軌道エレベーター派

伝統ある「軌道エレベーター」の名の復権を目指すサイト(記事、画像の転載は出典を明記してください)

買えた

2010-05-28 21:07:27 | その他の雑記
。。。iPad買ってもうた。
 地元の店で売ってたので買った。
 以上、これがすべて。行列もできてなかったし、書類を書いたりして少しだけ待ったものの、どちらかと言えば予約していた人たちの方が長く待たされていて(たぶんWi-fiや3Gの契約のためでしょう)、それをよそ目に店へ着いてから15分後くらいにはモノを手にして帰途へついてました。
 予約のない客って、私の前に2人しかいなかったよぉ? 2、3日前から並んでるとか1200人の行列ができたとか、都会でのiPad狂想曲がまるで別世界の出来事で、なんか拍子抜けしてしまった。。。

 私の場合、私用だけでなく業務のためにもiPadのような大きめのPDAがぜひ欲しいと思っていたので、予約できなかったのは少々残念でしたが、まあそれならそれでいいさ、と思っていました。そんな私がほんの行きがかりで労せず手に入れ、一方で必死に何日も並んで買う人もいる。「買えなかった、悔しい」というコメントがネット上で見当たらないところを見ると、並んだ人は結局皆買えたんじゃなかろうかという気もします。所詮、新製品の商戦などというのは茶番でしかないということですね。

 それよりも、私には少々問題が。。。
 ゆうべ、宇宙エレベーター協会のO島女史と業務連絡のメールを交わした際、たしかMacユーザーのはずなので「あしたiPad発売ですね」と添えたら、返信に「買ってくれるのですか」などと書かれてました。予約できなかったから諦めていたので、「ええ、予約してたらもちろん買って差し上げましたとも。でもできなかったのであしからず」みたいなことを書いてしまった。その半日後に手に入れているとは。
 私も男だ、つべこべと見苦しい言い訳を書き立てず、潔く一言で済ませようではありませんか(モノはあげないけど)。
 O島姐さん、きのう買ってやるなんて言っちゃったけど、

 嘘です。 (゜▽゜)

 卑怯者、卑劣漢と罵ってくれたまえ。予約してたというM野さんからもらってね。それともお詫びに中国製の「iRobot」とかいうパチモンはいかがですか?

インドのおじいさんはその後どうなった?

2010-05-26 23:47:47 | その他の雑記
 このところ、軌道エレベーターに関係ない話題ばかりで恐縮ですが、先日、70年間飲まず食わずだと主張し、実験を受けたとかいうインドのおじいさん、その後どうなったんでしょうか?

 私は以前、自分は懐疑主義者ではないと開き直ったことがありますが、こういう場合は、まずは懐疑主義的態度で臨まないといけないと思います。
 ぶっちゃけた話、本音は「まあ十中八九インチキだろうな」などと思ってます。少なくとも70年間飲まず食わずってのはとても信じられません。ですが、世の中には土を食べても腹を壊さないような、常人からすれば信じがたい体質の人がいるそうですから、驚異的な体のメカニズムを備えている可能性だって捨てきれません。ですので、まずは虚心に向き合う態度が重要ですな。

 あらましを簡単に説明すると、女神?に触られたせいで70年以上、飲食や排泄をせずに生きている(自称)、ダイバダッタのようなおじいさんがインドにいて、その謎を解明すべくインド国防省の研究機関、彼を15日間カンヅメにした。そしたら本当に飲まず食わずでトイレにも行かず生き延びたとのこと。

 このおじいさんが何かのトリックで周囲を騙していないとしたら、正体は何なのでしょうか? 遊び半分に考えてみました。

(1) 単に(だけど異常に)我慢強い
 たとえばクマなどの冬眠する動物は、その間何も飲み食いしないそうです。時々、退化したはずの尾を持った人間が生まれることがあるように、このような生理的なメカニズムが人間にも潜在的に備わっている可能性は捨てきれないのではないでしょうか。もっと極端な例を言えば、クマムシ(真空でも死なないんだぜ!)のクリプトビオシス(代謝が停止して仮死状態みたいになること)のような習性を持っているとか? ただし、この場合は、おじいさんは普段は飲み食いしているはずで、そうなると嘘つきですが。それとも拒食症とか摂食障害?

