おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

たまにはこういうこともある…

2008-05-31 15:53:18 | Weblog
 車のパワーウインドウが壊れてしまい、購入したカーディーラーに修理に持って行った。2004年6月にこの車を買った際に購入した4年間の延長保証が間もなく切れるので、慌てて持って行った次第。
 実は2年前にもパワーウインドウが壊れている(わずか2年で再び壊れるとは、さすがアメ車)。この時も保証を使って直すためにやはり購入したカーディーラーに持って行った。車を預けた時、当日か翌日には直るようなことを言われたにもかかわらず、この時は結局直るまでに10日もかかった。車がなければ身動きが取れない、車1人1台のロサンゼルスで想定外の不便を強いられ、非常に腹が立った記憶がある。
 今回は最初からまったく期待していない。10日間車がなくなることを覚悟して、当面必要な外出はあらかじめ済ませてから持って行った。期待していないから、例え修理に時間がかかっても腹も立たない。それでも一応、車を預けた時(朝の7時半)にどのぐらいで上がるか、話の種に(?)聞いてみた。
「今日の3時以降か、明日には上がると思うよ」と担当のJimさん(いきなり固有名詞)。
 私の心の声「こいつ、大ウソ言ってるよ。騙されるものか、けっ」
(ちなみに我が家の車は2台ともスポーツカー。しかも夫の車は完全な2シーターなので、私の車に申し訳程度に付いている後部座席に無理矢理赤ちゃん用シートを付けている。その私の車がなくなると、もちろん赤ちゃんを1人にはできないから、大人1人ずつしか外出できなくなる。実に不便である)
 ところが当日木曜日の昼過ぎ、Jimから電話。「CHECK ENGINE SOON」というランプが時々点くことも言ってあったのだが、その件については問題は見つからなかったとのこと。パワーウインドウについては、また連絡するそうだ。なんか妙に迅速で対応いいじゃん・・・
 さらに木曜の夕方、Jimからパワーウインドウのパーツが入るのが明日になるとの連絡。期待していなかったマメで親切な連絡に、少々戸惑い気味。サービスが悪いのに慣れきってしまい、サービスがいいと逆に戸惑ってしまう私・・・
 翌金曜日の午後、またまたJimから電話で、「パーツが来たけど、作業に3時間かかるからもしかすると月曜になっちゃうかも」。「あぁ、全然おっけーだよん」と私。
 そして同日午後5時20分、ナント、Jimから「作業終わったよ」という驚愕の(?)電話が!!! 思わず「マジで?!」と聞き返す私・・・
 いっや〜、驚いたのなんの。
「取りに来るのが6時以降になるんだったら(修理の窓口は閉まってしまうので)鍵と書類を販売のほうに回しておくけど」とJimは続ける。「いや、月曜でもいいんでしょ? 月曜に行くよ」。月曜日でも十分、期待していたのより全然早い・・・
 実のところ、預けた時にはもっと早く上がりそうなことを言っていたのだから、Jimにしてみれば「やばい、遅れてしまった」という感覚だったのかもしれない。週末に車がなくては不便だろうと、6時以降でも取りに来られるよう気を遣ってくれたのだろう。
 それにしてもびっくりである。このディーラーのサービス自体が2年の間に劇的に向上したのか、単に運やタイミングが良かったのか・・・。ま、少なくても「2年前は運が悪かっただけ」でないことは、確かだな。だってアメリカでは、サービスが悪いほうが普通だもん。
 ま、たまにはこういうこともあるさ。それに実際に車を受け取るまで、なにがあるか分かったもんじゃない。油断大敵、ぬか喜びは禁物である。

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NEVERLAND

2008-05-30 01:32:14 | Weblog
 近所に住む友人からパソコン関係のトラブルでSOSが入り、久々に出動した。
 閑静な住宅街にある友人宅前に車を停めて荷物を下ろしたりしていたら、派手な色遣いのワンピースを着たおばちゃんが通りかかった。そして私に「Neverlandはどっち?」と聞いた。
 Neverland?????
 ピーターパンに出てくるおとぎの国? そんな名前の道、あるのか???
 それとも、売りに出されているらしい、以前マイケル・ジャクソンが住んでいた豪邸かいな???
「Overland(Overland Avenue)ならあっちだけど、Neverlandは知らないよ」と、私。
「Neverlandはあっちなの?」と、おばちゃん。
「いや、Overlandだよ、Overland。Neverlandなんて道、知らないよ」と、私。
 そのおばちゃん、「ああ、Overlandね、あっはっは」と笑いながら私が指した方へ歩いて行った。
 ・・・・・

