おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

新居が決まった

2012-03-23 11:36:13 | Weblog
 新居が決まった、拍子抜けするほど実にあっさりと。
 前回書いたように、そこそこの物件にほとんど「ダメ元」の気分で申し込んでみたのだが、実にあっさりと大家さんからOKが出たようで、申し込みから2日後の朝に不動産屋から電話がかかってきた。
#こんなに簡単だったとは・・・やっぱ市場に住宅がだぶついてるせい???
 というわけで23日金曜日に改めて新居で不動産屋と待ち合わせ。なんでも大家さんは週末は必ずバケーションに行くそうで、大家さんを含めて契約を交わすのは月曜日になるとか。えらい資産家っぽい大家さんだな・・・
 で、不動産屋と一緒にしみじみと新居をチェックしたのだが(入居前に修理する部分などを確認するため)、南カリフォルニアの家って本当に信じられないぐらい作りがいい加減だよなぁ・・・
 何と、新居にも一カ所、電気のスイッチの上下が逆になっている部分があった・・・。現在の家以外にも、そんなふざけた家があったとは・・・! あと、ドアが最後まで閉まらない部屋あり(これはアパートなどによくある、ペンキの重ね塗りのし過ぎ)。クローゼットのハンガーをかけるためのパイプと、すぐ上の棚板との間隔も、現在の家より狭いぐらいだった・・・。一体全体、ここにどういうハンガーをかけろというのか?! ハンガー単体は常にパイプにかけっぱなし、必要な時は衣類だけを着脱する、という使い方しかできそうにない。一軒家に住むようになって初めて知った、一般的なアパートよりひどい部分が多々あるという事実に、驚きを禁じ得ない・・・
 でもまあ少なくとも現在の家よりは、ずぅ~っと快適にはなりそうな感じである。なにしろ、居間の向こうに広大なガラスで囲われたパティオ、そしてその向こうにプール。プールの向こう側は下り斜面なので遠景しか見えない。もちろん庭の端まで行けば下の家が上から丸見えであまり気分は良くないのだが、少し離れて見ればなかなか気分が良い。今の家にもプールはあるが、大家さんと共用だった。新居はもちろん、我が家専用プールだし、しかもプール端が少しお風呂のような感じに区切ってあって温水&ジェットバスにもできるらしい(大家さんに確認しないと断言できないが、そんな風に見える)。
 と言うか、月末まで1週間ちょい、引っ越し準備はゼロからのスタート、来週は地獄になりそうである。

