仕上げ塗りで乾燥中のパンフルートたち。 製作中のパンフルート
パンフルート製作・販売・教室のパンフルート工房香原です。
今年3月より組み立て始めた金明竹のパンフルートたちですが4~5ヶ月たち、管と管との接着面と底の補強部分もしっかり固まり
微動だにしない堅固たる形が出来上がりましたので次の工程の底の箱部分の仕上げに入りました。
次の工程に入るのにここまで辛抱強く待つ理由は、接着面の糊が完全に乾くには数ヶ月は必要なのです。
今までは組み立て始めると早く音が聞きたくてたまらなく、一刻も早く仕上げたいのですぐ次の工程に入りましたが糊が乾ききって
いない状態で動かし力を加えて伸ばしてしまうとこの伸びた状態は元に戻ることはあり得ません。
この数ヶ月が待てなくていくら仕上げ塗りを繰り返してもひび割れが入り続ける失敗を繰り返してきましたので、今回は組み立てが
終わってもしばらくの間動かさず待っていました。
仕上げ塗りは柔らかい木工パテを薄く塗ってては乾かし、滑らかに削ることを数回繰り返します。
パンフルート工房香原への問い合わせは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。
広島パンフルート愛好会へもどうぞ。nakamura@an-pan.org.vcf
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