おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

ようやく、ムカつくレンタルサーバの話

2008-06-29 16:02:44 | Weblog
 前回、ムカつくレンタルサーバの話の前フリを書いてから、すっかり間が空いてしまった。ようやく本題(?)である。
 しばらく前にも「不運なドメインの話」として、ムカつくレンタルサーバの話を書いた。今度は別の、「ハッスルサーバー」というムカつくレンタルサーバの話。ここは前の2つほど致命的トラブルはなかったものの、細かいムカつきが重なり、ついに堪忍袋の緒が切れた。
 ここはいわゆる格安レンタルサーバの1つで、確かに提供している機能の割に価格が安い。しかしどうやらメンテナンスから顧客対応まで1人でやっているらしく、インフラも脆弱なら対応も悪い。サーバの回線が細いせいかメールの確認に異様に時間がかかったりするし、サイトへのアクセスが増えたら「出て行ってくれ」と言われた人もいるらしい。
 質問に対する回答も早いのはいいのだが、これがまた「eBayかよ?!」と思うようなムカつく内容なのである。出だしの挨拶は失礼なほど短く、質問に対する回答もいつも信じられないぐらいそっけなくて短い。しかも的を外れていて「こんな返信なら来ない方がまだマシ!」というような内容であることが多い。日本語でここまで無愛想なメールができるなんて、ある意味、感動的ですらある。
 例えば、こんな調子だ。届く迷惑メールが増えてきたので使用をやめた(サーバ管理画面で削除した)「○×@2ys.com」というアドレス宛のメールが、「△□@2ys.com」のメールボックスに届いていることに、ふと気づいた。サーバの管理画面を見ても、キャッチオールの設定らしきものは見あたらない。そこで当該メールを添付して問い合わせたところ、「そのメールの宛先は○×@2ys.comですが、△□@2ys.comのメールボックスに届いています」という、これ以上そっけなく答えるのは不可能というぐらいそっけない回答が返ってきた。しかも答えになっていない・・・。だから、なんで○×@2ys.com宛のメールが△□@2ys.comのメールボックスに届くのか、聞いてんだっての!
 ちなみにキャッチオールというのは、当該ドメイン宛のメールは@の前の文字列がなんであってもすべて受信するという設定。電子メールの利用自体が少なかった頃は、自ドメイン宛のメールは1通たりとも逃すまいと考えた人が少なくなかったのだ。まだ迷惑メールなんてものがなかった古き良き時代(?)の遺物みたいなもので、今どきそんなデフォルト設定になっているサーバがあったら大問題だ。
 また、ハッスルサーバーは複数ドメインを運用できる仕様なのだが、これまた削除したメールアドレス同様、サーバ管理画面でドメインを削除しても設定が消えてくれない様子。運用をやめたドメイン宛のメールがこれまた届いたりもする。(細かく説明すると長〜くなるので省略してます。DNSは変えてるので外部からは届かないけど、内部SMTPを使うと届いちゃうって話です)
 致命的ではないものの、細かいトラブルの度にムカつく。他のサーバに変えよう変えようと思いつつも、しかし致命的ではないのでなんとなくそのまま。いざ契約更新時期が近づくと、他レンタルサーバを探すのが面倒だったり忙しかったりでそのまま。そんなこんなで、ついつい年間契約を更新し続けてしまっていた。
 しかしついに致命的なトラブルが起こった・・・
 あれは6月9日月曜日の午後。ハッスルサーバーのSMTP(メール送信サーバ)が突然使えなくなった。仕方がないので接続に使っているケーブル会社のSMTPに切り替えたが、自分で(ハッスルサーバーで運用している)自分のアドレスに送ったメールが一向に届かない。しかし受信操作自体は問題なく完了する。送信側にエラーも返ってこない。
 ・・・???
 いろいろ試したところ、全くメールが届かないわけではなく、Hotmailから送ったメールは届いたりする。Niftyからのメールも届くようだ。どうやらアメリカ(日本以外?)のSMTPを使って送られたメールが届かない場合が多いようだ。しかし届かないなら届かないで送信側にエラーを返してくれるのならまだしも、これでは送った側は私が問題なくメールを受け取ったと思ってしまう。
 ろくな回答は期待できないものの、一応、ハッスルサーバーに質問メールを出した。やはり意味不明なムカつく回答しか返って来なかった。次のような奮った一文付き。「なお、ハッスルサーバーでは、SPAM負荷対策として、一部ホスト(SPAM配信データベースに登録されているホスト、一部外国のIPアドレスに該当するホスト、逆引きとIPアドレスが一致しないホスト)からのメール受信を拒否させていただく場合がございますので、ご了承ください。」
 私が使っているSMTPは全米最大のケーブル会社のものだ。友人知人だってこのケーブル会社を使っているかもしれない。例えここにあるようにSPAM(迷惑メール)対策だとしても、そんな利用者の多い会社のSMTPから送られたメールをブロックされたんじゃ、使い物にならない。
 本当に意図的に受信拒否しているのかどうかだって怪しいものだ。ある時突然なんの予告もなく受信できなくなったのも変だし、ハッスルサーバーのSMTPが同時にいきなり使えなくなったのも偶然ではないだろう。そもそもエラーメッセージを返さないのが一番困る。そんな恐ろしいメールサーバ、とてもじゃないが使えたもんじゃない。
 本当にサーバトラブルではなく、故意にそういった受信拒否をしているのかと、再度問い合わせたが、まったく返信はない。ま、元々まともな返信は期待していないし、今までだって何度もムカついてきたんだ。これをいい機会と思って、とっととレンタルサーバを移転しよう・・・
 というわけで、11日には別のレンタルサーバに申し込み、真っ先にメールアドレスを移動した。ハッスルサーバーに置いていたいくつかのドメインも徐々に移転し、今では1つを残すだけとなった。
 ちょっと感動したのが12日の朝。9日の午後に自分で何度も送ったテストメールがようやく届いたのだ。確かに多くのメール送信サーバは、うまくメールを送信できなかった場合、72時間程度は定期的に何度も再送信を試みる仕様になっている。それにしても、私が送ったテストメールが3日間もケーブル会社のメールサーバのキューに残り続け、何度も何度も送信を試みては送れずにキューに戻るということを繰り返していたのかと思うと、なんだかえらいけなげに思えてねぎらいの言葉をかけてあげたいような気分になってしまった・・・(これがまた、完全にはじき返されずにキューに残り続けたというのがちょっと謎なんだけど、もうサーバ移転して問題解決したし、面倒なのであまり深く考えないことにする)

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ムカつくレンタルサーバの話の前フリ

2008-06-20 02:09:10 | Weblog
 このネタは前々からいつかじっくり書こうと思っていたのだが、思っているだけでいっこうに実現しそうにないので、少し駆け足になるけれども前フリとして書いてしまおう。

 アメリカではオークションと言えばeBayである。日本のヤフオク以上の市場独占ぶりで、eBay以外の全米規模のオークションサイトは存在しない(もしかすると存在するのかもしれないが、まったく知られていない)。このeBayを、主に仕事として頻繁に利用するのだが、ここでやり取りされるメールの文章が本当にひどい。文法滅茶苦茶、単語の羅列、全部小文字、カンマやピリオド一切ナシ、文頭に「Hi」の一言もなくいきなり用件、などなど。「You」を「u」、「are」を「r」などと書いてくる、「私はあんたの友だちじゃねーよ!」「携帯メールじゃねーんだよ!」と言いたくなるような頭の悪そうなメールも結構来る。買い手が売り手に質問する場合、「お客様は神様です」ということである程度の無礼は許されるかもしれない。しかし問い合わせに対する売り手からの返信も、こんな調子なのである。
 例えばヤフオクで出品者に質問したところ、書き出しに「こんにちは」や「お問い合せありがとうございます」の一言もなく、敬語も使わず、いきなり「そうだよ」などと書かれた返信が届くなんてこと、あり得ないだろう。例え出品者が個人であっても、まずない。
 もちろん日本人にだって変な文章を書くヤツは山ほどいる。しかし少なくとも冒頭のあいさつぐらいは書くだろうし、下手くそなりにていねいな文章を書いている(書く努力をしている)のが普通だ。
 しかしeBayの場合、明らかにショップであると分かる出品者に質問しても、こんな調子で返信が来ることが珍しくない。これがまた英語というのは実に不思議な言語で、文法滅茶苦茶・単語の羅列でも、大抵はどうにか意味だけは通じてしまったりするのである。まれにどんなに一生懸命推測しても理解不能な時があるが、ほとんどの場合は意味が分かってしまう。
 実のところ、eBayに限らない。独立したオンラインショップに質問しても、似たようなレベルの返信が来ることは珍しくない。顧客対応専門のスタッフがいるような大企業でもない限り、まっとうな返信は最初から期待しないほうがいい。まれに思いもよらぬまともな回答が返ってくると、逆に驚いてしまうぐらいである。
 日本では、例えどんなに小さなショップでも、出だしの挨拶文もなく、敬語も使わない、箇条書き(というか単語の羅列)、ひらがなのみ(全部小文字に相当?)のメールを客に送るなんてあり得ないだろう。もしそんなことをしたら客は腹を立て、そんなショップから決して買わないだろう。
 アメリカでも、最初はムカついて「こんな失礼なところから買うか!」などと思ったりしていた私だが、あまりにもそういうケースが多いので、最近ではすっかりどうでも良くなってしまった。最低限、意味が通じればいいや、と。

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ジョブズさま

2008-06-12 09:34:28 | Weblog
 アップル社のスティーブ・ジョブズCEOが、「iPhone 3G」の発売を発表している映像をテレビのニュースで見た。発表内容より、ジョブズの激やせが気になって仕方ない。しばらく見ない間になんだかひからびたおじいちゃんみたいになっちゃって・・・。体は大丈夫かいな???
 思えば、ボストンで一目惚れ(?)してからもう11年も経つのか。光陰矢のごとしだな。
 そう思いながら97年のジョブズの写真を改めて見ると、あれれ、すっきりと痩せてるじゃん。単に一時期中年太りしてただけで、再び昔の体型に戻ったということなのかな?
 かなり前だけどガンの手術を受けていたようだし、つい最近まで体調が悪かったという話も聞く。なんにしてもお体に気を付けてくださいマセ、ジョブズさま。

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やっと直った換気扇と蛇口

2008-06-11 14:30:52 | Weblog
 さて、昨日Royが「どんなに遅くても明日」と断言した「明日」になった。本当に(修理に)来ると思う?などと言っていたら、修理の人ではなくRoyがいきなり玄関に現れた。「修理に必要なパーツはすでに作業の人間に渡してあるから。今、他の部屋で作業してるけど、終わったらこちらに来るから」とRoy。
 ご親切にそんなことを言いにわざわざ来てくれた・・・わけがない。「ところで」と続けるRoy。駐車場のゲートを開けるリモコンを差し出しながら、「このリモコン、○号室の彼が取りに来るから渡してくれない?」。だからあ〜、うちは管理人じゃね〜っての!
 Royはあくまで愛想がいい。人なつっこい笑顔を浮かべながら、しゃべってる内容はとことん厚かましい。人に何かを頼むときの極意だね。こんな技を持っていたら私の人生も随分と違っていただろうなどと、作り笑いの一つもできずに生きてきた我が身を振り返りつつ、「オーケー」と言ってしまうお人好し日本人・・・
 その後、何度目かの正直でようやく修理の人がやってきた。最初に苦情を言ってから約20日後だよ。ったく・・・

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相変わらずのやらずぼったくり

2008-06-10 15:53:05 | Weblog
 5月最終日の土曜日、アパートの管理会社の人(Royという名のおっさん)から電話がかかってきた。なんでも、他の部屋の住人が駐車場の入り口に鍵を差しっぱなしにして出かけてしまったそうな。うちはいつもリモコンで駐車場のゲートを開閉しているので気づかなかったが、どうやら入り口の外側にキーボックスがあり、そこに鍵を差し込んでいる間はゲートが開いている仕組みになっているらしい。でもって、その差しっぱなしの鍵を抜いて持ち主が取りに来るまで保管しておいてくれ、という依頼である。
 なんでうちにそんなこと頼んでくるんだよ?! うちは管理人じゃねーよ! 住み込みの管理人もいるのだが、恐らく外出中なのだろう。うちならいつも家にいそうだし、なにより文句を言わずに引き受けてくれると思ったんだろうな、ったく。などと思いつつも、「分かったよ」と快い返事をしてしまう自分・・・
#ああ、お人好し日本人!
 部屋の外に出てみれば、確かに駐車場のゲートが開きっぱなしになっている。下りて行ってみると、言われた通りの場所にキーボックスがあり、いくつかの鍵がついたキーホルダーごと、鍵が差しっぱなしになっていた。
 キーホルダーを抜いて部屋に持ち帰り、Royに電話をする。「いやぁ、ありがとう」とこのおっさん、いつも愛想がいいからタチが悪い。強く文句を言いにくい。「最近は何か問題ある? ランドリーはもう直っただろ」と続ける。壊れていないのが当然なのに、「直っただろ」と自慢げに言われても困るんだけど・・・。それに、ランドリーの話と同時に伝えたうちの部屋の換気扇はどうなったんだよ?
「換気扇は直ってないよ。こないだ言ったじゃん」と聞く私に、「え〜? まだ誰も直しに行ってないの?」と本当かウソか知らんけど驚いてみせるRoy。どうせあんたが作業の人間に指示出してないんじゃないの? 「すぐに誰か行かせる」って? 期待しないで待ってるよ・・・
 もちろん誰も修理になんか、来やしない。さらに、今度は台所の蛇口が壊れやがった。お湯と水の割合や水量を調節するレバーがガタガタになってしまい、温度調整はおろか、水量調整すら困難な状態だ。頻繁に使うものだけに、えらいムカつく・・・
 6月6日の金曜日、またうちのアパートに来ていたRoyを捕まえて、蛇口の件も合わせて文句を言う。「分かった、明日修理に来させるから」とRoy。明日って土曜日じゃね〜かよ。もちろん週末の間なんて誰も来やしない。あてにしてなかったけどさ。
 9日の月曜日、出かけようとしたらRoyの車が駐車場に停まっていた。ちなみにこのアパートのオーナーは他にもいくつか賃貸物件を持っていて、それらを統括管理しているのがRoyである。だからRoyは、いつもうちのアパートにいるわけではない。それぞれの物件に住み込みの管理人はいるのだろうが大した権限はなく、何かが壊れたと管理人に文句を言っても、管理人はそれをRoyに伝えるだけ。実際に作業の指示を出すのはRoyである。
 今日も愛想良く人なつっこい笑顔で話しかけてくるRoyおじさん。「修理の人は来た?」と向こうから聞いてきた。「いんや〜、誰も来ないよ〜ん」と怒る気もしない私。またしても驚いてみせるRoy。「本当に?」「換気扇も?」「蛇口も?」「本当に誰も来なかった?」
 しつこいっちゅーねん! だから誰も来てないよ! なんの得があって私があんたにウソつかなきゃならんのだ!
「分かった、今すぐ電話するから。今日か、どんなに遅くても明日には必ず修理に行かせるから」
 はいはい、明日ね。期待しないで待ってるよ。はぁ・・・

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たまにはこういうことも「あった」…

2008-06-06 06:25:12 | Weblog
 少し時間が経ってしまったが、前回書いた車の修理の顛末。
 金曜日の夕方に修理完了との電話をもらった私の車。予定通り月曜日の午前中に取りに行った。カーディーラーまではバスを乗り継ぎ。前述のように我が家のもう1台の車には娘を乗せられないので、私1人で取りに行くしかない。
 朝の通学時間帯を過ぎ、バスの本数ががくっと減ってしまった午前10時頃。なかなか来ないバスを待ちながら、そしてバスの中で揺られながら、妙にドキドキする。
「本当にちゃんと修理が完了しているんだろうか?」「車は何事もなく無事だろうか?(つい先日、エンブレムの盗難に遭ったばかりなので、これも気になる)」「延長保証がちゃんと適用されているだろうか?」・・・などなど。さらに、それぞれの場合についてどういった対応をすべきか、など、先の先まであれこれ考える。さもないと、後になって「こう言えば良かった」「ああすれば良かった」と激しく後悔する羽目に陥る。
 たかが車を取りに行くだけで何でこんなにドキドキ緊張して、馬鹿みたいにいろいろ考え悩まないといけないんだ?! 我ながらアホくさくなりつつも、ついつい考えてしまう。
 カーディーラーの最寄りの停留所でバスを下りる。カーディーラーの駐車場を一通り見回す。・・・あった、他の車の陰に自分の車を発見。とりあえず無事っぽい。
 建物の中に入り、引き取り窓口へ。書類がまだ窓口になかったものの、担当のJimに声をかけるとすぐに書類と鍵を窓口に回してくれた。修理代も延長保証の免責額と思われる、50ドルぽっきり。免責額75ドル+消費税を取られた前回より安い。どうして50ドルなのかよく分からないが、予想より安かったので突っ込まない。素直に50ドル払って鍵と書類を受け取る。
 自分の車のところに行き、内外をじっくりとチェックするが、何も問題なさそうである。ウインドウも汚れてはいるものの(まぁ、これは仕方ない)開閉機能は直っている。
 ・・・・・本当に何事もなく、予想より早く、予想より対応が良く、予想より安く直った・・・
 本当に、たまにはこういうこともあるんだねぇ・・・

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