パンフルートに限らず楽器は空気中に振動を起こすことから演奏は始まります。
パンフルートで音を出す瞬間は緊張するものであり、無から有を作り出す創造の歓びを
味わう瞬間でもあります。
11月に講演された小方厚先生は「音楽は振動から始まる」とおっしゃいました。
私はパンフルートを演奏する方の創造性の第一歩は、この音を出す(ビームを吹き付けて
音が出る瞬間)瞬間だと考えます。
体力・唇の形・感性の違いなどその人独特の音が現れるはずです。
A=442Hzの波形は一緒でしょうが、機械で計測できる波以外に私たちは「感情のこも
る音」を聞き分けることができます。
どういう視点からのアクションで無表情な音が出たり、感情こもるおとが出たりするのか
立ち上がった振動波をイメージすることで迫って行きます。
風の音パンフルート制作工房 広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで