ケヤキのパンフルート(テノール22管) 檜のパンフルート(アルト22管)
桜のパンフルート(アルト22管) 肥え松のパンフルート(アルト22管)
パンフルート販売しております。問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。
ケヤキのパンフルート(テノール22管) 檜のパンフルート(アルト22管)
桜のパンフルート(アルト22管) 肥え松のパンフルート(アルト22管)
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パンフルートの材料(柿の木) 工房軒先きの干し柿
パンフルート製作販売・音あわせ吹きかた教室のパンフルート工房香原です。
当パンフルート工房のまわりは360度すべて山に囲まれております。
そのなかをJR山陽本線・国道2号線・瀬野川が通りにぎやかというかいささかやかましい集落であります。
里山の自然も豊富で竹と木でパンフルートを作る私にとってかかがえのないところであります。
この中からパンフルートの材料として柿・椿・ほうの木・栗ほかの広葉樹を準備しております。
これらの素材がパンフルートの形になるのは1~2年先になると思うがどんな音を出してくれるか楽しみにしている。
柿の木はゴルフのドライバーヘッドにも使われる硬くねばりのある木。椿は白くきめの細かい肌をした硬い木。
ほうの木は版画板に使われる柔らかい木。栗の木は腐りにくく建材の根太に使われたりする。
これらの素材がパンフルートの形になるのは1~2年先になると思うがどんな音を出してくれるか楽しみにしている。
パンフルート購入修理・作り方の問い合せは082-894-0854またはぞxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。
広島パンフルート愛好会へもどうぞ。nakamura@an-pan.org.vcf
ひのきのパンフルート(アルト22管) 里山の幸マツタケ
パンフルート製作販売・音あわせ吹きかた教室のパンフルート工房香原です。
家の建築素材として松・杉・檜の3種はよく使われていますので木のパンフルートを作る時はずせない一品であると
それぞれの材でテストピースを作って実験を行いました。
松・檜の音は合格点でしたが杉は木目の粗い部分で管内に圧力がかかったとき空気が抜けて圧が上がらない感じで、
音が立ち上がりきれませんでしたので杉の木の楽器は作らないことにしました。
今回の檜のパンフルートの材は枝部分の材が大量に手に入ったのでこれで作ってみました。本体ぶぶんの白く木目の
真っ直ぐな部分はのちの組み立てといたします。
檜の枝部分は本体よりさらにきめ細かく重さも増します。芯の部分は赤みがさしパンフルートの管として削ると千差
万別の模様があらわれそれぞれの管がアートとして個性を放ち見た目に楽しい外観となりました。
音は硬めの「乾いた鋭い澄んだ音」がでます。音の立ち上がりの線も太く響きも合格点であります。
硬めの音で歯切れのよい音楽を目指す方にはピッタリのパンフルートであります。
パンフルート購入修理・作り方の問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。
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ケヤキのパンフルート(テノール22管) 里山の幸クロッコとマツタケ
パンフルート製作販売・音あわせ吹きかた教室のパンフルート工房香原です。
ケヤキの木のパンフルートは私が木の材でパンフルートを作るきっかけとなった最初の木であります。
10年前(2001年)にケヤキの木は兵庫県高砂市からやって来ました。
地元で愛され大切に見守られてきたケヤキの古木が道路の拡張工事により伐採されることになった。これを惜しんで
ケヤキの下でパンフルートのコンサートが開かれた。このことがきっかけで保存運動が起こり別の場所に移植される
ことになった。移植のときの枝落としで切られた枝の一部が当工房に届いたのである。
木の材料の穴あけがうまくいくのに3年、組み立てに1年の歳月をかけ8台が完成し演奏家に6台地元に1台当工房
に1台が渡っていった。その後2度ほど移植されたケヤキを元気づけるコンサートが行われた。
完成した当初は音の立ち上がりの線が細く最大音に成長させるのに時間がかかり使いやすい楽器とは言いがたい状態
であったので、当工房で保管してある1台を何度か工夫改造して現在にいたっています。
改造後の音の立ち上がりは竹の楽器と遜色なく広がりのある立ち上がりになりました。改造の副産物として音をふくら
ませていく時自然にビブラートがかかったような音が出てこれが豊かな表情を出してくれます。
できたら他の7台も改造ドッグにいれてもらいその台に合った改造ができたらと願っています。
パンフルート購入修理・作り方の問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。
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山桜の木のパンフルート(アルト22管) 里山でとれるキノコ
パンフルート製作販売・音あわせ吹きかた教室のパンフルート工房香原です。
桜といえばまず「そめい吉野」の花を思い浮かべますが、パンフルートの材として使用する場合このそめい吉野
の木を切り倒したのでは怒られてしまいますので里山に自生している山桜の木を利用いたします。
当工房ではカマドに薪を燃やしてその炎でパンフルートの材の竹の曲がりを直します。そのほかに薪ストーブや風呂
焚きに薪を利用しますので定期的に里山の木をきりたおし薪として保管しておきます。
そのとき山桜の木だけはほかに利用する目的があるので直接燃やさないよう別に保管しております。
桜の木のパンフルートの音は混じりけのない純粋で透明な音が出てきます。反面余分な音を含まないので線は細くなり
音を立ち上げてからふくらませる間に一工夫が必要となります。
パンフルートの音の立ち上がりかたにはいろんなタイプの楽器がありますがこういう人間の力で能動的に働きかけない
とうまく行かないタイプを使いこなした時その人の演奏能力は飛躍的に向上していくのではないでしょうか。
パンフルート購入修理・作り方の問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。
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