梅雨入り間近ですがこの時期は湿度が多く調律が難しくなります。
6月2日(土)瀬野ほたる祭りの出演に向けて使用楽器の最終調律に入りました。
5・6・7月の梅雨前後は湿度が高くパンフルートにとって最も過酷な季節です。
パンフルート管は自然の素材ですから表面にニスが塗られているとはいえ、呼吸をして
おり外の空気と同じ状態に保たれています。
梅雨時期は管組織内に水分が多く入り込んでおりいくぶん膨らんで来ます。
管の肉厚部分が膨らむということは音程を決める要素の管内体積が小さくなることです。
体積が変われば当然音程も変わります。
梅雨時期は多湿度要因により音程が高くなります。
音質は乾燥期の乾いた軽い音に相対して、鈍重で曇った音となります。
風の音パンフルート制作工房 広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854 panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで
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