おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

東アジア人のステレオタイプ

2016-08-21 22:51:48 | Weblog
 今日、「KUBO AND THE TWO STRINGS」という映画を観た。19日に全米公開されたばかりの、オリンピック放送の合間に予告CMを流すほどの、そこそこメジャーな作品である。
 私は見たくなかったのだが、随分前から劇場で予告映像が流れており、子どもがずっと見たがっていたので、仕方なく一緒に鑑賞。
 ストーリーは悪くないのだが、とにかく登場するキャラクターの顔が許せない! そもそもそれが理由で見たくなかったのだが、これって完全なる人種差別じゃないのか?!
 舞台は明らかに昔の日本なのだが、登場する人物の大半が極端なつり目&垂れ眉毛(いわゆる「8時20分」)。主要キャラはそれほど極端ではないが、その他大勢の村人にいたっては、老若男女問わず、全員が極端な切れ長のつり目+八の字に垂れた眉毛の同じ顔! アメリカでは頻繁に見かける「東アジア人のステレオタイプな顔」なのだが、ほんっとぉ~~~に心の底から不愉快。(ご興味のある方は、googleで画像検索でもしてみてくだされ)
 そりゃね、確かに東アジア人は他の人種と比べたら不細工の比率が高いよ。目は特に、一重だったりはれぼったかったり細かったりと、(もちろん他の人種にだって不細工はいるが)他の人種ではあり得ないようなタイプの不細工が多い。だからって、極端なつり目の東アジア人がどれだけいる?! いないことはないだろうが、割合なんてかなり低い。多くて10%だろう。さらに、八の字に垂れた眉毛なんてもっとずっと少ない。いろいろ考えても、八の字に垂れた眉毛なんて村山元首相のようなじいちゃんしかイメージできない(あれは眉毛自体が垂れた形というより、眉毛が伸びすぎて垂れているだけかも)。ましてや、細いつり目と八の字眉毛の両方を併せ持った人間なんて、人種問わず、そもそもこの世に存在するのか?! そんな実際の人間、まったくイメージできない。アメリカで作られた「東アジア人の絵」以外で見たこともない。
 あまりに不愉快すぎて、映画の内容にあまり集中できなかった。クレジットを見ていると、スタッフにやたらと日本人か日系人と思われる名前が出てくるが、彼らは誰も文句言わなかった(言えなかった?)のか?!
 おそらくこの映画を作る際に参考にしたであろう、浮世絵なんかを見てみても、確かに目は細くてつり気味かもしれないが、垂れた眉毛なんてどこにも描かれていない。この映画の作画担当者に聞きたい。じゃお前は、こんなひどい顔の東アジア人をどこかで実際に見たことがあるのかよ?!
 一体全体どこのどいつが、東アジア人=極端なつり目+極端な八の字眉毛という、あり得ないステレオタイプを作り出したんだ?! 見つけ出して、全東アジア人に土下座して謝らせたいわ!!!

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「BEAUTIFUL DISASTER」

2016-08-19 23:46:45 | Weblog
 オリンピックもそろそろ終わりなのだが、今回はいつになく頻繁に競技をテレビ観戦した気がする。と言っても、アメリカではオリンピックは必ず毎回、NBCの独占放送。通常の地上波ではNBCの1チャンネルしか放送していないし、そのNBCだって四六時中オリンピックを放送しているわけではない。当然、放送される競技は限られる。NBCのウェブサイトで動画も見られるのだが、無料で視聴できる時間は限られており、フルに動画を見るにはケーブルテレビや衛星放送などの有料サービスに加入している必要がある(有料サービスのユーザーIDとパスワードを要求される)。
 というわけで、一番見たかった女子レスリングなんか、まぁ~ったく見られなかった。特に吉田選手の決勝は、対戦相手がアメリカ人だから少しでも放送されるかと期待したのだが、地上波では全く放送されず。翌日のNBCニュース(アメリカからすると、「絶対女王・吉田にアメリカ人が勝った」「アメリカ女子で初のレスリング金メダル」というめでたいニュースになるわけなのだが)ですら、写真がちらっと写っただけでダイジェスト動画すらなし。
 そのくせ、馬術なんていうマイナーな競技はかなりの時間を割いて地上波で放送していたりする。まあ、高校時代馬術部で、子どもにも一時期、乗馬を習わせていた私にとってはうれしいのだが、それにしても放送する競技が偏り過ぎだろ・・・
 しっかし、まさか吉田選手が敗れるとは・・・

