甲子園では春の選抜高校野球が行われている。
今日明日で、4強が出揃うことになる。
11時から、中京大中京と報徳学園が、互角に戦っていたが、報徳が勝ちを収めたところで、草花舎へ向かった。
好ゲームからは、つい目が離せなくなる。どちらかを応援しているわけではなく(どちらかといえば西寄りのチーム?)、ただ高校生の溌剌とした姿を見ているのが楽しいのだ。
今日は日差しがまぶしく、初めて日傘をさして出た。
一週間ぶりの草花舎の庭には、花が増えていた。
入り口の桜は八分咲き。(写真①)
丈の低い木が、ピンクのやさしい花をつけていた。(写真②)
数年前、スーザンさんからプレゼントされた鉢の木を、庭に下ろされたものだという。海棠の花である。
スーザンさんは、明後日頃にフランスから帰国されるらしい。
海棠はまだ花をつけていることだろう。
草花舎の庭には、Yさんにとっては、思い出につながる木々が幾本かあるようだ。殿敷侃さん、亡きお母さま、そしてスーザンさんといった具合に。
わが家の庭木のメインは、家を建築したばかりのとき、車に庭木を積んだ業者がやってきて、親切顔に植えてくれたものである。
万一のことを思って、電話番号だけは聞いていたが、のちに電話しても、その業者は存在しなかった。植樹はうまくいって無事に育ってはいるけれど、結局はまんまと騙されたわけで、情けない話である。
私はすぐ人を信用し、騙されやすいらしい。
退職金目当てにやってきた業者に儲かる話を持ちかけられてひっかかったし、床下の柱が傷んでいるから、湿気取りの換気扇をつけた方がいいと持ちかけられ、これも実際以上の金額を支払わされた可能性が高い。
後で気づいたがどうにもならない。
先日、還付金詐欺らしい電話がかかってきた。が、さすがにこれには引っかからなかった。
人の言が信用できないとは、悲しい世の中だけれど、それが現実であれば、警戒しなければならない。
海棠が、スーザンさんのプレゼントであることを聞き、きれいさっぱり忘れていた、間抜け話を思い出した。
空の青さを見上げたら、高い梢に白い花の蕾がついていた。
枳殻である。(写真③)
北原白秋の歌を口ずさむ。
♪ <からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。> ♪
昔、白秋の生家を訪れたのは夏であり、花にはめぐり合わなかった。
草花舎には、その木があるのに、今日まで花に気づかなかった。花の時期にめぐり合わなかったというより、高い梢を見上げなかったのだろう。
そこにあっても見えないものの、なんと多いことか!
写真④のボケの花も、今年初めて気づいたように思う。
あちらこちらで見かけるムスカリ(写真⑤)やニラバナ(写真⑥)も、今日の庭に咲いていた。
下手な写真からも伺えるように、花々のすべてが、春日を存分に浴びていた。
①
②
③
④
⑤
⑥
今日明日で、4強が出揃うことになる。
11時から、中京大中京と報徳学園が、互角に戦っていたが、報徳が勝ちを収めたところで、草花舎へ向かった。
好ゲームからは、つい目が離せなくなる。どちらかを応援しているわけではなく(どちらかといえば西寄りのチーム?)、ただ高校生の溌剌とした姿を見ているのが楽しいのだ。
今日は日差しがまぶしく、初めて日傘をさして出た。
一週間ぶりの草花舎の庭には、花が増えていた。
入り口の桜は八分咲き。(写真①)
丈の低い木が、ピンクのやさしい花をつけていた。(写真②)
数年前、スーザンさんからプレゼントされた鉢の木を、庭に下ろされたものだという。海棠の花である。
スーザンさんは、明後日頃にフランスから帰国されるらしい。
海棠はまだ花をつけていることだろう。
草花舎の庭には、Yさんにとっては、思い出につながる木々が幾本かあるようだ。殿敷侃さん、亡きお母さま、そしてスーザンさんといった具合に。
わが家の庭木のメインは、家を建築したばかりのとき、車に庭木を積んだ業者がやってきて、親切顔に植えてくれたものである。
万一のことを思って、電話番号だけは聞いていたが、のちに電話しても、その業者は存在しなかった。植樹はうまくいって無事に育ってはいるけれど、結局はまんまと騙されたわけで、情けない話である。
私はすぐ人を信用し、騙されやすいらしい。
退職金目当てにやってきた業者に儲かる話を持ちかけられてひっかかったし、床下の柱が傷んでいるから、湿気取りの換気扇をつけた方がいいと持ちかけられ、これも実際以上の金額を支払わされた可能性が高い。
後で気づいたがどうにもならない。
先日、還付金詐欺らしい電話がかかってきた。が、さすがにこれには引っかからなかった。
人の言が信用できないとは、悲しい世の中だけれど、それが現実であれば、警戒しなければならない。
海棠が、スーザンさんのプレゼントであることを聞き、きれいさっぱり忘れていた、間抜け話を思い出した。
空の青さを見上げたら、高い梢に白い花の蕾がついていた。
枳殻である。(写真③)
北原白秋の歌を口ずさむ。
♪ <からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。> ♪
昔、白秋の生家を訪れたのは夏であり、花にはめぐり合わなかった。
草花舎には、その木があるのに、今日まで花に気づかなかった。花の時期にめぐり合わなかったというより、高い梢を見上げなかったのだろう。
そこにあっても見えないものの、なんと多いことか!
写真④のボケの花も、今年初めて気づいたように思う。
あちらこちらで見かけるムスカリ(写真⑤)やニラバナ(写真⑥)も、今日の庭に咲いていた。
下手な写真からも伺えるように、花々のすべてが、春日を存分に浴びていた。
①
②
③
④
⑤
⑥