おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

恩師の死

2021-12-30 21:42:49 | Weblog
 12月24日の朝、大学の時の研究室の教授(現在は名誉教授)「K先生」が亡くなったことを知らせるメールが届いていた。
 すらっとスマートで常に背筋をしゃんと伸ばし、スーツを着ている姿しか思い出せない。「身だしなみに一切気を遣わずに白衣を着て誤魔化す」といった、理系研究者のステレオタイプの対極にいるような先生だった。顔には常に穏やかなほほえみをたたえ、声を荒げているような場面も全く思い浮かばない。
 教授、助教授(当時)、学生やOBも含めて、とても仲のいい研究室で、3日と空けずに皆で飲みに行っていたような気がする。そして、体育会の学生も何人かいたような中で、K先生が一番お酒に強かった。しかも、どんなに飲んでも表情一つ変わらず、常に穏やかなほほえみをたたえながら和やかに会話を楽しみ、最後はしゃきっと帰って行かれていた。
 私たちの代が卒業する時、もちろんK先生も含めて研究室の皆で泊まりがけの旅行に行った。当然(?)、メインイベントは帰りを心配せずに思う存分飲める宴会だ。ここで、私も含めた酒豪自慢(?)の学生たちが、なんとかしてK先生を酔わせようと計画を練り、一人ずつ順番にK先生と乾杯(干杯、いわゆる「一気」。グラスを合わせたら一気に飲み干す)することにした。ところが、K先生は何度も学生の「一気」に付き合っているのに全く様子が変わらない。そのうち、学生のほうが一人、また一人と玉砕していく・・・。
 翌朝、宿からの朝食を知らせる電話に出ることすらできないような状態で撃沈して、そこここで雑魚寝している学生たちを尻目に、K先生は朝から涼しい顔で缶ビールを飲んでいた・・・そうである。それを目撃した、「乾杯作戦」に参加しなかった同期によると、「先生、朝からビールですか?!」と驚きながら尋ねたところ、「自動販売機のボタンを押し間違えてしまってね」とにこやかに答えてくれたそうだ。彼は「そもそもジュースとビールは値段が違うんだから、間違えて買うハズがないんだよね」と、ブツブツ言っていた。確かに・・・。
 しつこいようだが、K先生は20代前半飲み盛りの学生たちを一人ずつ相手にして全員をつぶすほど飲んでも全く様子が変わらず、翌朝もしゃきっと背筋を伸ばして涼しい顔でビールを飲んでいた。
 卒業後もちょくちょく研究室のイベントには顔を出していたが、93年に渡米した後はさすがに疎遠になった。でも、年末の挨拶状のやりとりだけは毎年欠かさずに続けていた。
 最後にK先生にお目にかかったのは、2006年2月。K先生の古希のお祝いパーティーに、たまたま日本にいて参加することができた。相変わらず背筋がピンと伸びてスマートで、ほとんど変わっていないように見えた。ご本人は「以前の10分の1ぐらいしか飲めなくなって」と笑っていたが、教え子から「10分の1で人並みですよね」と突っ込まれていた。
 今年も12月上旬にカードを送った。
 先生が亡くなられたのは23日。前の週に急に体調を崩されて、そのまま亡くなられたそうだ。私が送ったカードは、読んで頂けただろうか。
 葬儀は、K先生の格からすると一昔前ならかなり大きな規模で行ったところなのだろうが、今風に(?)通夜と告別式を兼ねた一日葬(一日葬という言葉を初めて知りました)。これまた今風にZOOMでも参列できるとのことで、そうさせてもらった。普段、ZOOMを必要とするような生活をしていないので、実にZOOM初体験。参加者が多かったせいか固まったり音が聞こえなかったりしたが、葬儀の映像を見ることでK先生が本当に亡くなってしまったのだと、思い知った。
 享年85歳、長患いではなかったようだし、どちらかといえば長生きだ。人間は誰でもいつかは死ぬのだし、悲しむことではないのかもしれない。それでもやはり、悲しいものは悲しいし、何よりも寂しい。なんというか、時代が変わっていってしまうのが、寂しい。自分たちの時代がどんどん終わっていくのが、寂しい。

 そして、猪木さんが心配である。私が心配しても何も変わらないし、私にできることなど何もないけれど、それでも心配せずにはいられない。

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自滅する欧米

2021-12-27 09:39:30 | Weblog
https://tanakanews.com/211226corona.htm

ってか、じゃどこに逃げたらいいんだ?
日本でも、オミクロン株濃厚接触者は受験させないとか、馬鹿なこと言ってるし。
この狂ったコロナ禍から逃れるには、どうすりゃいいの???
どこかに、コロナ対策をなぁ~~~んにもしていない文明国って、ないの???
(いくらコロナと無縁でも、さすがに無人島で暮らす勇気はないし)



8月から3ヶ月ほど預かっていたモルが、またうちに来てます。
今度はどのくらい預かることになるのかな。

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コロナはすでに終わっている

2021-12-20 13:58:09 | Weblog
1人でも多くの人に読んでほしい↓

https://tanakanews.com/211220corona.htm

すでに終わったものをいつまでもしつこく大げさに騒ぎ立てて、何が嬉しいのか???
誰がどんな得をするのか???

