細井恵美子 著
『93歳でわかったこと』
新聞の広告で、この本の存在を知り、Amazon へ注文した。早速読了。
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現在(93歳)に至るまで、作者は、現役に近いかたちで、介護職員として生きてこられた人という。
93歳まで現役! そこに心惹かれて、その人生をのぞいてみたいと思った。
職業の種類によっては、本人の志が固く、健康状態に恵まれれば、可能な場合もありうるのだと思った。
私には真似のできない生き方だが、こういう人生を生きられる方もあるのだ! と、感心する。
少々気になったのは、題名と内容の齟齬。
この本に記されているのは、作者が生涯を介護職員として生きられた個人の歴史であり、<わかったこと>に主眼をおいて書かれた本ではないような気がする。
内容と題名との間に、少々違和感を感じる本であった。
🌟 🌟 🌟 🌟 🌟
「ラジオ深夜便」には、各月ごとに、<◯月の誕生日の花と花ことば図鑑>が載っている。6月号にとりあげられている花はなんだろう? と思いつつ、施設の書籍の中から、下掲の雑誌を部屋に持ち帰って読んだ。
花を確認するだけでなく、掲載の記事を全て読んだ。
耳に聴いて分かりやすいように語られた文章なので、実に理解しやすい。分かりやすさの見本のような文章ばかりであった。そして、<分かりやすさ>は、表現上、最も大事なことでもある、と自覚した。
今夕の、重い雲の下の夕焼けと、漁火一つ。
今夕の、重い雲の下の夕焼けと、漁火一つ。
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