参考までに私が現在パンフルート演奏時に使っているタンギング方法を公開いたします。
空気の通り道を狭め圧力を逃がしません。 下部箱型部分補修中のパンフルート2台。
私も以前はパンフルート音出し時に舌先を上歯裏にあてる動きの大きい一般的なタンギング方法をおこなっていまし
たがトコトコ奏法を追求しているうち舌腹を使うことが多くなり、全てのタンギングが舌の動きの少ない現在の形と
なりました。
パンフルート演奏では大量の空気が必要となります。
肺の中に取り込んだ空気を出来るだけ有効に使えるようになることが上達への第一歩であります。
参考資料・私のタンギング方法ではタンギング位置から両唇までの空気の通り道を1本道で狭めているのが特徴であ
ります。
イメージとしては遊びで舌を筒状に丸めて空気を通したりしますが、このように舌腹を利用して空気を通します。
タンギング位置で得た圧力のある空気をできるだけ減圧させず両唇の隙間まで届けるためです。
みなさんが今までやってきたタンギングとはかなり違っているとは思いますが、タンギングも創意工夫しだいでは
違った世界へ突入することができます。
試してみてください。
パンフルート工房では「風の音パンフルート」を自然とともに製作・演奏を行なっております。
購入・修理・パンフルート教室などのお問い合わせは082-894-0854または panflute3@yahoo.co.jpまでどうぞ。