股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ミッドナイト イーグル

2007年11月19日 23時42分59秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年11月23日公開
監督 : 成島出
出演 : 大沢たかお,竹内結子,玉木宏,吉田栄作,袴田吉彦,大森南朋,石黒賢
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戦場カメラマンとして活躍していた西崎は、現実に傷つき、また病気の妻を顧みずに死なせてしまった事を悔やむ日々を送っていた。ある夜、冬の山中で西崎は空を飛ぶ赤い光を撮影する。それは北アルプスに落下していく米軍のステルス爆撃機だった。すぐに自衛隊の特殊部隊が送り込まれた。ステルスには「特殊爆弾」が搭載されていた。一方、西崎も後輩の新聞記者と共に墜落現場へ向かう。しかし予想外の難関が彼らを待ち受けていた。
原作は高嶋哲夫の同名ミステリーで、『亡国のイージス』『ホワイトアウト』の脚本を担当した長谷川康夫、飯田健三郎が脚本を手掛けた。『フライ,ダディ,フライ』の成島出が監督を務め、本作はスケールの大きな山岳アクションに仕上がった。過去に起きた出来事により心に傷を持った男が、愛するものを守るために命をかける。その主人公の西崎を大沢たかおが扮し、観客の共感を誘う演技を見せている。実際に冬の山岳地帯でロケされた映像は迫力十分で、自衛隊全面協力のアクションシーンはスケール感も大きい。北朝鮮との緊張が今も続く中、本作を見たら「もし、こんなことが実際に起きたら」と考えずにはいられないだろう。
日米合作らしいですが、そんな雰囲気は全くなく完全に日本映画でした。ぶっちゃけて言えば織田裕二主演の「ホワイト・アウト」とほとんど変わりない設定でも素材としては決してつまらない話ではないはずです。しかし本作はどこか抜けてる所がありました…。戦闘シーンに緊迫感が全くないのも原因の一つ日本部隊って工作員にバンバン打たれるほど馬鹿なんでしょうか??玉木宏の目立ちすぎるほどの服、かなりの工作員がいるのに襲ってこない謎、ミサイルランチャーを持ってるくせに撃ってこない工作員、そしてそのミサイルランチャーに対して「目標が定まらないから朝まで撃ってこないさ」という吉田栄作の自信。ミサイルランチャーなんてあのデカいヘリに当てればいいんだし撃っちゃえばよくね?なんだか疑問、疑問がどんどん出てくる展開でした。とくに一番驚いたのは大沢たかおと玉木宏が3度くらい工作員に狙われてるのにギリギリで避けてることあれはどう考えても変ですよ…。竹内結子も、大沢たかおとの微妙な関係が気になりました。死んだ妻の妹って…。妻でいいじゃん!!(笑)総理大臣も慌てようが大袈裟で総理大臣には見えませんでした。ラストも無理矢理片付けました感があって感動すらしません。壮大なスケールとは程遠いB級でしたね

この作品の評価・・・・66点
コメント (2)
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