風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

被爆樹木最終材料取り

2016-08-11 | 被爆樹木のパンフルート

71年前に被爆し生きて平和の尊さを発信して来た千田小学校被爆樹木カイヅカイブキは約3年前枯れてその

役目を終え、当工房に来て新たな未来へ向って生き続けています。

  

 

 現在50台の被爆樹木カイヅカイブキの木のパンフルートを使っている広島市立千田小学校合唱隊は隊員数

50名で全員に楽器が行き渡りちょうど良い状態でしたが、7月に同小体育館で行なわれた演奏会後4名の新

入会者がありました。

楽器が足りなくなったためパンフルート製作工房に保管してあったカイヅカイブキ残材を集め、材料取りから

製作を再開しております。

大きな塊をスライスして必要寸法の角材を確保して行きます。

この作業で全ての素材塊は使い果たしました。

あとは管に仕上げて行きます。

 

  

 

風の音パンフルート製作工房では被爆樹木カイヅカイブキの木をパンフルートに再生するお手伝いを行なって

おります。お問い合わせなどは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。