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すっげームカつく・その4

2008-05-28 04:35:29 | Weblog
 最近、ムカつきまくってます、ハイ。ここに書くことで結構なストレス発散になって、書いた後はわりとすっきりしてたりもします・・・

 というわけで先週もムカついたアパートのコインランドリー。先週の木曜日だったか、アパートの管理会社の人がたまたま来ていたので、とっつかまえて文句を言った。「分かった、今すぐ(ランドリーの管理を委託している業者に)電話する」とのことで、その後2回ほどおそるおそる(?)洗濯をした時は特に問題はなかった。てっきり、珍しく速攻で修理が入ったのかと思っていた。
 さて、メモリアルデー(祝日)の連休明けの火曜日。早朝に娘に起こされた後、普段だったらまた寝る時間だったのだが、溜まった洗濯物が目に入った。娘も再び寝たことだし、たまには早起きして洗濯でもするか、と1人でゴソゴソと起き出した。
 えっちらおっちらと重い(娘のおむつなど、予洗してあるため水分をたっぷり含んで重いのだ)洗濯物を抱えて3階の我が家から別棟1階のランドリーまで行ってみると・・・。いつもは開いているランドリールームのドアが閉まっており、「故障中」の貼り紙が!!!
 マジかよ! ランドリールームごと、故障かよ!!!
 いつ直るとも知れないのに、それまで待てるわけもなく、仕方がないので再びえっちらおっちら洗濯物かついで部屋に戻り、車の鍵を取って近所のコインランドリーへ。
 緊急事態なので、もちろんうちから一番近いコインランドリーへ行った。周辺や駐車場には日雇い仕事を待つ男たちが大量にたむろしていて雰囲気悪いが、それはまあ仕方ない。中に入ってびっくり。店内の洗濯機がすべて、いかにも設置したてのぴっかぴか。以前あった縦型洗濯機がすべてドラム式に変わっていた。しかも、洗濯代が約1.5倍に値上げされてる・・・
 もちろん、ここまできたらここで洗うしかない。仕方なく余分な金を使い、店内に設置されたゲーム機(アメリカですから、それはもう日本では博物館でしかお目にかかれないような古いゲーム。Galagaとかなんとか)で朝から遊ぶうざいガキにイラつきながら、洗濯が終わるのを待った。
 ついでに、私はドラム式洗濯機が大嫌いだ! 節水になるんだろうけど、逆にあんな少ない水量でちゃんと汚れが流れ落ちてるのかどうか不安だし、脱水力は感動的なほど弱い。大物、例えばタオルケットなどを1枚だけ入れて洗濯すると、重さが偏りすぎてそもそも脱水作業自体ができなかったりもする。洗濯後の中身も出しにくい。
 おまけに私が使った洗濯機、靴下が1足、扉と洗濯槽の間のゴムのパッキンの内側にはまってしまい、まったく洗えていなかった。それどころか、実に発見しずらいところにはまっていて、あやうくそのまま置いてきてしまうところだった。
 ったく朝から滅茶苦茶気分悪い! うちのアパートのランドリーが完全に直るまで、仕方ない、少しずつ手洗いでもするかね・・・。はぁ・・・

 そうそう、アパートの管理会社の人に、うちの部屋の浴室の換気扇が壊れてることも文句言ったけど、修理に来るのは一体いつになることやら。玄関の鍵という重要度最大の修理すら、半月も放置する連中だからなぁ・・・
 駐車場の入り口のゲートも相変わらず開きっぱなしだし。

