風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

下唇は歌口に軽く触れよう

2022-05-15 | ミツロウ・調律方法

パンフルートの音程を安定させるには下唇が歌口に触れる形態に注目しま

しょう。

 

 

 

曲の中に16分音符が出てきます。

このスピードの瞬間の下唇が歌口に触れる形態を切り取ってみてください。

管移動のスピードがある瞬間は予想以上に軽く触れているでしょう。

パンフルートで音を出すには下唇を歌口に触れさせて息を吹き込みます。

5%ぐらい軽く触れても、100%強く押しつけても音は出ます。

私から伝えたいことは16分音符の時の軽く触れる形態を基準にしてほしい

ということです。

ここで唇の触れ具合を見つめ、研究してみてください。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


速く吹く時に唇の触れ具合秘密あり

2022-05-12 | ミツロウ・調律方法

パンフルートで速く吹く時はいちいち唇を強く押しつけている暇はあり

ません。

 

 

 

パンフルートの曲選びでは、ついつい速い曲を敬遠しがちです。

ゆったりとした曲を気持ちよく吹いている時の唇の触れ具合を確認してみ

てください。

速い時とゆったりとした時、下唇が歌口に触れる%を確認しましょう。

ゆったりとした時、唇を強く押し付けると音程は下がります。

速い時、唇を軽く触れると音程は上がります。

曲を吹くうえで音程が波をうってはなりません。

どちらかに統一しなくてはなりません。

さて、どちらにするか考えてみてください。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
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軽く触れと押し付けでは音程が変化

2022-05-07 | ミツロウ・調律方法

調律時下唇が歌口に触れる量により音程が変化します。

 

 

 

下唇が歌口に触れる時、触れた瞬間とそれ以降押し付けた時の形態の変化を

比べてみてください。

0から触れることを始めて触れる範囲が40%ぐらいで止めてください。

その場所で音を出してチューナーで音程を見ます。

その後50%を超えて唇を押し付け100%から下がって80%ぐらいで

止めてください。

その場所で音を出してチューナーで音程を見ます。

軽く触れる時と押し付けた時の音程差はありますか。?

原因を形態の変化を見て探って見てください。

 

 

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調律時下唇の押し付けすぎに注意

2022-05-04 | ミツロウ・調律方法

パンフルートの調律時では1管ずつ丁寧に音を出して行きます。

 

 

 

1管ずつ音を出して行く時、ついつい下唇を50%以上管の歌口に押しつ

けています。

曲を吹いてみてください。

特に速い曲や16分音符の時、各管に唇を押し付けていたのではスピードに

ついて行けません。

練習の時、曲を吹きながら下唇が歌口に何%ぐらい当たっているか確かめて

みてください。

調律時には、その当たり具合をキープしてそれ以上押し付けすぎないように

しましょう。

 

 

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