散歩道の歩道にまで蔓を延ばし、艶やかな葉をつけた植物に、淡い緑色の花が咲き、それがやがて、花と同じ淡い緑色の実に変わってゆくのを、ここ半月ばかり眺めてきた。
なんだろうかと気になりながら。
昨夜、植物の本をめくっているうちに、「ノブドウ(野葡萄)」かも知れないと思うようになった。どこにでもある、珍しくもない植物らしい。
本によれば、実の色は、秋が深まるにつれて、緑→紫→青→白と変化するらしい。その移ろいを観察することも、散歩の楽しみに加えることにしよう。
今日は、健康診断を受けることに決め、昨日予約したので、朝の散歩は中止した。血液検査のため、朝食を食べられない。散歩のあと食事が摂れないとなれば、体力を消耗しすぎることになる。というのが、散歩中止の口実である。
食べてはいけないと思うと、いたずらに口にものを運びたくなる。
もう少しの辛抱、と思いながら、日ごろは午後(大方は夕べ)の日課としているパソコンを朝から開き、四篇のブログを書いて、気分を紛らせた。
お昼には外食のご馳走を…と、口卑しく食べることばかりを考えながら。
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