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すっげームカつく・その3

2008-05-24 15:47:29 | Weblog
 前回の続き。特に理由もなく単に近所だったのでなんとなく、PEPBOYSというカー用品店にオイル交換を頼んだのが運の尽き。たかがオイル交換のために車を一晩預ける羽目に陥り、翌水曜日に車を取りに行って目にしたのは愛車の信じられない姿・・・
 まず運転席側の窓が10センチほど開いたまま! さらになんと、左右のフェンダーに貼ってあった「LAST OF THE BREED」のエンブレムが盗まれていたのである!!!
 このエンブレム、買った時からついていて決してきれいとは言えなかったが、今となっては入手困難というか、はっきり言って入手不可能。超レアなエンブレムなのである・・・
 最初からフェンダーになにも貼っていないのであればそれはそれだが、エンブレムが盗まれた跡には接着剤だけが醜く残っている。ナント、無惨なことよ。見た瞬間、血の気が引いたね。もちろん怒りで。
 てめー、夜は車を建物内に移動するって言ったじゃねぇかよ?! 「いや、ちゃんと移動した」とぬかすから、「じゃ、誰が盗んだんだよ?! いつ?!」と怒鳴る私。返す言葉のない、責任者だというおっさん。「あんたんとこのシステムがダウンしてたから仕方なく車を置いてったんじゃん!」。「そうだよ! 昨日はシステムがダウンしてたんだよ!」と逆ギレ気味のおっさん。おいおい、責任者までその態度かよ?! 昨日のレジ係といい、あくまで「システムダウンでこちらもいい迷惑」という不機嫌な態度で、客に対して申し訳ないという態度は一切見られない。さすがアメリカ。
 実にうざったそうに「すぐにディーラーにエンブレムを注文する。入ったら電話する」とおっさん。「超レアなんだからね。入手困難なんだよ。まだ作ってる(ディーラーに在庫がある)とは思わないけどね」と私。そう言うんなら、入手してもらおうじゃねぇかよ!と、怒りのあまり頭から湯気を出しながら(???)店を後にする。
 しばしの後におっさんから電話。エンブレムの詳細を教えてくれと言う。んなこと店にいるうちに聞けよ! また少し経って電話。「ディーラーに、そんなエンブレムないと言われた。自分でPontiac行って好きなエンブレム注文してきてくれ、金は払うから」だと・・・。だから入手困難だって言ってんじゃん!
 仕方がないので自分でPontiacのディーラーへ。パーツ窓口のおじさんは親切にあちこち電話をかけたりして調べてくれたが、やはりどこにもない。やっぱりね・・・
 エンブレムが手に入らないからといって、フェンダーの醜い跡をそのままにしておくわけにはいかない。PEPBOYSに戻り「板金屋に持っていく」と伝えたら、責任者のおっさんは「自分とこで磨くから30分だけ待ってくれ」と言う。ったく、たかがオイル交換のはずだったのに、昨日から一体どれだけの時間を無駄にしてるんだか。
 あがってきた愛車は、右側の跡はほぼきれいになっていたものの、左側はエンブレムの形どおりに跡がくっきり。諦めモードのおっさん曰く、「板金屋の見積もり持って来て。左側だけね」。
 ったく、ホントにムカつく。一体全体なんだって、たかがオイル交換のためにこんなに腹立てたり時間を浪費しなきゃならんのだ?! 実は最近は、ちょっとムカついたぐらいでは、いちいちここに書いてない。時間がないこともあるが、娘の可愛い顔を見るとどうでも良くなったり、怒っているのがアホらしくなってくるからだ。しかし今週はあれこれと立て続けにムカついて、書かずにはいられなくなってしまった。

 その後はと言えば、翌木曜日に仕方なく近所の板金屋2軒から左フェンダー塗り直しの見積もりをもらってPEPBOYSに持っていった。責任者のおっさんは、それらの見積もりと恐らくことの顛末のレポートを本社の苦情処理係にまわす。それから10日前後で、安い方の見積もりの金額の小切手が、苦情処理係から直接私の家に郵送されてくるそうである。
#あと1、2軒、板金屋回って、高い方から2枚の見積もりを持ってきゃ良かったよ!

