パンフルートはパイプオルガンが生まれる時の形や音のでる原理の原型となりました。
大型のコントラバスと定型のアルトパンフルート。 パンフルート前畑お正月用の白菜。
パンフルートは1音の音程を出す管を横一列に束ねて固定したシンプルな楽器であります。
1管1音と言いましたけれど、1管で半音下げる奏法はパンフルート演奏上必要不可欠な技法であります。
上級クラスになると1音半から2音下げることも可能になります。
歌口から送り込む空気の圧力を変えたり角度を変えたり管の口径を下唇で半分塞いだりして音程を下げて行きます。
音程を下げることが可能ならば上げることも出来るだろうと思われるでしょうが1管で音を上げて行くことは非常に
難しくなります。私で半音まで上がりきりません。
私はパイプオルガンに精通しているわけではないので軽々なことは言えませんが、オルガンの鍵盤を叩くちからを
てこの原理などで伝え管上部に空気を送り込むことで音を出しているとおもわれます。
パンフルートは人の唇から直接、パイプオルガンは間接的に空気を送り込む違いがあるだけで音の出る原理は全く
一緒です。
その他にも管の径と長さにも共通点があり後世パイプオルガンが発想されたときパンパイプ(パンフルート)が
手本になったことは容易に想像できます。
パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合わせは082-894-0854または香原 良彦
までどうぞ。広島パンフルート愛好会教室へもどうぞ。nakamura@an-pan.org
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