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家探しは大変である…

2012-03-22 00:06:07 | Weblog
 分かり切っていたことだが、引っ越し先の家探しは本当に大変である。これは、と思った物件はアッという間に取られてしまったり、問い合わせの返事が来なかったり(これも取られたということだろう)する。かと思えば、今住んでいる家も顔負けの信じられないようなボロっちい作りの家があったり、(日本風に言うと3LDKの一軒家を探しているのだが)寝室が極端に狭かったり、家はいいのだが車庫が狭かったり、車の出し入れに門を手で開けなければならなかったり、周辺のガラが悪かったり、庭も建物も見るからに汚らしくて中を見る気も起きないような外観だったり、豪華なプールまで付いているのにシャワーのみでバスタブがなかったり、予算内で条件に合う物件を見つけるのは至難の業だ。もちろんある程度の妥協が必要なのは分かっているし、今のように家から外を見渡して近隣の家が視界に入らないとか、隣の騒音がまったくない(遠くの騒音は、もちろんあるんだけどね)し、こちらの物音も絶対他人に聞こえない、なんて条件が不可能なのも理解している。しかし、今より状況が悪くなったのでは引っ越す意味がない。
 今住んでいる家は、大家さんが住む母屋の裏庭にあたる広大な斜面にぽつんと建っている。並びの家も同様に広大な裏庭があるが、離れを建てている家は他にない。つまり左右どっちを見ても空き地、南側は上り斜面=壁に面しているようなもの。そして正面北側からの視界はと言えば、下り斜面から、下の道路沿いの家はもちろん遙か向こうの丘陵、さらには遠くの山々まで見晴らせる。この、空き地の真ん中に建っているような周囲に他の家がない珍しい環境が気に入って住んでいるのだが、建物が安普請な他にも難点は山積。
 一番は車の出入りだ。家の側=斜面中腹に停めた車で出かけるには、いったん門の前で車を停めて車から降り、手で門を開けなければならない。しかも門の鍵は『かんぬき』である。門を出たらまた車から降りて門を閉めてかんぬきをロックする。最悪に面倒くさい。この門まで家から歩くと、恐らく100メートルぐらいのかなり急な上り坂だ。それでも散歩に行く時は歩くついでで我慢できるが、車で出かけるためにわざわざ100メートル上って門を開けて100メートル下って車に乗って、門を出たらまた車から降りて・・・と、ほぼ毎日、時には日に何度も繰り返す。最悪だ。もっと最悪なのは雨の日。門のあたりのコンクリートには水が溜まり、門の開閉をすると長靴でも履いて行かない限り靴から靴下までびしょ濡れになる。そして外からは、門の隙間から手を入れて内側のかんぬきをロック/アンロックすると、服の袖がびしょ濡れになったり汚れたりする。まったくもって最悪だ。車を停めるスペースだって、屋根がないのはもちろん舗装すらされていないから雨の日はぐちゃぐちゃ。というわけで、門の開閉が手動とか、メインに使っているセダン(割と長い)が入らないような狭いガレージというのは、妥協できないポイントなのである・・・
 バスタブがないのも妥協できない。今住んでいる家には3つもトイレ兼浴室があるくせに、すべてシャワーのみなのだ。そのため、子どもの風呂として、本来は衣類などを入れる大型のクリアケースを使っている。しかしもういい加減、子どもも大きくなってきて、クリアケース風呂も限界。バスタブは絶対に外せない。
 そんな中、プール付き、サブの2寝室は狭いけれども主寝室と居間が広く、さらにガラスで囲われた広大なパティオ付き、ガレージもなんとか許せる広さ、家賃は予算ギリギリ、という物件を発見。扱っている不動産屋がいい加減そうなのがちょっと気になったが、とりあえず申し込んでみた。さて、果たして受け付けられるだろうか・・・???
 何が問題かと言うと、うちが自営業(自由業?)で夫婦とも会社勤めじゃないこと。2005年に単身でアパート探しをしていた頃は、住宅バブルの時代だったこともあってか、会社員じゃない人間に住居を貸してくれる大家は非常に少なかった。自分も、クレジットヒストリーは最高点であるにもかかわらず、何カ所か蹴られた。同様に自宅で仕事をしていた友人からは、1年分の家賃をまとめて先払いすると言っても断られたという話を聞いた。時は流れ、今や住宅バブルもはじけ切り、市場には売れ残った家がダブダブ。町を走ればそこかしこに空き家、というような状況ではあるのだが、果たしてどうなりますことやら・・・(ってか、いつまでも売れなくて放置してる家がたくさんあるんだから、もっと安くじゃんじゃん貸してよ~)
 ちなみに2009年夏に今の家を見つけたのは、こちらの日本人向けの日本語新聞のクラシファイド欄だった。他にも1軒、同じ新聞で見つけた家を見学したが、どちらの大家さんも一度会っただけで「是非とも借りてください」という応対で、クレジットヒストリーや経歴のチェックなど全くなかった。こちらが日本人というだけで、ものすごい信用っぷりである。もし前述の申し込みが蹴られるようだったら、この日本語新聞に適当な物件が出るまで気長に待つしかないのかなぁ・・・
 ・・・ってか、相変わらず家族全員、喉が痛かったり夜になると咳が出たりするし、子どもなんぞせっかく寝ても咳きこんで泣いて起きてしまったりして最悪なので(せっかく夜驚症が出なくなったと思ったら、今度は咳かよ!)、できるだけ早く動きたいんだけどね・・・