 閑話休題、今日の朝、子どもを学校に送った帰り道、いつものようにカーステでラジオを聴いていた。メジャーなラジオ局を聴いていると、その時にかかっている音楽のタイトルやアーチスト名がカーステのパネルに表示されるのだが、信号待ちの時に何気なく見たら「311」と表示されていた。
 日本にゆかりのある人なら、「311」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは東日本大震災である。
 何が「311」なのだろう???と、その後もちらちらとパネルを見ていると、今度は「DISASTER」の文字列・・・。「311」に「DISASTER」って、それこそ、東日本大震災のことでも歌ってるのかよ???
 パネルの横幅が足りなくて完全には表示されないのだが、歌を聴いていると、どうやら「BEAUTIFUL DISASTER」というタイトルのよう。311+美しい災害って、どういうことよ?!と、気になって、家に帰ってから調べてみた。
 結果、「BEAUTIFUL DISASTER」というのは「311」という名前のバンドの1997年の曲であることが分かった。歌詞も見てみたが、「DISASTER」というのは比喩のようで、どこにも津波や地震を連想さえるような言葉は出てこなかった。いやまあ、東日本大震災より14年も前の曲なんだから当たり前なんだけど、そもそも「311」という名前のバンドの存在すら知らなかった私は、かな~りびっくりした。
 こういう偶然って、あるんだねぇ。

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やっと新学期

2016-08-15 21:21:29 | Weblog
☆残暑お見舞い申し上げます☆

(プールで泳いだ後、ロン毛が突っ立ってライオンみたいに男前になってるラッシー)

 やっと、やっと、子どもの学校の新学期が始まった。心の底からほっとした。実際の季節より随分と先走り、6月上旬から(学校区によっては5月末から)始まる公立校の夏休み。自分に子どもができる前は、アメリカの学校の新学期は9月からというイメージだったが、実際にはまだ真夏真っ盛りの8月中旬(学校区によっては8月上旬)から新学期が始まる。
 夏休みも、最初の頃は「朝、ゆっくりできる」「平日に子どもと行きたい場所に行ける」などと、ちょっとだけうれしいのだが、ほどなくストレスが溜まって気が狂いそうになってくる。発狂する前に新学期になってくれて、良かった良かった。

 ようやくブログを書く余裕もできて、まずは我が家のモルの近況から。8月2日に赤ちゃんモルが3匹、誕生しました♪




(暑くてカエルみたいになってるママモルに群がる赤ちゃんたち)

 我が家では、モルの赤ちゃんはすでに何回も誕生しているのだが、何回見ても赤ちゃんモルは一段と可愛い♪♪♪(親モルも、もちろん可愛い)




(横向きになってお乳を飲む赤ちゃんモル)


(これまた結構無理矢理な体勢で2匹で授乳中)


(一家でお散歩)


(飼い主の旅行中に預かっているウサギのベラちゃんと一緒に⋯)


(暑くて、ついにラッシーもカエルに⋯)

 さて、最後に本当にあった笑えるお話。私の家族を直接知らない人に文章だけでこの面白さを伝えられるかどうか、今ひとつ自信がないのだが、あまりにおもしろ過ぎて誰かに言いたいので、書いてみることにする。
 我が家では、子どもとダンナと3人で、クイーンサイズのマットレスを2つくっつけた上で川の字になって寝ている。中央には、寝相の悪い我が子が横になったり縦になったり逆さまになったりと大暴れ、親に裏拳、踵落とし、肘鉄など数々の攻撃をしかけながら寝ている。
 先日の夜中、私がトイレに入っていた時に何とも異様な男のうめき声(? 叫び声?)が聞こえてきた。表で酔っ払いでも騒いでいるのか、それにしても気味が悪い。なんとなく子どもの声も聞こえるような気がするが、まさかダンナ?! 不審に思いながら寝室に戻ると、なにやらダンナも子どもも笑っている様子。とりあえず声の主はダンナだったようだが、笑っているということは大したことではないに違いない。うちの子、睡眠に関してはトラブルの宝庫、このまま覚醒して寝なくなっては大変と、なにやら私に説明しようとする娘を「シーッ」と制して頭をなでるなどし、本格的に目が覚める前になんとか眠りに引き戻す。そして自分もすぐにまた寝てしまう。
 後でダンナが言うには、そのときダンナは久しぶりに金縛りに遭っていたのだそうだ。なんとか金縛りから逃れようとしてうめき声が出てしまったようだが、なんとその時、たまたま至近距離で寝ていた娘が半分寝ぼけながら「ダディ、うるさい!」とバシッとダンナを殴ったそうな・・・。おかげでダンナは無事に金縛りが解け、金縛りに遭遇した怖さよりもこの状況のおかしさに笑ってしまったらしい。金縛りは、何もきっかけがなければなかなか解けないらしいのだが、殴ってくれて助かった、と笑いながら感謝していた。
 幸い、金縛りなんていう言葉も状態も知らない娘は、これまた「ダディが夜中に変な声出してた」と、朝起きてから改めて大笑い。怖がらずに、笑ってくれて、本当に助かった・・・というか、私も爆笑した。何度も思い出しては笑ってしまった。

 鼻の穴事件(ある夜中、ダンナが鼻に違和感を感じて目が覚め、てっきり子どもがいたずらしているものと思いながら目を開くと、ナント! 寝相の悪い我が子の足の親指が、見事にダンナの鼻の穴にささっていたそうな・・・)以来の、深夜の爆笑事件でありました・・・

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