広島私立千田小学校から依頼のあった枯れたカイヅカイブキの木(広島市認定被爆樹木)のパンフルートは今年7月
児童用10管ピッコロパンフルートとして40台を製作納品いたしました。
残りの材料で次の製作グループは20管ソプラノ・22管アルト・23管テノールをそれぞれ数台ずつ製作中です。
いまの工程は低部箱型用に取り付けた薄板の表面をなめらかにするため、木工パテを塗込む作業を行っております。
厚さ1㎜の薄い板を貼付けるのですから、管の凸凹に沿って波状の面となります。
そこにパテを何十回も塗っては乾かし凸部を削り取るという作業を繰り返すのです。
最初は粘り気のあるパテを盛りつけ、次に水分を加えてドロドロのパテを伸ばし、仕上げにはさらに水分を加えて
塗料状のサラサラのパテに調合して塗り重ねます。
20台くらいのきめ細かい仕上げとなると今まで1ヶ月かかりましたが、あと半月以上はかかりそうです。
3種類のピッコロパンフルート(メダケ製)も 同時進行中。
風の音パンフルート製作工房では自然の中で育った音を再現する楽器作りを行なっております。
購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは082-894-0854またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。
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