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停電

2012-03-17 22:13:55 | Weblog
 最近、うちの近隣がよく停電しやがる。今日も台風のような天気だったので危ないと思っていたら、やはり数分間の停電。短時間で収まったのは有り難いが、例え短時間の停電でもデジタル時計や電子レンジに付属の時計などはリセットされてしまうので、設定し直さなければならない手間は一緒だ。ハードディスクレコーダーの日時や録画予約が、給電がなくなっても消えないのが不幸中の幸いだが、録画に必要なコンバーターの電源が切れてしまうので結局一手間かかる(※ハードディスクレコーダーはアナログ時代のものなので、地デジを録画するにはデジアナコンバーターが必要になる)。
 ともあれ今日の停電は数分だったが、先日など、半日も停電しやがった・・・
 奇しくも(?)3月11日の午後早い時間にいきなり停電。しばらく待っても点きそうにないのでとりあえず外出。夕方戻ってきても、まだ停電している。うちはガスがなく電気のみなので、電気がないと夕食も用意できない。5時頃まで待っても点かないので、諦めて外に食べに行き、帰ってくる途中、うちに通じる上り坂に入った途端、周囲の家も街灯も真っ暗。もちろん、うちも真っ暗。
 いやまったくもって、電気がないと本当に何もできないなぁ、としみじみ実感。ダンナは慌てて近所のマクドナルド(無料WiFi)にノートパソコン持ってメールチェックに行き、ついでにろうそくを買ってきたけれど、ろうそくの明かりではとてもじゃないが読み書きなどできない。見事なまでに、何もすることがない。結局、子どもと一緒に8時前に爆睡である。
 不便だな~と思った一方で、電気がない(もしくは非常に限られている)のってものすごぉ~く久しぶり、学生時代(野外や海外で)以来?!で、なんか妙に懐かしかったりもした。
 そして、なんだかこれって結構幸せかも・・・とかも思ってしまった。強制的にテレビもパソコンもナシで、暗くなったらとっとと寝る。きっと健康にいいし、電気がなくなれば大人も子どもも不眠症なんてなくなるよ。

 3.11停電の後日談というか、余談。この翌日から、家にいるとどうも焦げ臭いような気がする。前日使ったろうそくのせいかと、使いかけのろうそくを袋に密閉してみたが、変わらない。しかも、焦げ臭いと感じているのはどうやら自分だけのようだ。それが1週間弱経った今でも続いている。そのうち、車の中でもたまに焦げ臭いと感じたりして、これは完全に自分の鼻がおかしいのだろうと、インターネットで検索してみた。そして、意外に多くの人が同じような症状に見舞われていることを知り、びっくりした。中でも「焚き火のにおいがする」と書いている人がいて、「おお、それそれ! その表現が一番ぴったりくる!」と嬉しくなった(喜んでる場合じゃない)。しかし皆、正確な原因は分からんと書いている。多くの人が2週間程度で収まると書いているので早く収まってくれることを祈るしかないのだが、他方、やはり多くの人が時々再発するとも書いている。この先の人生、定期的にこの症状に見舞われるのかと思うと頭が痛い。
 鼻は元々、片方の穴がかなり曲がっていて良くはないのだが、この家に住んでからホントにどんどん具合が悪くなってる気がする・・・

