おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

道路封鎖

2008-11-26 07:33:39 | Weblog
 24日の夜10時30分頃、ふと窓から外を見ると、うちのアパートの西側に面した道が、南側に面した道を境に封鎖されていた。道路の端から端までテープを渡した中央にパトカーが陣取り、周囲に警官が何人か立って車を入れないように見張っている。そして封鎖エリア内にパトカーが次から次へと吸い込まれていく。
 テープのこちら側では、恐らく自分の家に帰れなくて困っているのであろう車が右往左往。
 なんだろーなー、ありがちなパターンとしては、あのエリアに犯罪者が逃げ込んでいるのかなー、などと思いながらしばし眺めていたが、そのうち飽きたので自分の用事に戻った(などと言いつつ、写真だけはしっかり撮ってるケド)。
 と、11時15分頃、突然けたたましいサイレンの嵐。何だ何だと思って外を見れば、パトカーが次から次へとサイレンを鳴らしながら封鎖地帯の中から猛スピードで飛び出してくる。しまいにゃ封鎖用に使っていたテープをひっかけたまま引きちぎって走っていくパトカーまで。
「中にこんなにたくさんパトカーがいたのか?!」と驚きながら眺めていたが、あの中にいると見られていた犯罪者がどこか別の場所で見つかったという連絡でも入ったか???
 その後しばらく、遠くのほうでサイレンの音が響き渡り、かなり派手にやってた様子。
 残ったのは、道路の両端に立つ標識にからみついた、黄色い封鎖用テープの残骸・・・
。そして何事もなかったかのように静かに夜は更けていった・・・

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小学生かよ?!

2008-11-21 06:54:00 | Weblog
 常々、アメリカの選挙の投票システムって、一体なんなんだよ?!と思ってきた。2004年の大統領選挙の時の混乱しかり・・・
 カリフォルニアで採用されているパンチ方式は比較的まともだと思うのだが、中には11月4日に行われた国会議員選挙の結果が未だに出ない州もあるそうだ。再投票をする州と、票の数え直しをする州があるそうだが、じゃ最初の投票や開票結果は一体全体なんだったわけさ?!
 でもって、夕べのニュースでちらっと放送していた話。票の数え直しをすることになったミネソタ州では、票を数える人たちに「票を数えている時は、飲食、私語を慎むように」と通達を出したのだそうだ。ニュースキャスターも苦笑しながら伝えていたこのニュース。もうあまりにもレベルが低すぎて、笑ってしまったよ。
 小学生かよ?!

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びっくりした~

2008-11-19 14:21:55 | Weblog
 アメリカの銀行の窓口なんて、態度が悪い、仕事が遅い、無駄口が多い、無知、無能のうちのいずれかか、複数が該当するか、もしかすると全部が該当したりして、とにかくいい印象がまったくない。最終的に目的が達せられれば、それで良しとしましょう、という気持ちで臨まないとストレスが溜まって大変である。
 ところが今日、銀行の窓口に行って驚いた。窓口の職員が開口一番、「待たせてごめんね」と言ったのである。これにはぶったまげた。
 日本だったら、窓口で「大変お待たせして申し訳ございませんでした」と言われても特に驚かない。しかしここはアメリカ。銀行に限らずアメリカの窓口なんて、客を何時間待たせたって知らん顔してちんたらちんたら無駄口をたたきながら作業し、客には横柄な態度で接するのが普通だ。ましてや、車をぶつけても絶対に謝らないと言われる国民が、客に対していきなり「sorry」と言うなんて、もう驚愕である!
 実のところ銀行はすいていて、私は1分も待たされていない。それなのにあまりに予想外のことを言われ、私は意味もなく動揺してしまい、なんと答えていいものやら言葉を失ってただひたすらヘラヘラと愛想笑いを浮かべたのであった・・・
 窓口の彼女は実に愛想が良く、仕事もてきぱきしていた。そして最後にもう一度、「待たせてごめんね」と言ったのである! 日本語に直すと、「お待たせしました」という感じの軽い挨拶ではあるが、それでも私はアメリカの銀行の窓口でそんなことを言われたのは初めてである。
 さんざん待たされた挙げ句、無愛想にちんたら対応されても、アメリカ在住15年の私はなんとも思わない。しかし今日は大いに動揺して、気の利いた返事もちっとも浮かばず、ただただ心から「Thank you」と大げさな笑顔で言うのが精一杯なのであった・・・

