空気を押し出しを見る時、自らの体の筋肉を使って空気を締め付け圧力をかけています。
今の段階では音は出るだけでよろしいですが、より良い音を出すために何気ない動作より
少しずつ意識した動きを増やしていきましょう。
空気に圧力がかかる状況は一昔前に使用された「火吹き竹」(私のところでは薪風呂釜や
薪ストーブの火起こしで使っています。)を連想してみてください。
火吹き竹は吹き口は大きな径ですが、出口はごく小さな穴しかあいていません。
小さな穴から勢いよく空気を噴出させるためには吹き口から強く空気を送り込み、竹管内
の空気の圧力を高めなくてはなりません。
これを人体にあてはめて吹き口を腹筋位置に小さな穴を両唇のすきまに例えると,圧力のか
かり方や穴から勢いよく出る空気の様子が連想できるでしょう。
両唇の締め付け具合も連想でき、調節できるようになるとよいですね。
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