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また引っ越しかよ…

2012-03-10 00:23:51 | Weblog
 前回書いたカビの一件以来、どんどんこの家に我慢できなくなってきている。
 元々、不満は山のようにあったのだが、予算に限りがある以上、同じ家賃でもっとマシな物件を借りられるとも思えず、また引っ越し自体が大嫌いだし、子どもの学校のこともあるしで、当分(10年ぐらい?)は我慢するつもりでいた。
 しかし、よく掃除してアルコールを何回もまきながら乾燥させたとはいえ、カーペットの奥や床板に生えたカビを完全に消滅させることは不可能だから、またいつ再びカビが増殖するか分かったものではない。カビの生えたクローゼットの床にはもう永久に物を置けないし(本当は衣類を吊すこともしたくないのだが、他にしまう場所がないので仕方なくクローゼットの上空は未だに使用している)、カビ臭さこそようやく抜けたものの、その部屋の空気はどうにも体に悪そうだ。ちなみにその部屋は子ども部屋として使っている。今はまだ日中ちょこちょこ遊ぶ程度だが、そのうち子どもが大きくなって子ども部屋にこもったり、そこで一人で寝るようになった時のことを考えると、とてもじゃないがそんなカビだらけの部屋を子ども部屋にできない。
 ついでに、ただでさえ大家さんの持ち物(人間が入れそうな巨大な壷がいくつもとか、私にはまったく理解不能な骨董品の類とか、外しても置き場所に困るので仕方なくかけたままになっている壁を埋め尽くさんばかりの大量の絵画や写真とか)がたくさんあって邪魔なのに、さらに物を置く場所が減ってしまった。
 さらに、ここのところ、子どもの風邪がまったく治らない。子どもなんてしょちゅう風邪をひくのは仕方がないのだが、今回は3週間以上も完治しないのだ。鼻水と咳と熱が交互に、時には複数同時に、ひどくなったりマシになったりしながらもずっと続いている(病院行け、というツッコミはナシね。アメリカの一般病院なんて、患者にろくに触りもしないで処方箋書くだけで、即効性のあることは何もしない。行くだけ時間の無駄だし、処方箋薬だからって市販薬より効くわけではないことは去年よぉっく分かったし、そもそも好き嫌いの激しいうちの子はアメリカのクソ不味いシロップ薬なんか滅多なことでは飲んでくれない)。さらにこの1週間ほどは親も含めて家族3人全員で咳が止まらず、特に夜など入れ替わり立ち替わりゴホゴホ咳きこんで、全然熟睡できない。子どももせっかく眠っても咳きこんで起きてしまったりして、最近目の下にクマが出てるしホントに可哀想である。これって、カビのせいじゃないの?!・・・って、思うよね、普通。一応、空気清浄機は買ったけど、狭いワンルームマンションならいざ知らず、この家全体の空気を清浄するなんて不可能だし・・・
 実のところ、この家に引っ越して以来、年の2/3は家族の誰かしら、あるいは複数が鼻水出たり咳が出たり熱が出たりでなんかしら具合が悪い気がしていた。家から一歩外に出ると雪のように花粉やおしべが降っているといった環境なので、アレルギーもあるのだが、そもそも私はこの家に住むまで花粉症になんかなったことなかった!!! そこへもってきて、このカビ騒動だ。もう我慢も限界!!!
 さらにさらに、先週末に大家さんの家(同じ敷地内にある母屋)に新しく買ったと思われる大型の家具が運び込まれる様子を見て、ブチッとキレた・・・。んなもの買って置くスペースがあるなら、クソ邪魔な壷やら骨董品やら、引き上げろよ!!! 母屋に置く場所がないからこっちに置かせてくれ、という話で、置いてやってんのに、ふざけんな!!!
 というわけで、急遽、子どもの義務教育が始まる来年9月までには(学校への手続きなどあるので、その半年前ぐらいには最低でも決めたい)なんとか頑張って引っ越そうか・・・という話になってきている・・・。もちろん先に書いたように予算というものがあるのでマシなところが見つかるかどうか分からないのだが、この家にいると本当に体に悪そうなのが一番我慢できない。大人だけならともかく、小さい子どももいるのに。
###・・・ってか、また引っ越しかよ。ほんっとぉ~~~に引っ越しなんて大嫌いなのに・・・

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