 ご存知の通り、世間は不景気な話題ばかりである。大手金融機関もバタバタ倒れるこのご時世。私が行ったCITI BANKも、前日に全世界で約20%の人員削減を発表したばかりだ。CITI BANK自体が心を入れ替えて顧客対応を改善し、他行との差別化、そして生き残りを計っているのか。はてまた窓口の彼女が個人的に、人員削減の対象とならないようにがんばっているのか。単にもともと腰が低くて仕事ができる特別天然記念物のようなアメリカ人に奇跡的な確率で当たっただけなのか・・・
 それにしても、親切丁寧に対応されると動揺して戸惑ってしまう私って一体・・・

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灰が降る降る…

2008-11-18 06:46:47 | Weblog
 17日の月曜日、朝から青空が戻ってきた。太陽光も普通に明るい。朝から太陽光が赤いと、朝からすでに夕方みたいで調子が狂う。青空が戻ってきてうれしいのだが、太陽を遮るものがなくなったせいか(?)超暑い・・・
 一歩表に出ると、空気が焦げ臭い。そしてそして、灰が大量に降ってくる・・・
 空は快晴で、煙っているようには全然見えないのに、前2日より大量の灰が降ってくる。窓をほんの少し開けているだけで、室内に白い灰が入ってくる。窓を閉めきったら暑くて耐えられないし、困ったものである。
 火事の現場からかなり離れたウエストロサンゼルスですら、この有様だ。近隣の人たちは本当に大変だろうなぁ(っていうか、避難してるか・・・)。

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火事まくり

2008-11-17 02:39:56 | Weblog
 前回のブログを書いた後、15日の夜のローカルテレビ局のニュースを見て驚いた。太陽が赤かったり灰が降ったりはてっきり13日に出火した「TEA FIRE」のせいかと思っていたのだが、14日にはロサンゼルス郡の北部エリアで「SAYRE FIRE」なる火事が発生して「TEA FIRE」の4倍の面積が焼失したそうな。「TEA FIRE」の発生地よりロサンゼルス中心部に近く、鎮火率は発生から丸1日過ぎても20%。
 さらにこの日のニュースでは、ロサンゼルスから東へ車で1時間ほどのエリアの火事の実況中継が延々と流れている。「FREEWAY FIRE」と名付けられたこちらの火事は、15日の朝に出火したらしい。15日午後6時の時点で「TEA FIRE」と同じぐらいの面積が焼失しており、鎮火率は0%。
 15日の赤い太陽光や降灰は、「SAYRE FIRE」の影響である可能性が高い。そして翌16日も朝から空はガスがかかったように白く霞み、夕日のように赤い太陽光が差し込んでいる・・・
 それにしても毎年のことながらロサンゼルス近郊は本当に山火事が多い。基本的に冬しか雨が降らないロサンゼルス(南カリフォルニア)は、この季節、乾燥しきっている。さらにSANTA ANA WINDと呼ばれる強い季節風が吹く。そして唐突に35度超などという残暑がやってくる。一度火がつくとあっという間に燃え広がってしまうのだろう。
#怖い、怖い・・・

