おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

アイスバケツチャレンジ?!

2014-09-04 09:33:06 | Weblog
 一向に風邪は治りません。良くなるどころか、夕べなんぞゾクゾク寒気がして体中の関節がずきずき痛み、仕方ないから子どもと一緒に8時半に寝たというのに、朝になってもちっとも回復していない。咳をすると胸の奥が痛いし、息苦しいし、相変わらず熱はあるし、まったくもって年は取りたくないもんだ・・・

 さて、日本でも先週あたりまでバカ騒ぎが続いていたらしい「アイスバケツチャレンジ」。これほど不愉快なチャリティも、なかなかないのではないかと思う。寄付したいなら、普通に寄付すりゃいいだろ。なんで喜々として氷水かぶって、ギャーギャーちゃらちゃらバカ騒ぎしなきゃならんのだ?! 見ててホント、この上なく不愉快。
 誰がやり始めたのか知らないが(この手のチャリティは、実は昔からあるらしい)自分が氷水をかぶったら次を3人指名する・・・って、チェーンメールか不幸の手紙か。
 日本のメディアでは一様に、「指名された人は氷水をかぶるか、寄付するかを選ぶ」なんて書かれているけど、これもなんだか理解不能。じゃ、バカ騒ぎして氷水かぶった人たちは寄付していないのか? 違うでしょ? アメリカのテレビのニュースで見る限り、全員、寄付した上で氷水をかぶっている。寄付する代わりに氷水なんかかぶられたって誰もうれしくないし、もしそうだとしたらバカ騒ぎの映像がさらに百万倍ぐらい不愉快に感じられる。
 いや、指名された人は「自分の好きな団体を選んで寄付する」とかなら、まだ納得できるし許せる(それにしても寄付なんて、他人に強制されるものじゃないけどね)。どうしてALSじゃなきゃならないんだ?! ALSだけが難病じゃないし、もちろん難病以外にも寄付を必要とする団体はいくらでもある。普通の人にとって資産は限られているのに、どうしてALSへの寄付を強制されなきゃならんのだ?!
 ・・・と、この夏、あちこちで目や耳にする「アイスバケツチャレンジ」について苦々しく感じていた。ようやくこのニュースも下火になったかと思ったのに、ナント! 子どもが学校から持って帰ってきたプリントに、学校で「アイスバケツチャレンジ」をする、と書いてある・・・
 はいぃ~~~??? なんで学校でまで!!!
 あのねえ、今年の南カリフォルニア(全カリフォルニアという話もある)は切羽詰まった水不足なんだよ、分かってる?! 流水で洗車したり、道路に水が流れ出すほど植物に水をやったら罰金500ドルとか、庭の水用ホースにノズル(手を放すと水が止まる)をつけないと罰金とか、芝をモデルにした変なゆるキャラまで作り出して「芝生の水やりは週2回にしましょう」とまで言い出してる、非常事態なんだよ。
 現実には、そんなの誰が取り締まるの?という世界で、ほとんどの人は気にせずに普通に生活しているけど、だけど一番模範を示さなければならない学校で水を無駄にかぶってどうすんだよ?! さすがにバケツじゃなくてコップ(と、5ドル以上の寄付)を持って来い、と書いてはあるけれど、人数が多かったらコップの水だってバカにならない。校長先生だけはバケツで氷水をかぶって、今度は次の学校を指名するんだとよ。けっ! アホか!!!
 もちろん、うちの子には参加させない。当たり前だけど、自由参加だからね。ったく、ホントに腹立たしい!

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