7日から8日にかけ、この冬一番の冷えとなった。
山口に出かけていて、凍てつくような冷えと吹雪にあった。
暖かすぎる日の後に訪れた寒の戻りである。
三寒四温の言葉通りの…。
山口の書店で、2冊の本を求めた。
南木佳士著『陽子の一日』
黒田夏子著『a b さんご』
いずれも文芸春秋社刊
書店の一角には、老いに向かう生き方、死に向かう心得といった類の書籍がたくさん並んでいる。
書店をのぞくごとに、新刊も加わっている。
すべての人間が辿る老いから死へのプロセスは、各人にとって一回きりの体験であり、戸惑いが多いためだろう。
しかし、そうした書が、いくらかは参考になるかもしれないけれど、結局、私は私のやり方で、老いゆく自分の間抜け具合と付き合い、それを楽しみながら、生きてゆくしか仕方ないと思っている。
県境には雪が積もり、帰り着いたわが家の庭も、雪の名残りを留めていた。
しかし、雪の愉しみも、そろそろおしまいかもしれない。
風花の舞う日は、まだあるかもしれないけれど…。
山口に出かけていて、凍てつくような冷えと吹雪にあった。
暖かすぎる日の後に訪れた寒の戻りである。
三寒四温の言葉通りの…。
山口の書店で、2冊の本を求めた。
南木佳士著『陽子の一日』
黒田夏子著『a b さんご』
いずれも文芸春秋社刊
書店の一角には、老いに向かう生き方、死に向かう心得といった類の書籍がたくさん並んでいる。
書店をのぞくごとに、新刊も加わっている。
すべての人間が辿る老いから死へのプロセスは、各人にとって一回きりの体験であり、戸惑いが多いためだろう。
しかし、そうした書が、いくらかは参考になるかもしれないけれど、結局、私は私のやり方で、老いゆく自分の間抜け具合と付き合い、それを楽しみながら、生きてゆくしか仕方ないと思っている。
県境には雪が積もり、帰り着いたわが家の庭も、雪の名残りを留めていた。
しかし、雪の愉しみも、そろそろおしまいかもしれない。
風花の舞う日は、まだあるかもしれないけれど…。