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貞子vs伽椰子 ★★

2016年06月21日 | アクション映画ーサ行
世界でも評価の高いJホラーの2大キャラクター、『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子の対決を描くホラー。貞子と伽椰子、さらには『呪怨』シリーズの俊雄も絡み、恐怖のキャラクターたちによる衝突を活写する。主演は、『東京PRウーマン』などの山本美月。監督には『戦慄怪奇ファイル』シリーズや『ボクソール★ライドショー~恐怖の廃校脱出!~』などの白石晃士。Jホラー界を代表するキャラクターたちの対決の行く末に期待。
あらすじ:女子大生の有里(山本美月)は、あるビデオを再生する。それは、観た者に貞子から電話がかかってきて、2日後に死ぬという「呪いの動画」だった。一方、女子高生の鈴花(玉城ティナ)は引っ越し先の向かいにある「呪いの家」に入ってしまう。霊媒師の経蔵(安藤政信)は二つの呪いを解くために、呪いの動画の貞子と呪いの家に居る伽椰子を激突させようとするが……。

<感想>女子大生の2人がVHSのビデオ機を探しにリサイクル店にやってきて、古びたビデオデッキを買っていく。部屋で両親の結婚式のビデオを見ようとしたら、その古いデッキには汚らしい呪いのビデオが入っていたのだ。そこからが、見てはならぬ呪いのビデオを見てしまった女子大生の夏美。それから、呪いの電話が掛かってくるし、2日後には死んでしまうというのだ。
都市伝説を研究している大学教授の甲本雅裕は、もし本当に呪いのビデオがあったら高く買い取ると言っていたので相談すると、霊媒師を紹介して夏美の呪いを取払ってあげようというのだ。

しかし、貞子の呪いは強力であり、テレビの画面の中から這い出てくる貞子の気味悪さに驚くも、霊媒師もろとも、お付の2人の人間まで呪い殺してしまう。それに、大学教授の甲本雅裕までもが死んでしまうのだ。

それに、女子高生の鈴花(玉城ティナ)は、同級生からは、あの家には絶対に入ってはいけないと言われていたのに、引っ越し先の向かいにある「呪いの家」に引き寄せられて入ってしまう。猫の鳴き声とともにトシオが表れます。

そこには、近所の悪ガキと虐められている男の子の4人が入っていき、トシオに引きずられて殺されてしまう。そして、階段を四足で這いずって降りてくる伽椰子の気味悪さもひとしおですから。今回も真っ白塗の裸の男の子トシオが出てきて、ちっとも怖くありませんから。

そこへ登場する霊能界の異端児である経蔵が、盲目の少女・珠緒ちゃん(菊地麻衣)を連れてやってきて「化け物には化け物をぶっつけるんだよ」と言い張り、伽椰子の呪いの家に貞子のビデオデッキを持ち込み、その家で2人を対決させるというのだ。監督が呪いのビデオの映像を新しく作ったというが、廃墟のビルの中に、奥にドアがありそこから貞子が出てくるというものでした。

伽椰子の家には、庭に古井戸があり、そこへ夏美の代わりに友達の有里が井戸の中へ入って貞子と伽椰子を誘き出すという設定なんですね。度胸のある有里には感心させられる。

経蔵を演じているのは、安藤政信さんで黒ずくめでかっこいいです。ですが、やはり強力な貞子のパワーと伽椰子と一体化し、合体した化けもんには敵いません。真っ二つになる経蔵。貞子の姿が四つん這いになって

もうこれは、『フレディVSジェイソン』のようなもので、ですが日本版では、2つが合わさると物凄い化け物になり、これは目を覆いたくなるような代物で、やはり貞子の方が強いようで、伽椰子の目の中へ貞子の髪の毛が入っていく。怖いというよりも複雑な気分になりますから。クライマックスなのにテンションが上がらないお化け屋敷に入ったような気分ですよ。
良かったのがエンドロールで、聖飢魔Ⅱのデーモン閣下の歌に痺れました。最後まで見て下さい。貞子の姿が四つん這いになって出てくるおまけの映像がありますから。

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