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軌道エレベーター派

伝統ある「軌道エレベーター」の名の復権を目指すサイト(記事、画像の転載は出典を明記してください)

2025 年頭あいさつ

2025-01-01 10:51:55 | その他の雑記
 全人類80億人の軌道エレベーター派(当社推計)の皆様、2025年の年明け、いかがお過ごしでしょうか。

 個人的に多事多難・青息吐息で、ブログ更新がさっぱりできなかった年も改まり、また一から始めるか、という気持ちでおります。どうぞよろしくお願いいたします。

 では昨今の軌道エレベーター界隈はどうかというと、2050年実現のスローガンを掲げる大林組が、カーボンナノチューブの軌道上耐性試験をしたり、静岡大がSTARS衛星の実験を続けていたり、また研究もちょこちょこ発表さたりとコンスタントに成果はあり、隆盛とは言わないまでも、低空ながらも失速せず飛行を続けているといった案配の模様。
 。。。それは結構なんですが、ただ、誰もかれも「宇宙エレベーター」と連呼する現状。
 私が軌道エレベーター関連の活動を本格的に始めたのは、2005年に「軌道エレベータ -宇宙に架ける橋-」(当時は裳華房、現在は早川書房刊)の著者の一人である金子隆一先生に取材をした時からでした。その頃は「軌道エレベータ(ー)」と呼ばれる方が一般的だったのです。
 軌道エレベーターの研究や報道、サブカルチャー分野への登場頻度などが上昇してから世代交代も進んで、いまやこの分野を牽引していく層の大半が、「宇宙エレベーター」と発言する事実、これは認めざるを得ない。
 しかし、かつて「軌道エレベーター」と認識していた人々や媒体まで「うちゅえれべーたー」とおもねる始末。まったくけしからん! なんと尻軽で破廉恥な (`Д´)/

 80億人(くどいようだが当社推計)の軌道エレベーター派諸君、これでいいのか!?

 

 

 

 

 

 

 

 2年ぶりに、元日恒例のコミックのパロディを載せさせていただきました(なお大和田秀樹先生は軌道エレベーター派ではありません)。
 まあこんな感じで、軌道派は「軌道エレベーター」の名の復権を目指し、まだまだしぶとく生きながらえています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 元日恒例の「目次」も、2年ぶりに以下に掲載します。なお、「軌道エレベーターが登場するお話」には、昨年映像化された「三体」も含めてあります。

目次(2023年1月~2024年12月)

はじめに:軌道エレベーター派宣言
 あいさつに代えて、このホームページのスローガンのご披露

軌道エレベーター早わかり
 はじめて「軌道エレベーター」という言葉を知った方のための簡単な説明

軌道エレベーターの基礎知識
 軌道エレベーターの概念や基礎理論、歴史、課題などについての細かい説明

(軌道派による軌道派のための)軌道エレベーター定義書
 当サイトにおける「軌道エレベーター」の構造や分類などについてまとめた定義一覧

画像提供について
 軌道エレベーターの基本構造を図示した画像を提供する際の基準

軌道エレベーターが登場するお話
 小説や映画、アニメなど、軌道エレベーターに関係する創作のあらすじと、作中に登場する軌道エレベーターの特徴の解説
2021.9.12「三体 その1」
2021.9.25「三体 その2」
2021.10.1「三体 その3」
2023.5.5「『水星の魔女』に軌道エレベーター」
2023.6.2「『水星の魔女』に軌道エレベーター その2」
2023.7.7「古典(3) 超時空世紀オーガスほか その1」
2023.7.21「古典(3) 超時空世紀オーガスほか その2」
2023.7.29「古典(3) 超時空世紀オーガスほか その3」

研究レビュー
 軌道エレベーター関連書や論文、研究計画などの紹介
2023.10.20「2023宇科連速報」
2024.11.6「2024宇科連」

ニュース
 独自取材のストレートニュース
2023.3.16「静岡大山極教授 最終講義のお知らせ」

気になる記事
 興味深いメディア記事についての感想や考察
2023.2.10「気球考」
2023.4.29「民間月面着陸 来年再び挑戦」

その他の雑記
 テーマにこだわらない、日々の他愛のない感想や雑学メモなど
2023.1.14「なぜ月の裏側は見えないのか」
2023.4.8「14周年」
2023.7.31「きょうは軌道エレベーターの日(2023年プレゼント)」
2023.8.28「野辺山電波天文台に行ってきました」
2023.9.20「2023軌道エレベーターの日プレゼント当選者発表」
2023.9.23「私たちはどこにいるのか」
2023.12.9「弁明」

2024.1.1「2024年頭あいさつ:軌道派なんとか生きてます」
2024.4.29「お久しぶりです」
2024.8.24「まだまだ」
2024.9.28「なんとか復調しつつあります」
2024.10.7「ノーベル賞の季節 その2」
2024.12.31「よいお年を(2024大晦日)」

 これより前の目次は、前回の目次も兼ねている2022年4月2日の更新の雑記「2023 年頭あいさつ」の目次をご覧ください。その目次からさらに前の目次の回へと、たどれるようになっています。

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