々を襲撃するという事件が発生。田舎で生活しているベネット家の、エリザベスら5人姉妹はカンフーを駆使してゾンビと戦う毎日を過ごしていた。ある日、エリザベスは大富豪の騎士であるダーシーに出会うも、高慢な振る舞いに嫌気が差す。やがて、二人は共に戦うことになるが…。
イギリスを舞台にした恋愛小説の名作「高慢と偏見」とゾンビを融合させ、ベストセラーになった原作を実写化したアクション。ゾンビと戦う日々を送るヒロインが大富豪の騎士と出会い、高慢な彼と嫌々ながらも共闘し、心を開いていく姿を描く。監督は『きみがくれた未来』などのバー・スティアーズ。出演は、『シンデレラ』などのリリー・ジェームズと『コントロール』などのサム・ライリーら。古典とゾンビの調和と、スタイリッシュなアクションにくぎ付け。

イギリスを舞台にした恋愛小説「高慢と偏見」にゾンビを融合させた異色アクション。十数年前にキーラ・ナイトレイ主演の「プライドと偏見」を観たことを思い出しました。内容忘れたけど…(笑)まぁ恋愛映画に邪魔にならずにゾンビが混ざったきた感じで違和感はありませんでした。お嬢様たちが華麗なドレス姿を見せたと思ったら、次の瞬間ゾンビたちをバッサバッサと殺していくのは観ていて痛快でした。グダグダになるかと思ったらホラー要素とラブストーリー要素がバよく混ざっていて意外と悪くなかったです。ゾンビ映画が苦手な人でも楽しめるし何も考えずに観るには丁度いい作品。B級映画っぽさはあるけどセットや衣装にお金がかかってるなと思いました。ただホラー好きの自分としてはグロさが控えめだったのが残念(笑)ハエを使って死臭を探る方法は斬新で面白かったですが♪ベースの『高慢と偏見』の世界を崩したくなったのか主要な登場人物たちが誰も死なないっていうのは少々物足りなさもある。ベースを崩したくなかったせいで、ぶっ飛んだゾンビ映画の演出を期待していた自分のような人には淡々とした印象の映画でした。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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