股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

マリア

2007年11月16日 01時27分09秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2007年12月1日公開
監督・製作総指揮 : キャサリン・ハードウィック
出演 : ケイシャ・キャッスル=ヒューズ,オスカー・アイザック
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中東エルサレム。ヘロデ大王の税金取り立てに苦しむ村ナザレに住むマリアは、ヨセフとの婚約中に身籠ってしまう。天使ガブリエルから「それは神の子だ」と告げられたマリアは、両親にも告げることができずにいた。その頃、“救い主”誕生の預言に怯えるヘロデ大王の命により街の人口調査が始まり、“救い主”になる可能性のある者は抹殺する命令が下る。マリアはヨセフの故郷ベツレヘムへ、二人で旅をすることを決心するのだった。
『最後の誘惑』『パッション』『聖衣』…イエス・キリストを描いた映画は数々あるが、キリスト誕生に至る母マリアと父ヨセフの物語は今までほとんど映画化されることはなかったそうだ。マリアがひとりの女性としてどう葛藤し、妻としていかに愛を育み、母としてどう決心したかをつぶさに描き出している。クライマックスの「馬小屋のシーン」は感動的だ。弱冠12歳でオスカーにノミネート(『クジラの島の少女』)されたケイシャ・キャッスル=ヒューズが、少女から女へ、そして母の顔に変わっていくさまを見事に演じきっている。
メル・ギブソン監督作品「パッション」ではキリストの最後の12時間を描いていましたが、本作はキリストが誕生するまでお話。宗教的な要素が多いのかなと予想してましたが、そこまで宗教染みてはいません。1組の夫婦の物語って感じです。苦難の旅、母マリアの妊娠、そしてキリストの誕生と、奇跡としかいいようがない事が起きたりしますが、感動的なシーンもあります。まぁ映画で観るほどではないですが…

この作品の評価・・・・66点
コメント
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