ぶらぶら人生

心の呟き

『あったか言葉とチクチク言葉』

2024-05-30 | 身辺雑記


     佐藤 拓 著

    『あったか言葉 と
     チクチク言葉』


     

               (施設の本を借りて。)

  言葉で語り、言葉を綴り、言葉と無縁な日は、生きている限り、あり得ない。
 この本は、人の心を和ませる言葉と人の心を傷つける言葉について、考えさせてくれる本。
 私自身の日ごろの言葉を顧みながら読了。

 現在は、人と語り合うことが非常に少なくなっている。それでも、家にいるときに比べれば、はるかに対話の機会は多い。
 言葉は、その人の心を映し出すもの。ひとりでに、その語る人の内面が顔をのぞかせる。
 残生を出来るだけ心穏やかに生き、<あったか言葉>で語りたい。

      (施設の本棚から借りた本。)
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ひとときの語らい

2024-05-30 | 身辺雑記



 今日は、津和野在住のSさんにお会いした。
 今から21年前、パソコンの扱い方について教えていただいたのが、ソコロシステムズに勤務しておられたSさんである。
 私は91歳の老女となったが、Sさんはまだ50歳代の方である。

 20年前、パソコンを見たこともなく、操作方法など全く知らない初心者の私に、その手ほどきをしてくださるのは、大変なことであっただろう。時間をかけて、個人指導をしていただき、一応の操作ができるようになったとき、ブログを勧めてくださったのだ。
 私自身は、ブログの存在さえ知らなかった。

 ブログの指導は、ソコロシステムズの他の職員が当たってくださったが、それは確か一回限りの指導で、その折、ブログ名をその場の思いつきで<ぶらぶら人生>と決め、簡単な文章を書いた。
 それをきっかけに、今に至ったわけだが、91歳の今は、濁点をとって、<ふらふら人生>に変えた方が現実的である。が、ブログ名は以前のままである。

 数独を解いたり、「天声人語」を書き写したり、読書をしたりが、比較的楽な作業であるのに対し、書くことは、一番骨の折れる仕事である。
 最近は一度怠ると、それが惰性となって、長期にわたって怠けてしまいがちでもある。
 ブログを諦めなくてはならない日が遠からず訪れるだろう。しかし、可能な限り、老いの日々の思いを書き続けたいと思っている。

 パソコンの指導者・Sさんから、一度会いたいとの電話があって、今日、久々にお会いすことになった。
 レストラン・ジャルダンで、一緒に食事をしながら、お話した。
 ブログには、いつも目を通してくださるらしく、しばらく怠ると、調子が悪いのでは? と、心配してくださるようだ。
 私は、人に読んでいただくというより、私自身の楽しみとしてブログを書いている。
 世界の諸問題、日本の政治や社会の動向に無関心ではないが、「ぶらぶら人生」は、もっぱら身辺の雑記である。
 が、その老女のつぶやきに、今も目を通していただけるのは、ありがたいことだと思っている。
 ソコロシステムズとSさんには、感謝している。
 (付記 パソコンを習った本来の目的は、小説を書くことであったのだが……。)


 以下の写真は、ジャルダンのお店の前に咲いていた花々。


    




    




    




    




    




    


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