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TEA FIRE

2008-11-16 10:40:34 | Weblog
 またしても火事である。今度は、ロサンゼルスから北へ車で1時間ほどの距離にある、高級住宅・別荘などが建っている丘陵地帯が火事だ。発火は13日木曜日の夜で、当日夜のローカルテレビ局のニュースでは、他のニュースは一切放送せず延々と火事の実況中継を流していた。
 今回の火事がどうして「TEA FIRE」と呼ばれているのかと言うと、歴史的建造物である「TEA HOUSE」から出火したからだそうである。
 さて15日の土曜日である。木曜日も金曜日もそこそこ暑かったのだが、一段と暑い。朝から暑い。窓を開けると熱風が入ってきて、逆にさらに暑い。暑いというか、熱い。ふと気付けば、窓から差し込む太陽光が赤い。空を見上げると、雲なのか煙なのかよく分からない厚い層に遮られた太陽が、夕日のように赤い。
 風向きが変わったせいか、気温の上昇のせいか、両方が原因か、外の空気はなんとなく焦げ臭い。ふと気付けば、窓際に置いた箱の上にわずかに灰が積もっている。
 この状況・・・そう、去年の10月下旬の大規模山火事の時と一緒だぁ〜。あの時も暑くて&熱くて、朝から太陽の光が赤くて、炉の中にいるような息苦しさだったっけ。灰も相当降ってきてたなぁ。今回の火事は、去年10月よりだいぶ規模が小さいと思われる。それでも風向きや位置関係、天候などの影響で、こんなことになってしまうのだなぁ。
 通常ならこの季節、例え最高気温が35度まで上がろうと、最低気温は15度前後か、時にはそれ以下まで下がる。だけどこういう時には熱気がこもり、夜になってもなかなか気温が下がらなかったりする・・・
 それにしても! いくら高級住宅地だと言われても、高級別荘地だと言われても、絶対に丘陵地帯には家を買いたくないという思いを新たにしてしまった・・・(だから、買いたくても買えないから、安心してくれ>自分)

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選挙3

2008-11-08 16:08:52 | Weblog
 ところで以前にも書いたが、選挙の際には必ずといっていいほど、新たな条例の可否を問う住民投票が行われる。大きな選挙だけに今回はその数も多く、州レベルから市レベルまで合計17の条例に対して、住民投票が行われた。
 結果が見えていた大統領選挙よりも、私はいくつかの条例に対する住民投票の結果が気になっていた。その中の1つが「PROPOSITION 8」、同性同士の結婚を禁止する条例だ。
 そもそもこんな条例を発案するヤツのツラが見たいが、保守派やキリスト教原理主義者どもは最近になって同性婚が認められるようになったのがよほど気に入らないのだ。今時、同性愛が先天性であるなんてこと、周知の事実だろう。なにより、自分が異性愛者だからって、どっかの他人が同性同士で結婚することであんたに何か不都合があるのか?! 知らん誰かが同性同士で結婚したからって、あんたらに何か迷惑でもかけるのか?! どっかの誰かが知らない異性の誰かと結婚するのと同じぐらい、あんたらには何の関係もないことだろうが! それで幸せになる人たちがいて、他の人たちには何の迷惑にもならないんだから、それでいいじゃないか!
 この「PROPOSITION 8」に関しては、(他の注目の「PROPOSITION」も同様だが)賛否両派ともかなり頻繁にテレビコマーシャルを放送していた。「YES ON 8」とか「NO ON 8」といったポスターもそこここで見かけたし、選挙直前の週末には「YES ON 8」と書いた看板を持って交差点に集団で立っている連中も見かけた(こいつら、キリスト教原理主義者か?と、吐き気がした)。
 それでも主要なメディアや多くの団体は「NO ON 8」を表明していたし、まさかこの条例案が賛成多数で可決になるなんてことは絶対にないだろうと思っていた。
 選挙から2日経った6日、インターネットで選挙結果を検索して驚いた。50.4:49.6という超僅差ながら、YESがNOを上回っていたのだ!
「老いも若きも、共和党支持者も民主党支持者も、黒人も白人も、同性愛者もそうでない人も、健常者も障害者も(平等だ)」と演説したオバマが大統領に選ばれた同じ選挙で、しかも全米の中でもリベラルだと言われているカリフォルニア州でこんな結果が出るとは、実に皮肉である。
 ローカルのテレビニュースでは、6日夜にはウエストハリウッドで、7日夜にはロングビーチで行われた、「PROPOSITION 8」に反対するパレードの様子を放送していた。どちらも同性愛者が多く集まる土地柄である。テレビの解説は彼らにかなり同情的で、「実に静かに平和に行進している」といったアナウンスがなされていた。(デモというような物々しいものではなく、パレードというほど賑やかでもないが、他に表現のしようがないのでパレードと書く)
 こんなに僅差でも再投票などということにはならずに可決されてしまうのか、今からでも否決に持ち込む方法があるのか、不勉強で分からないのだが、せっかくオバマが勝ったというのになんとも嫌な結果である。カリフォルニア州の民意って、というか、このカリフォルニア州ですらアメリカ人の民意ってこんなに保守的なのかと、かなり暗澹たる気分になってしまった。

