山口線の途中から雨になったが、山口に下車したときには、傘は不要だった。
懐古庵のお庭に、品よくピンクの椿が咲いていた。(写真)
それを眺めに外に出た。
昨年の今頃は、椿に魅せられ、目にするごとに樹下に立って眺め、カメラに収めていた。
昨年も、同じ日に懐古庵を訪れているのだから、この椿は目にしているのかもしれない。しかし、仔細が思い出せない。今日の美しさで咲いていたかどうか?
とにかく一期一会だ。
今年の花は、去年の花ではない。
若木の前で、淡く楚々と咲く花を愛でた。
懐古庵には、二人の若い店員がおられる。物静かな人たちである。
私は、そのひとりに、携帯のアドレス修正のやり方を見てもらった。
ひとりで扱うことに自信がないのだ。
保証人から、それで大丈夫ですと言ってもらえると、安心する。
人に教えを請うことに恥ずかしさを覚えなくなったのは、自分の限界を悟ってからだ。若いときには、なんでもこなせるような思い上がりがあったのだが……。
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