いまパンフル−トの音に表情をつける研究をしていますが1ヶ月・2ヶ月の単位で完結するものではなく、息の長い
取り組みが必要であることが分かりました。
金明竹のパンフル−ト(標準アルトタイプ) パンフル−ト底部加工をしています。
パンフル−トの音を極めて行く道には「テクニック・技巧」と「音の表情・感情表現」の2つの道が考えられます。
当然どちらも大切で両方を極めれば良いことはわかっていますが、人生限りある時間の中で両兎を追いかけるには
無理があります。
どちらかを優先してパンフルートに向き合われることをお勧めします。
春は午後のティータイムにタンポポ茶を楽しみます。 昨秋から植え付けてあった春野菜も順調に育っています。
というのもそれぞれの到達点によってパンフルートの音の見え方や感じ方が違っているのです。
例えば一人のパンフル−ト演奏ビデオをテクニック優先の人と表情優先の両名が見て評価を話し合ったとします。
テクニック優先の人は、間違い個所がないか。音がくすんでいる箇所がないか。などが目につきコンクールの審査員
的な立場で数値化して評価します。また自分とのレベルの差も気にしたりします。
一方表情優先の人は、間違いは暖かかく見守りながらも平面的な演奏などで音が伝わって来ないと厳しい評価をいた
します。全体の雰囲気など感覚的な見方をします。テクニックは練習量により克服できるという立場です。
あなたは今、人の演奏を聞いた時どの立場で「どの視点」で見ていますか?
どちらが良いとも言い切れませんので「違った見方をする人もあるものだな」ということを認めてあなたのいまの道
を進んで極めてください。
パンフル−ト製作・販売を行なっております。お問い合わせは香原 良彦 <xiaxi@go8.enjoy.ne.jp>または
080-5235-7664までどうぞ。パンフルート工房住所 広島市安芸区上瀬野町205(739-0302)