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人権侵害はどっちだ?!

2021-12-16 10:28:11 | Weblog
「ただの風邪」未満のオミクロン株騒動以来、やってらんね~!!!気分に全身を侵蝕されて思考が停止しがちである。
 それにしても、このところの「欧米」諸国(含:オーストラリア、ニュージーランド)の人権侵害は目に余る。たかが風邪のために、都市封鎖だの外出禁止だのワクチン強制だの、どうするとこんな人権侵害が平気でできるのか、理解に苦しむ。(少なくとも表向きは)人権に敏感だったはずの欧米諸国のこの暴挙を、どう考えたらいいのか???
 特に、ワクチン! ぶっちゃけ、すでに有害無益であることは明かなのに、通常接種を強制するばかりか、追加接種まで強制し始めている。そもそも風邪なんて自然免疫で治すものであって、ワクチンなんて不要だっての!!!
 ニューヨークの一部大学が学生や職員に追加接種を義務づけたというニュースには、開いた口がふさがらない。とても正気の沙汰とは思えない。
 いやもう、年寄りはいいよ、どうでも。ワクチン100回接種しようがどうしようが、何も変わらないから。でも、これから子どもを作る若い世代に有害無益なワクチンを強制するって、一体全体なんのつもりなのか?!
 例えワクチンのせいで不妊や流産死産が増えたところで、世界の人口抑制には、まったくならないからね。人口爆発しているのは発展途上国であって、ワクチンを強制されているのは元々人口先細り気味の先進国が中心。それに、おそらくワクチンの副作用は、人口が減るよりもっと質(たち)の悪い、学習障害や臨界知能の子どもが大量に生まれる、という形で現れるだろうから。それでなくても環境汚染やら電磁波やらで学習障害や臨界知能の子どもは増殖している。5Gが本格的に普及したら新生児の3人に1人は学習障害になると言われているのに。もうお先真っ暗である。人口が減って人類が消滅するほうが百万倍マシなんですけど。
 アメリカを中心とする欧米「先進国」が北京オリンピックの外交ボイコットだのなんのって言ってるけど、人権侵害はどっちだよ?!(そもそも人権侵害皆無の国家というものも存在しないだろうけどね) まあ、中国も人権侵害していることは確かだから、どっちもどっち。
 ってか、(外交ボイコットうんぬんじゃなくて)そこら中で国境を閉鎖しまくって一般人に海外旅行させないようにしているくせに、IOC役員やら政府高官だけ特別扱いで贅沢旅行するためにオリンピックになんぞ行かんでよろしい!!! 開会式リモート出席で十分だろ!!!

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腸(はらわら)が煮えくりかえる

2021-12-06 10:59:48 | Weblog

(本文とは関係ありません)

「ただの風邪」程度の悪影響すらないオミクロン株登場以来の、世界中でのキチガイ騒動で、しばらく前から計画してあれこれ予約や手配も進めていた、子どもの冬休みに合わせた日本行きが水泡に帰してしまい、ここ数日はやり場のない怒りに気が狂いそうな日々を過ごしている。それはもう寝ても覚めても、物の例えではなく、文字通り、寝ても覚めても腹が立って腹が立って、ここ数日、覚えている夢といえば、泡と消えた日本行き(単なるレジャーではなく、日本で大切な用事があったのだ)やキチガイコロナ騒動にかかわるものばかりである。腸(はらわら)が煮えくりかえるとは、まさにこのことである。暴動起こしそうである。暴れたり周りを破壊したりしないでよく耐えているものだと、自分でも不思議なぐらいだ。
 そもそも2年前に登場した新型コロナ自体、「質(たち)の悪い風邪」でしかないが、ようやく世界が正常化に向かおうとしていたこの、絶妙なというか、最低最悪なタイミングで登場したオミクロン株にいたっては、普通の風邪程度の害すらないじゃないか!!!
 それなのに世界中で鎖国に走り、検査を増やすだの、オミクロン株を防ぐだの、どのぐらい広がっているか調査するだの、ほんっとぉ~~~にバッカじゃないのか?! オミクロン株に感染していると分かったから何なの??? 患者に「よかったですね~、あなたオミクロン株だから、全然心配する必要ないですよ♪」とでも言うのか?
#ってか、風邪ひいちゃいけないんですか???
 コロナ騒動は、第三次(大惨事?)世界大戦の代替だと言っている識者がいたが、本当にそうかもね。戦争なんだから、理屈もへったくれもありゃしない、理不尽も当然、でもってどこかの誰かが儲けている・・・(一体全体、誰の陰謀だよ?! 誰が得しているのか???)
 もちろん、せっかく光が見えてきたと思ったところにオミクロン株の登場で、仕事や留学の機会を奪われて、私なんかより余程ひどい目に遭っている人たちが大勢いることは分かっている。子どもや学生など、若い世代は特に気の毒だと思う。そういう人たちの分も含めて、ほんっとぉ~~~に腹が立つ!!! 腸(はらわら)が煮えくりかえる!!!

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