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選挙2

2008-11-07 09:11:40 | Weblog
 さて投票を済ませたら、気になるのは結果である。ラスベガスのホテルで、普段は(地上波で放送していないため)見られないCNNなどで選挙速報を見るのを密かに楽しみにしていた。
 しかし夕食を済ませた7時半頃、ホテルに戻ろうと車を走らせていると、クラクションを鳴らしまくり、同乗者が箱乗り気味に車窓から身を乗り出して腕を突き上げ「オバマ! オバマ!」と連呼しているSUVが・・・。いくらなんでも結果が出るにはまだ早いだろう、熱狂的なオバマ支持者かな?などと思いつつホテルに着いてテレビを点けると、すでにオバマ当確とのニュースが!
 ・・・ちょっと残念・・・。わくわくドキドキ一喜一憂しながら(?)少しずつ結果が出てくるのを見たかったのに・・・。あまりの大差に、あっという間に当確が出てしまったのね・・・
 もっとも今回は、いろいろな観点からオバマが勝つことは分かりきっていた。民主党でも共和党でも、どちらかの政権が2期8年続いたら、次はまず間違いなく他方の党から大統領が出る。オバマが黒人だということを差し引いても、ブッシュと代わり映えしない年寄りマケイン(声までブッシュとそっくり)が勝つ見込みは最初からほとんどなかった。そもそもマケイン自身、本当に大統領になれるなんて考えもしなかっただろう。ペイリンなんてギャグみたいな副大統領候補を選んだ時点で、すでに勝負を放棄している。
 それでも共和党が本気になれば、前回のように電子投票システムを使っている州で不正をやりまくって、接戦には持っていけたはずである。大差で敗れたのは、誰が大統領になっても大不況で大困難必至の次期政権を取ろうという気が、共和党になかったからだろう。

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選挙1

2008-11-06 08:50:16 | Weblog
 ご存知の通り、11月4日はアメリカ大統領選挙だった。前回の大統領選挙のときはまだ選挙権がなかったので、今回が初の大統領選投票だ。ところで前日にテレビで、当日の混雑を避けるために期日前投票(日本の不在者投票のようなもの)をする、期日前投票の列が2時間待ち、などといったニュースを見て、「大統領選挙ってそんなに時間がかかるものなの???」と微妙にびびってしまった私。
 実は11月4日は、ラスベガスに行くことになっていた。かなり急に決まったので、郵送での投票や期日前投票という選択肢を考慮に入れていなかった。それでもこれまでの選挙では、中間選挙や予備選挙を含め、投票所で待たされたことなどない。いつも投票所はがらーんとしており、受付の人たちは暇そ~にしていた。投票なんて、5分で済む用事だと思っていた。投票開始の7時ちょうどに投票に行けば7時10分にはラスベガスに向けて(車で)出発できるだろうと高をくくっていたのだ。
 さて当日、5時半に起きてあれこれ準備したものの、結局、投票所に着いたのは7時半頃になってしまった。投票所の前には30人ほどの列。そしてこの列がちっとも進まない。並んでから投票が終了するまで、約40分ほどかかっただろうか。7時過ぎに出発する予定がすっかり8時を回ってしまった。そもそも7時に投票所に行くことすらできなかったし、まあもうどうでもいいや、という感じでのんびりとラスベガスに向けて出発した。

 今回指定された投票所はこれまでより全然狭い会場だったし(普段の選挙より投票率が高いと見て、投票所を細かく割り振ったせい?)、いつもはあんな早朝ではなくて日中のいかにもすいていそうな時間帯に投票に行くし、同じ条件で比較したわけではないが、どうやら大統領選挙の投票には多少の時間がかかるということが分かった。少なくともウエストロサンゼルスにおいては、わざわざ期日前投票をするほどのことではないけれど。

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