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風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

パンフルート愛好会練習曲準備

2016-12-18 | パンフルートレッスン

パンフルート界での一大イベント「中村純先生を囲むパンフルートのつどい」が終わり、愛好会では次のテーマ

を設定し練習に入ります。

  

 

広島パンフルート愛好会の次のテーマは、

  1、#系・♭系の多い調の曲を使って「半音」の練習。

  2、いままで「ト・コ」のダブルタンギングを推奨してきましたが、

    「ト・コ・フ」の3段階、トリプルタンギングの練習。

ということで課題曲を決めて行きます。

 

  

 

風の音パンフルート製作工房では楽器製作と共に演奏・教育にも力を入れています。

連絡先  080-5235-7664  080-894-0854    mail  panfrute@yahoo.co.jp

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基礎練習:練習に集中するには

2016-07-19 | パンフルートレッスン

パンフルートの基礎練習はややもすると惰性に流れ集中力が欠けるものです。

  

 

 集中力はイメージ作り。

雑念が入らないためには「絶対うまくなってやる」という信念のもと、せっかくこの世に誕生した1つ1つの音を

愛情を込めて育てて行くことです。

ほとんどの方はテクニックを優先しておられると思いますが、技術力は一朝一夕には進化しません。

同じところをウロウロしている感じですぐに飽きが来てしまいます。

その点「音質」は毎日・毎回違います。

練習では同じところを何回も繰り返します。

惰性で行なっている方は気がつかないでしょうが、毎回1つ1つの音は違っています。

テクニック優先の視点から音の違いがわかるプロフェッショナルに変貌いたしましょう。

だれもいない場での練習とはいえども音質への取り組みはいつも真剣勝負です。

  

 

風の音パンフルート製作工房では鈍重ではあるものの柔らかく温かい素材を使った楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。

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基礎練習:音に心を込める練習

2016-07-13 | パンフルートレッスン

みなさんはパンフルート練習時で1つ1つの音を出す時、なにを思っていますか。

            

おなじ音を出すのなら、練習時から音に心を込めて聞き手に伝わる音とはなにかを追求しながら進めましょう。

 

 相当手前ミソになりますが、以前私のラジオ放送の音を聞いた方からのお便りを紹介いたします。

「朝のラジオでパンフルートの曲を聞きました。その時からだが衝撃を受けました。

・・・いつもからだの中に隠れているような、普段我慢していることや出て来ないように隠している悲しみとかが

   ブワーと表に出て来るような・・・

でも大丈夫、そんなものを浄化してくれるような曲に思わず感動でした。」

というものです。この方は早速動画サイトやCDで他の人のパンフルートの音を聞いたそうでありますが、私のあの

音には出会なかったそうであります。

このお便りを見て私がパンフルートで音を発する時に一番大切にしている「音に乗せて心を伝える」ということに

初めて受け止めてくださる方が現れたと道半ばではありますが、勇気づけられました。

 

私のページの記事は一貫して「1つ1つの音を大切に出して聞く人に伝える」という視点に立っていますので、皆

様方もこの視点で練習に励めば音に感情が乗り移るのではないでしょうか。 

            

 

風の音パンフルート製作工房では温かくほのぼのとした音質材を使って楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。

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基礎練習:低音をしっかり出そう2

2016-06-23 | パンフルートレッスン

パンフルートの低音をしっかりとした音で立ち上げるには発想の転換が必要です。

   

 

 低音をうまく吹くには「唇を締めてタンギングで形のはっきりした空気の塊を送り出してエッジにぶつける」と

いった今までの概念は通用しません。

全て逆で1・唇は緩め、2・強いタンギングは厳禁、3・空気の形にはこだわらず、4・空気送り込みの目的は早く

管内に送り込み圧力を上げること、となります。

これはパンフルートの音の立ち上がりの根源の部分であり、初めてパンフルートに接した方にいきなりタンギングを

指導して音が立ち上がらなくて、その方はパンフルートをあきらめたということがよくあります。

音の立ち上がりの大元は空気の速度のある塊が管底まで達し歌口まで上がって来て 、それをさらに次の空気の塊が

押さえつけ管内の圧力を高める連続した動きににあります。

強いタンギングの空気の塊はどちらかと言うと一発勝負型で、必ず音の良く出るピンポイントに届けなくては弾けて

しまい持続性はありません。

みなさんが万能と思われているタンギングも諸刃の剣であることを認識してください。

 

   

 

風の音パンフルート製作工房では温暖な気候で育った温かい音の素材で楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。

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基礎練習:低音をしっかり出そう

2016-06-21 | パンフルートレッスン

みなさんお持ちのパンフルートの低音部、特に最低音管の音は良く鳴ってくれるでしょうか。

   

 

 広島パンフルート愛好会では11月6日開催される第5回パンフルート発表会「中村純先生を囲むパンフルートの

つどい」に向け合奏曲を練習中です。

曲は「パンの夢」でコントラバス・テノール・アルトの音域の違う楽器を使い、3オクターブの音の世界を表現しよ

うと奮闘中です。

私はテノール(最低音4C)より1オクターブ低いコントラバスパンフルート(最低音3Cより17管)で合奏に参

加しています。

低音管はテノール4Cが円18㎜に対しコントラバス3Cは円26㎜と太く向かい側エッジの壁に空気の塊(ビーム)

をぶつけて音を立ち上げて行こうとするイメージを持っている方にとっては、とても届く距離ではありません。

また通常の両唇をしっかり締めてはっきりとした音を出すタンギングを行なう方にとっては空気の塊が音を立ち上げ

る作用(管内の空気に圧力高める)を起こす前に分散してしまいまったく刃がたちません。

低音をうまく立ち上げる場合「パンフルートの音の立ち上げ=タンギング操作」という固定概念は捨て、いかに早く

管内圧力を高めて行くか、そのためのビームの空気の流れを意識的に作り出して行く操作が必要となります。

この「管内圧力を高める」という概念は中音域・高音域にも通じる部分がありますので、音が出にくい低音でしっか

り訓練して豊かな音を身につけましょう。

   

 

風の音パンフルート製作工房では柔らかく温かい音の温暖地方の素材を使って楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。

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