軌道エレベーター派

伝統ある「軌道エレベーター」の名の復権を目指すサイト(記事、画像の転載は出典を明記してください)

きょうは「軌道エレベーターの日」(プレゼント当選者発表)

2017-07-31 19:15:10 | その他の雑記
 皆様、本日7月31日は「軌道エレベーターの日」です。アルツターノフが静止軌道エレベーターの基本コンセプトを明らかにした日。うちゅうーえれべーたーじゃないよ、

 軌道エレベーターの日なのだ! ((((# ゜Д゜)))クワッ

 さて、毎年恒例のプレゼント受付を、本日この時点をもって締め切りとさせていただきます。当選者は以下の皆様です。

 かんまつ 様(ダブルオーガンダム)
 BARBARA 様(宇宙グッズ)
 エゴム 様(サブカル本1冊)


 ご応募数が少ないのもいつものことですが、お陰で毎年応募者全員にプレゼントできているので、それも善し悪しですね。当選者の方には、追って連絡させていただきます。ご応募、ありがとうございました。今後とも軌道エレベーター派をよろしくお願いいたします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『君の名は。』の彗星の軌道 その2

2017-07-29 19:47:10 | その他の雑記
 はじめにPRを。「軌道エレベーターの日プレゼント」ご応募受付中です。

 さて、今年2月に、映画『君の名は。』で描写された「ティアマト彗星」の軌道がおかしいということを書きました。先日ようやくDVDがレンタル開始となり、早速確かめてみましたよ。結論から言うと、以下のように作画が修正されたようです。



 ものすごい大きな楕円(これ絶対回帰する軌道じゃないだろ)だけれども、これなら彗星の軌道の説明としては齟齬はない。ということは、劇場公開時の描写は、本当に制作側の無知とか作画ミスだったということでしょうか。制作段階で誰も指摘しなかったとしたら驚きです。ただ、本作のファンにとってはどうでもいい問題なのでしょう。

 そもそも、なぜか毎回同じ場所に彗星の断片が落下し、なぜかそこに時間を超えて他人と精神を入れ替える能力を持つ女系一族が住んでいて、なぜかある時間帯だけ異なる時空が物理的に結合する(「カタワレ時」のことね)などなど、ご都合主義の超常現象がてんこ盛りなので、それに比べれば彗星の軌道の説明図なんて、ホント些末な問題ですね。それでもあえてもう1点、天文関係で突っ込ませてもらうと、楕円軌道の焦点が地球でない=地球を周回する軌道でないのなら、地球への再接近位置を「近地点」とは普通呼びません。

 彗星の軌道問題はここまで。で、前回の記事を書いた時は「DVDで観直したら、本編について感想とか書いてみるか」などと思っていたのですが、いざ観てみると、あまりその気が起きませんでした。いまだに私はこの作品がよくわからない。本作は根本的な「?」を拒絶していて、内容を探究する気持ちがあまり沸いてこないというのもありますが。

 ただしキャラクターについては、見え方が初見と大きく変わっていたのが自分でも驚きでした。「テッシーは三葉とサヤちんのとりなし役を演じてるけど、彼女たちと同種の、けれどももっと深い懊悩を抱えてそうだな」とか、「エゴの強さでは三葉のはおばあちゃんも父親もいい勝負だな」とか。
 中でも一番の変化は、奥寺先輩が可愛く見えなくなったことでしょうか。彼女の(長澤まさみさんの声の演技とは別の意味で)芝居がかった、上から目線の言動が妙にはすっぱに見えて、変な言い方ですが何だか可哀想な感じの人に映るようになってしまった。彼女は、瀧が自覚していない彼の本心を映す鏡のような役割を担っているわけですが、終始虚勢を張っているように見えるようになりました。5年後に再開した時には指輪を付けてましたが、「彼、ほかに女と浮気してるのよ……」なんて言い出しそうな雰囲気をまとってましたし。ちなみに、お相手の婚約者は瀧の同級生の司なんだとか? とにかく幸せそうな瞬間がなく、物語のプロットにいいように使いまわされているようにも見えて、私の中で気の毒な人というイメージに変化しました。

 これは作品のせいではなく、見る側の感性の変化なのですが、こうも印象が変化したのは初めてです。私は今なお、「『君の名は。』ってどんな映画?」と訊かれても、答えようがありません。キャラ評がこうも変わることも、まだ頭の中で咀嚼しきれてないということかも知れません。『君の名は。』という作品を、いつかシンプルな言葉で表現できるようにまとまったら、当サイトでもう一筆書いてみようかと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今月31日は「軌道エレベーターの日」(プレゼント受付中)

2017-07-20 11:40:11 | その他の雑記
 毎年7月31日は「軌道エレベーターの日」です。軌道エレベーターの日です。大事なことだから2回言いました!
 我が軌道エレベーター派は、サイト開設の翌年に「軌道エレベーターの日」を勝手に制定し、毎年アピールしてきました。毎回おなじみですが、 旧ソ連のユーリ・アルツタ-ノフが、同じくロシアのコンスタンティン・ツィオルコフスキーの原初的着想にインスパイアされ、静止軌道エレベーターの構想を「プラウダ」で紹介したのが1960年7月31日。我が軌道派はこの日を「軌道エレベーターの日」として顕彰し、閲覧者の皆様にプレゼントを行っているのであります。

 今年は、軌道エレベーターを緻密に描いた作品『機動戦士ガンダム00』の放映10周年でもあり、バンダイさんがキャンペーンを実施しているので、勝手に応援企画もかねて、以下のプレゼントをご用意しました。


(1) 『機動戦士ガンダム00』10周年勝手に応援企画
 バンダイ METAL ROBOT魂ダブルオーライザー+GNソードIII(1名様)

(2) 軌道エレベーターが登場するサブカル作品1冊(3名様くらい)
 「軌道エレベーターが登場するお話」のコーナーか、一昨年の記事「サブカル分野での『軌道エレベーター』と『宇宙エレベーター』の勢力図」で紹介した文学またはコミック作品から、現在でも入手可能な作品でお好きなものを1冊。複数巻刊行されている作品は、お好きな巻数の1点のみとさせていただきます。ご希望の方は作品名と巻数を明記してください。ただし現在でも入手可能なものに限ります。作品によっては中古しかない場合もあることをご了承ください。

(3) 宇宙グッズ詰め合わせ(若干名様)
 国内外の宇宙関連ショップで購入したグッズの詰め合わせです。中身へのクレームは受け付けませんのでご注意ください。


 応募方法も例年同様、以下の通り。
 必ずタイトルを「軌道エレベーターの日プレゼント希望」とした上で、ご希望の品(2番目は作品名・巻数を明記)と、このサイト上で公開しても良いハンドルネームを明記し、画面左下の「ご意見等はこちらへ」アドレスにメールでご応募ください。「軌道エレベーターの日」の31日以降にそのハンドルネームを発表し、当選者にのみ、こちらからメールを差し上げます(私の知り合いの方は書いてね)。
 その上で、送付先等を改めてお知らせいただきます。当選者の方は個人情報を送っていただくことになりますが、送付目的以外には使用しないことを確約します。送料は当方が負担しますが、個人情報保護のために私書箱等を設ける場合は、その代金は自己負担でお願いいたします。
 今回は募集期間が短くても仕訳ありません。まあ毎回定員割れしてるんですが、ご応募お待ちしています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする