新型コロナ検査キット

24日の木曜日、学校で新型コロナの検査キットが配られていた。


下校時刻に生徒を迎えに来た保護者に次々と手渡していく。


校長先生自ら・・・。


両手に検査キットを掲げる副校長。

もうコロナ騒動、終わったから、在庫処分？
せっかくもらっても、使うことはないだろうけど・・・。


配られていたのは、こんなもの。


裏側。使用期限は７月２日だってさ。

物価高騰なんとかしてくれ～

（本文とは関係ありません）

　昨今の物価高騰は世界的な傾向だとは思うが、特にアメリカの都市部はひどい。買い物に行く度に、冗談みたいにいろいろな物の値段が上がっている。ダラーショップ（日本の100円ショップみたいなもので、ほとんどの商品が１ドル「だった」）に行ったって、今や、１ドルで売られている商品なんて限られている。私は買い貯めとか買い置きが嫌いで、ほとんどの物はなくなりそうになったタイミングで買っているのだが、ここ最近の物価高騰ぶりを見るにつけ、歯磨き粉とか洗剤とか、あまりかさばらない物は安いうちに買い置きしておけば良かったと少し後悔している。
　それにしても、ガソリン代の急騰ぶりには閉口する。当然だが、こればっかりは買い置きも買い貯めもできないので後悔のしようもないのだが、真剣に冗談のように値段が上がっていく・・・。
　私は大抵、毎週月曜日に給油するのだが（一般論として１週間の中で月曜日が一番ガソリンが安いらしいので）１ガロンあたり○ドル×△セントの、以前だったら△セントの部分を見て値段が安い高い、上がり下がりを判断していた。大きく変わったとしても、せいぜい×（10セント）の位を比較する程度だったのに、今月に入って○ドルの位が１週間単位で変わっていく。一体全体この状況はなんなのか・・・。あまりにも変化が激しすぎて、もはやどこのスタンドが安いとか高いとか判断できない。
　そんな中、我がカリフォルニア州ではガソリン車を持っているかどうかに関わらず、全州民に一人400ドルのガソリン税リベートを給付するという案が検討されているのだそうだ。
　・・・・・うぅ～～～ん。
　なんか違う・・・。
　そりゃ、いくらでもどんな理由でも給付金がもらえるのは有り難いけどね、それより物価高、ガソリン代高騰をなんとかしてほしい。
　全州民に400ドル配る予算で、ガソリンスタンドに補助金出すとか、ガソリンの税金を一時的にゼロにするとかして、ガソリン代を安くしてくれよ。
　だって400ドルもらおうと、例え4000ドルもらおうと、もらった瞬間にそれは自分のお金になってしまう。その自分のお金の中からガソリンなり食料品なり日用品なりの代金を払う時、値段が高かったらものすごく不愉快で苦痛であることに変わりはない。
　でも400ドルもらえなくても、物価が安くなったらそのほうが嬉しい。例え家計の収支が同じだとしても、物価が高いまま給付金をもらうより、何ももらわなくても物価が下がった方がよっぽど気分がいい。気持ちが明るくなる。
　そこんとこ、なんでわからんかなぁ・・・。
　ま、たったの5000円（小学生の小遣いかよ？！）を年金受給者に配るのなんのと騒いでいる日本よりは、はるかにマシだけどさ。そもそも、いい大人が１回こっきりわずか5000円もらって嬉しいかよ？！　その、ごく一部の人しか喜ばないたった5000円配るために、どんだけの事務経費を無駄に使うつもりだよ？！　ホント、アベノマスクにしてもそうだけど、どうしたらそういうくだらない案を思いつくのか。自民党のブレインって馬鹿しかいないの？？？

劇場版 呪術廻戦 0

　日本で公開されて以来、娘が早く見たくて見たくて首を長くして待ちに待っていたのだが、ようやくアメリカでも18日公開となった。さすがに平日は見に行けないので公開翌日土曜日のチケットを、３週間前に販売開始された直後に予約して（販売開始日の午前中でもすでにいい席はそこそこ埋まっていた）、指折り数えて当日を待った。そして、ついにというか、ようやく、観賞。
　内容については語るまでもなく面白かったに決まっているのだが、それにしても、実にマニア度の高い空間だった。
　この２年ほどはコロナ禍で映画もなかなか観に行けず、座席も他のグループとは間を空けるという規制があった。が、どうやら座席規制がなくなったようで、隣に他人が座っている劇場、これほど密な劇場は、本当に久しぶりだった。
　しかも、吹き替え版ではなく字幕版（音声はオリジナルの日本語）を選んで観に来るだけあって、観客がみんな、実に「分かっている」。決めぜりふやウケる場面をちゃんと分かっていて、さらに待ち構えていて、きっちり「ウケる」。こちらが引くぐらい、みんな、ウケるべき場面できっちり、しかも盛大にウケる。
　これ、絶対にみんな、海賊版かなんか、あらかじめ見てるっしょ？？？　そうとしか思えないぐらいの見事なリアクション。公開翌日だからすでに劇場で観たリピーターとは考えにくいし。
　最後も、エンドロールの後に１シーンあると全員分かっていて、エンドロールが始まっても誰一人として席を立たない。すげぇ～～～。（私は普段から、エンドロールが終わるまで席は立たない）
　なんとも一体感があるというか、実に濃い空間だった。「鬼滅の刃」を劇場で観た時もそれなりに盛り上がってはいたけれど、視聴者の年齢層が「呪術廻戦」より少し低いこともあってか、ここまでのマニア度の高さはなかったなぁ。なかなか貴重な体験だった。（パリみたいに、服脱いで暴れ出すような人がいなくて良かった）

いつになったら夏時間がなくなるのか

ここのところお客さんモルの写真ばかり載せていたが、うちのモルちゃんも元気です♪（本文とは関係ありません）

　毎年毎年しつこく、今頃の時期に愚痴を書いている気がするが、私は心の底から夏時間が嫌いだ！　何回書いても足りない。夏時間システム、早くなくなってくれ！
　数年前の選挙の時、年に２回時間を変えることの是非の投票があり、反対票のほうが多かった。よって、カリフォルニア州の夏時間切り替えは速やかになくなるものかと思いきや、何年経っても一向になくなる気配がなくてうんざりである。一体全体、あの住民投票はなんだったのか？？？
　というわけで、今年も明日から夏時間である。せっかく最近、いつも起きている６時に外が明るくなって起きやすくなってきたのに、また明日から真っ暗な中を起き出さなければならない。本当に不愉快だ！
　せめて以前のように４月上旬から10月下旬までならまだ許せるが、しばらく前から夏時間の期間が延長されて、今じゃ３月第二日曜から11月第一日曜まで夏時間である。一年の３分の２は夏時間じゃね～かよ！

　さてさて、夏時間とは関係ないのだが、ようやく！　３月14日の週から、子どもの学校における教室内でのマスク着用が任意になる。（屋外でのマスク着用はすでに任意）
　今や世間はウクライナ一色で、コロナのことなんて皆忘れている。もはやコロナで世間の注目を惹きつける必要はなくなったぞ、と言わんばかりに、欧米におけるコロナ禍が急速に収束中。コロナ規制が最も厳しかったニューヨークやカリフォルニアですら、そこここでワクチン証明書不要、マスク着用義務解除を言い始めている。
　欧米って、コロナ規制に入る時も迅速かつ強権的で感動を覚えるほどだったけど、止めるときも迅速かつ躊躇なし。つい先日までワクチン強制だの何だのと言っていたくせに、「そんなこと言いましたっけ？」と言わんばかりの変わり身の早さ。
　かくして、2020年３月13日のトランプの非常事態宣言で本格的に始まったアメリカにおけるコロナ禍が、丸２年を経て終わろうとしている。
　一方、この期に及んで鎖国を続け、３回目のワクチン接種なんのと騒いでいる、周回遅れどころか３周遅れの日本。
　未だにというか、数ヶ月先まで新規入国者一日何千人限定とか、すべての外国人はVISAが必要とか、「受入責任者の管理の下」でのみ入国が可能とか、何ヶ月も先まで入国者数を制限し続ける気でいる日本政府って、ほんっとぉ～～～にバッカじゃないの？！
　そもそも「受入責任者」って何だよ？！　変な言葉、作るなよ！　んなことしてる国、他に聞いたことないわ！
　今や、日本以外の国のほうが「風邪」流行ってないから。諸外国ではもう「流感」は終わってるから。日本国内で世界最高レベルで流行ってる時に、外国人の入国を規制して一体全体なんの意味があるのか？？？　流行ってない国から流行ってる国への入国を制限するって、意味分からん。
　今も昔も変わらない、島国根性というか、閉鎖性というか、自分たちだけで閉じてさえいれば（根拠もなく）安心という日本人気質。
　そんなにイヤなら日本なんかと完全に縁を切って、二度と日本に行かなけりゃいいじゃん！という話なのだが、縁を切るために（日本の銀行口座にあるお金をアメリカに送金するために）日本に行くことすらできないでいる。そうこうする間に冗談みたいな円安になっちゃって、コロナ禍がなくて迅速に日本に行って送金できていた場合と比べて大損である。というか、日本に行けないから損をすることすらできない。いや、厳密には「たられば」と比較して損もクソもないんだけどさ。（何が悪いって、父の遺産の相続手続きに１年以上もかかったマネックス証券の対応が悪い！　そのせいでようやく手続きが完了した頃にはコロナ禍に突入していた。SBI証券のほうは迅速親切に対応してくれて１ヶ月で終わったのに）

遅れて届いたIRSからの手紙

12月下旬から預かっていたモル、今回は11週と１日の滞在でした。
またのお越しをお待ちしております♪（本文とは関係ありません）

　昨日、IRS（国税庁、アメリカ政府の税徴収機関）から2021年に私とダンナが受け取った「Economic Impact Payments（要するにコロナ給付金）」の金額を知らせる手紙が届いた。

　は？？？
　なんで今頃？？？

　アメリカの税務申告期間は翌年の１月から４月半ばまでで、税務申告に必要な書類（収入の額や税金が天引きされているかどうかなどを知らせる通知）は１月中に届くように発送しなければならないと決められている。発送するのは、例えば利息収入を知らせる銀行だったり、給与収入を知らせる雇用主だったり、今回の場合は給付金の額を知らせるIRSだったり、要は誰かに税務申告が必要な一定額以上のお金を払ったら、翌年の１月中に相手にその金額と内訳を通知しなければならない。
　そして、それらを元に米国在住者は税務申告を行う。米国の住民は基本的に全員、毎年、税務申告をする義務がある。（税務申告を免除される条件があったような気がするが、大抵の人は該当しない）
　税務申告をする先は、まずは連邦政府、要するにIRS。それとは別に住んでいる州、住んでいる場所によっては市などの地方自治体にも申告と納税が必要な場合もある。
　その、税務申告をする先の大元であるIRSが、必要書類を２カ月も遅れて送ってくるって、一体全体どういうことよ？？？
　よくよく見れば、書類の右上の日付は１月12日となっている。
　はい～～～？？？
　なんでただの封書が国内郵便で届くのに２カ月もかかるわけ？？？

　税務申告は、当たり前だが面倒くさい。自分は毎年、大抵締め切りギリギリまでうだうだしている。さすがに締め切り当日（当日消印有効なので）に郵便局に駆け込んだことはないが、４月に入って慌てて用意することが多い。
　しかし、何故か今年は早くからやる気満々で（クソ日本の超愚策コロナ鎖国政策のせいで、結局２月11日までに日本に行くことができず、ストレスで発狂しそうで、気が紛れる時間潰しがほしかったから、という話もある）、２月中に書類を作成してすでにIRSと州に送ってしまった。
＃こういう時に限って！！！

　税務申告サイトを使い、オンラインで書類を作成している時、確かに2021年中にIRSから給付金を受け取ったかを尋ねる項目があった。受け取った場合はIRSから手紙が届いているはずで、届いていなければ申告しなくていいという説明だったので、「受け取っていない」を選択した。
　その手紙が、まさか２カ月も遅れて３月に届くなんて、夢にも思わないからね。

　給付金を受け取ったかどうか覚えていないのか？と思われるかもしれないが、はい、覚えていません、というか、よく分かりません。
　たかが10万円の給付金でいちいち大騒ぎしている日本と違い、アメリカでは早くから結構な額のコロナ給付金がばらまかれてきた。さらに私の場合、2018年に亡くなった父からの相続に関する申告に必要な情報が集まったのが2019年に入ってからで、2018年分の申告は通常より期限を遅らせて行った。そのためIRSでの処理が2020年まで持ち越され、2020年の給付金の受け取りも遅れた。
　確かに2021年に給付金らしきものは何回か受け取ったが、それが2020年の分なのか、2021年の分なのか、よく分からない。さらに通常の税金の還付金とまとめて振り込まれたりするから内訳も不明。しかも、IRSだけでなく州から届いた給付金もあるし、学齢の子どもがいることによる給付金もある。受け取り方も小切手が届いたり銀行に振り込まれたりプリペイドカードが届いたりとまちまち。
　ぶっちゃけ、一般人にとっては「くれるものは何でも有り難く頂戴します、誰がどんな理由でくれたかなんて、どうでもいいです」状態である。

　だからこそ、IRSが各人にその年の給付金額を知らせる手紙を送る必要があるわけで、それがなかったら普通の人はIRSからもらった2021年分の給付金がいくらだったかなんて分かりません！
　ほんっとに信じがたいんだけど、当のIRSがその大事な書類を２カ月も遅れて送ってくるって、一体全体なんなんだよ、まったく！
　そのせいで、虚偽の申告をしたとかなんとか、ペナルティが課せられたりしたらシャレにならないんですけど・・・。
　ちなみに給付金は課税の対象にはならないが、前年にいくら受け取ったかによってその年の給付金の額が変わってくるらしい。
　これじゃまるで私が、2022年の給付金を多くもらうために2021年はもらっていないとウソをついた、給付金詐欺師みたいじゃないか！！！