(2) 経口以外の手段でエネルギー摂取をしている
 植物は光合成してますね。また、豆類に寄生する根粒菌は、空気中の窒素を固定して宿主に与えています。人間も日光を浴びてビタミンDを作りますしねえ(基の物質が体内にあってのことだけど)。このように、おじいさんも皮膚や体毛などから、通常の飲食物以外のエネルギーを得ているのでしょうか? 一応、本人や周囲も「日光」説を主張しているらしいですが、体液から大量の葉緑素が検出されたとか、ちゃんと科学的に証明されたわけではないでしょう? 証明されたら、それはそれでなんか恐ろしいけど。それに人間1人ぶんの体細胞を維持するエネルギーを大気や日光から得るというのは、エネルギーの保存則から言って、収支が赤字になると思われ、やっぱり信じがたいです。

(3) 本当に飲み食いしないでいい
 本人の言うとおりなのでしょうか? しかし、ホントの本当に70年以上一切のエネルギー代謝をしていないのであれば、
 このおじいさん生命体ではない。
 「生命」の定義(1.外界との境界を持つ 2.外界との間でエネルギーや情報を代謝する 3.自己複製する)から外れてしまいますよ。「女神」というのは何らかの知性体で、生体改造でもされたのでしょうか。あるいはロボットかも知れませんね。

 。。。とまあ、やっぱりまともな思考では扱えないので、結局この場合、懐疑主義に立って一番に検証すべきは、実験に穴がなかったかということなんですよね。実際は、風呂に入りうがいをしていたらしく、この辺にイカサマが入る余地がないか、きちんと検証したのかなあ? まあネットで調べる限りはインチキの指摘も多いようで、本当に信用できる結果であれば、もっと大きな機関が調査に乗り出すでしょうから、推して知るべしなのかも知れません。
 個人的には興味津々なので、続報が待ち遠しいです。それにしても、仮に飲み食いする必要がないにしても、人生楽しいのかな? 15日間何して過ごしてたんでしょうね?

揺れる揺れる…鋼鉄製の巨大な橋

2010-05-22 21:08:19 | その他の雑記
 ロシア・ボルゴグラードにある鋼鉄製の巨大な橋は、川の流れに押されるようにゆらゆらと揺れている。道路にひび割れなどは確認されず、揺れの原因はまだわかっていない。この橋は完成してまだ半年で、建設には72億円以上かかった。これまでのところ、ケガ人は出ていないが、現在は閉鎖して原因を調査中だという。(5月22日 日本テレビNEWS24)

 これ、「カルマン渦」による発散振動でないですかね? 1940年に造られ、当時世界第3位の長さを誇ったタコマ橋が倒壊した原因となったと言われる現象ですが、このロシアの橋の揺れの動画と様子が非常に良く似てます。タコマ橋も完成4か月で壊れちゃったそうです。
 「原因はまだわかってない」って、まあ我々のような橋梁工学の専門家(嘘)だったら皆知ってるはずだと思うんですが。。。というのは冗談で、ともかく早く何とかせんとぶっ壊れちゃうんじゃないでしょうか。でも補強や分解をしようにも振動が止まらないとねえ。。。

(付記)タコマ橋の倒壊に別の原因を主張する説もあるようです。ただ、いずれにしろロシアの橋と原因は同じではないかと。ちなみに川の流れは関係ないですよね。

継ぐのは何か

2010-05-21 21:41:22 | その他の雑記
 山登りで疲れきってます。あすも早起きなので、またまた速攻で軌道エレベーターに関係ない駄文をば。。。

 ご覧下さっている中でiPadが欲しい方、予約できましたか? 私はできませんでした。まさか3日で締め切るとは。まあ、無線LANないから考え直しているところですが。
 講談社はiPad向けの電子書籍をたくさん出すそうで、これから続々参入するのでしょう。大恐慌とか国家規模の災害とか、社会基盤の存立が危うくならない限り、情報媒体の電子化=ペーパーレス化というこの流れは止められないでしょうね。
 で、新聞も紙媒体の存亡にやきもきしているわけですが、紙の新聞がなくなると、ほぼ全世界の一般市民が困るんじゃないかなあと、あくまで個人的に思っています。各ご家庭の主婦の皆様などは特に。

 なぜか? 古新聞がなくなるからですよ!
 いくら無駄に使っても気にならず、広げると大きくて畳めば小さくなり、軽くてほどほどに柔らかく、吸湿性もよい。こんな使いみちの多い、文字通りつぶしのきくモノがほかにあるでしょうか?

