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風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

アルトパンフルート15台分を下処理中

2017-09-27 | 木のパンフルート

木のアルトパンフルートが在庫0となったので、急きょ製作に入っています

 

   4管分×15の60本のパンフルート管

   

 

 今回製作中の木のアルトパンフルートは、

   桜(ソメイヨシノではなく山桜)   6台

   松                 3台

   広葉樹(名前は不明、幹が黒茶色)  4台

   サルスベリ             2台

となっています

それぞれ違う表情を見せてくれるものと期待しております

 

     

 

風の音パンフルート製作工房住所 〒739−0302広島市安芸区上瀬野町205

連絡 082ー894−0854 08052357664 panfrute@yahoo.co.jp

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音質を決定づける管の下処理

2017-09-21 | 木のパンフルート

竹・木に関わらず組み立て前の「管の下処理」は音質を決定づけます

 

   

 

 今までのパンフルート製作の経験上、音質は素材50%・下処理40%・組み立て後

加工10%の割合で決定します

人が関われる部分の大部分が組み立て前の下処理にあります

ここで安易に妥協して次の工程へと急ぐと、後悔します

綿密に立てた手順を忠実に実行いたします

 

   

 

風の音パンフルート製作工房では1管が独立した楽器である・パンフルートはその22管の

集合体である、との信念のもと全工程を音作りに集中しています

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木のアルトパンフルート在庫0

2017-09-19 | 木のパンフルート

千田小学校から依頼された被爆樹木カイヅカイブキのパンフルート作りが丸3年かかって

いる間に在庫切れの種が出るようになりました

 

   

 

 もともと木のパンフルートは1本1本の素材を管の状態にするのが手間がかかり、一度に

多くの台数は作れません

とは言え1〜2台の製造では場面転換の時間が無駄で、一度セットした工程で少なくとも6

個の管を仕上げたいものです

原木から組み立てが出来る管になるには少なくとも10の場面転換が必要ですので、それが

×22となりますので(6台作るとして)約1ヶ月間は場面を変え、工具を変え管作りに没

頭しなくてはなりません  

 

   

 

風の音パンフルート製作工房住所 〒739−0302 広島市安芸区上瀬野町205

連絡先082−894−0854・080−5235−7664・panfrute@yahoo.co.jp

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パンフルート用桜の木確保

2016-12-14 | 木のパンフルート

雑木林では12月に入ると休眠期に入り、伐採の適期となります。

工房で使用する素材もこの時期に伐採して2〜3年後の楽器完成を計画します。

  

 

 木のパンフルートは  優しく温かい音ですね。

            倍音が豊かで7色に響きます。

 

今回は優しい色合いに仕上がる桜の木の素材を調達いたしました。

パンフルート製作工房近くの里山には無限に素材となる木は育っていますが、それぞぞれ持ち主があり許可を得て

伐採可能な材を工房に持ち帰っています。

工房に着いた素材はひび割れ防止と乾燥促進のため太い部分は4つ割に細い部分は2つわりにして、それぞれ皮を

はいでおきます。

こうしておくと年輪の中央部分・芯から放射状にのびるひび割れの大部分を防ぐことができます。

また、全面加工しておくことで乾燥収縮が均等に進み、収縮による曲がりを防ぎます。

ここまで手を加えて収縮が収まる2〜3年を待ちます。

 

  

 

風の音パンフルート製作工房では竹のほかに木でも楽器作りを行なっております。

どうして手間のかかる木で作るかというと、木の管の音はとにかく柔らかく・優しく・温かいのです。

連絡先  080-5235-97664   080-894-0854    メールアドレス panfrute@yahoo.co.jp

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パンフルートの組み立て見学

2015-01-28 | 木のパンフルート

研修の方には簡易型組み立て台座を作っている間に私の組み立ての様子を見学していただきました。

   

 まず管の上下を決め、歌口(唇のあたる位置)に目印を付けて行きます。

 その後1本ずつ内径・外径を計り記帳して行きます。

パンフルートの組み立てにはいろいろなコツがありますが、まずは私の作業を1から見ていただきました。

どの作業に時間を多く割いているとか、管の接合部を削り出して行く手順とかが見て取れたと思われます。

私にとっては日常的な作業ですが、初めて見る方にとっては驚きの連続だったことだろうと推測されます。

   

ちょうど木のパンフルートの組み立て前の素材があったので接着面を削りながら組み立てて行きました。

風の音パンフルート製作工房ではパンフルートの製作工程を公開しております。

入門希望の方は082-894-0854またはpanflute3@yahoo.co.jpまでご連絡ください。

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