*収納や引っ越しの箱詰めで、丸めて隙間に詰めたり、食器を包んだりする
*濡れたり洗ったりした靴の中に詰めて水分を取る
*折ってタンスなどの下に敷いて転倒防止に使う(次回の家具の移動や引っ越しの時とかにその新聞が下から出てきて、当時のニュースに思いを馳せるのもオツだぜい)
*工作や絵画、赤ちゃんのオムツの交換、衣服の型どり、その他多様な作業の下敷きにする。
*折って兜を作るとか(今時まずおるまいが)、丸めてチャンバラの刀にするとか、工作の素材そのものにもなる
*肉屋さんが商品の包み紙にしていたこともあった
*紙面の対角線が98cmとほぼ1mなので、折ると即席の定規にもなる
*濡らして紙粘土を作ることだってできるぞ
*記事を一文字ずつ切り貼りして脅迫文を作ることで、過去どれだけの犯罪者が恩恵をこうむったことか!(これはイカンか)

 。。。などなど。 うちではネコ用トイレの下に敷いたり、フンを片づけるのに使ってます。 
 これに替わるものって、マジに思いつかないんですよね。週刊誌の紙もよく似てますが、新聞より先に消えそうな感じ。なくなったらどうすればいいのでしょう? 古新聞が消えた後、上記のような作業に使うために有料で似た素材のモノが出たら、なんか買うのすごーく損した気になってしまう。
 トイレットペーパーなども最近は再生紙を使っているものが多いわけですが、その再生紙の基になる古紙そのものが減少していくのでしょう。

 いや、「だから紙の新聞を存続させろ」とか言ってるわけじゃないんですけどね、各新聞社が紙媒体を廃止するなどと発表したら、私はその日から古新聞をストックし始めるかも知れません。
 日頃無意識に使い捨てている古新聞ですが、私たちがいかに依存しているか、再考してみるのも一興ではないでしょうか。

見て、でも見ないで

2010-05-18 20:25:01 | その他の雑記
 またまた更新滞り気味でお恥ずかしい限りです。すみません、実は明日も仕事で山登りです。三日後も山登りっすー! 明日に備えて今夜は早寝しますが、せめてササッと身近なことを一筆。。。

 このサイトの閲覧者はまだまだ少人数で、1日100人も行かないことが少なくありません。ですが、時々、原因不明の増加を見せることがあるんですよね。
 たいてい、注目の話題(たとえば宇宙飛行士の山崎さんのことなど)を扱った時や、宇宙エレベーター協会がマスコミに取り上げられた時などで数字が上がります。ですが瞬間最大風速で、たいてい数日で元に戻ります。
 ところが、なぜか5月15日にちょっと増えて、普段はランキングにカウントされないこのサイトが、この日だけは1410225ブログ中9008位と順位が出ました。全然自慢にもならん数字ですが、一体何が原因なの? お心当たりがある方、教えていただければ幸いです。何はともあれ、瞬間でも数字が増えるのは感謝です。ご覧下さる方には深くお礼申し上げます。

 それにしても、gooだけで141万ものブログがあるんですね。やってる自分が言うのも何ですが、ブログとか個人サイトなどというものは、もともと一種の露悪趣味であろうなどと思っていました。
 たとえ話になるかはわかりませんが、人の心理というものは常にアンビバレンツというか、相反する気持ちが同居しているもので、ある日知人の女性が、レストランで出された食事を携帯で撮っているので、何のためか尋ねたら、

 「ブログに載せるんです」
 「へえ、何てブログですか?」
 「ダメです、秘密です」
 「えー、だって人に見て欲しいからブログやってるんでしょお!?」
 「そうですけど、知ってる人には見られたくないんです!」

 。。。そんなものですか。見てもらいたいけど知られたくない。案外こんな人は多いのかも知れないなあ(単に読まれて困ることでも書いてるのかも知れませんが)。でもその日以来、何かあるとその人に「そんなこと言ってると、ブログを突き止めちゃうぞー」という意地悪な脅しをかけ続けています。