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すっげームカつく・その2

2008-05-22 16:33:30 | Weblog
 ムカつくことは大抵立て続けにやってくる。不運(?)は続くものなのである。

 この2〜3年、車のオイル交換には少し離れた場所にある日系の業者を利用していた。意外にも自動車整備業者は米系より日系のほうが安かったりするのだが、ここもオイル(+エレメント)交換15ドルぽっきり、消費税・廃オイル処理代不要、という、米系ではあり得ない、「ホントに儲け出てる?!」と心配になるような格安価格でオイル交換をしてくれる。近くに大きな日系のスーパーや書店があり、待ち時間も楽につぶせる。
 しかし半年ほど前から、日本車以外は15ドルにオイルエレメント代が追加されるようになってしまった(それでも合計21ドルだからゲキ安なんだけどね)。加えてここ最近のガソリン代の高騰である。その整備業者の近所についでがあればまだしも、わざわざオイル交換のためだけに30分近く車を走らせるのは馬鹿馬鹿しい。
 それでは、と、以前何回か利用したことのある、比較的良心的な近所の業者に持って行こうかと思った。しかしなんとなく魔が差して(?)、PEPBOYSというオートパーツのチェーン店(日本のオートバックスやオートテックのような店)に持って行ってしまった。これが運の尽きだった・・・
 火曜の昼下がりのPEPBOYSは大して混んでいる様子もない。オイル交換は15〜30分で終わると言うので、店内の待合室で待つことにした。しかし1時間経っても呼ばれやしない・・・。短時間だと思ったからクソ寒い冷房に耐えていたのに、その時点ですでにかなりイライラ。1時間半ほど経ってようやくサービスカウンターに呼ばれ、「これを持ってレジで金を払って鍵を受け取れ」と書類を渡される。
 この後の用事もあるし、とっとと車を受け取って店を出ようとレジに行ったところ、ナント! システムがダウンしていてクレジットカードが使えないなどとぬかしやがった!!!
 日本にいる人は、「たかが40ドル程度のオイル交換代、現金で払えないのか?!」と思うかもしれない。しかしアメリカにいると本当に現金を持ち歩かないものなのである。持ち歩くと危ないということもあるし、持ち歩く必要がないということもある。なにしろアメリカでは1ドル2ドルの支払いにクレジットカードを使っている人だってしょっちゅう見かける。最近では支払いに銀行のキャッシュカード(正確にはデビットカード)を使える店も増えている。いい大人の財布の中に現金が5ドルしかないなんてことも珍しくないのである。
 というわけで、まさかクレジットカードが使えないなんて夢にも思っていなかった私は、オイル交換代の現金がなかった・・・
 普段はクレジットカードが有効かどうかその場で認証するシステムを使っているんだろうけど、こういう時のために昔ながらの手動のクレジットカードスリップ機(正式名称をしらないが、カードをセットした上に3枚複写の横長の伝票を重ねてハンドルをガシャリとスライドさせる、アレ)とか用意してないのかよ?!
 もちろん店員は迷惑をかけた客に対してゴメンの一言もないどころか、「システムダウンでこっちもいい迷惑」という態度がアリアリ、普段以上に無愛想。延髄斬り喰らわしたろか?! ったく・・・
 システムの復旧は、「5〜10分後かもしれないし、5〜10時間後かもしれない」などと悪びれもせずにぬかしやがる。誰がこんなところでいつともしれないシステムの復旧を待ってられるか! 仕方がないので車は翌日取りに来ることにして、歩いて帰ることにする。もちろん、夜は車を建物内に移動するように念を押したさ!
 さんざん時間を浪費し、オイル交換の後に寄りたかった場所にも寄れず、ムカつきながら家に帰った私。万が一、翌日もシステムが復旧していなかった場合に備えて夫の手持ちの現金を借りたところ、オイル交換代に足りる額にはなった。そこで、PEPBOYSにとんぼ返りして現金で払って車を持って来てしまおうかとさんざん迷ったのだが、面倒くささが先に立ってしまい、ついに行かなかった。これがまた大きな敗因・・・
 その夜は、なんかこう胸騒ぎがするというのか嫌な予感がするというのか、車のことが気になって気になって仕方がなかった。単にムカついているというだけではなく、言いようのない不安からくるイライラで、夫が対応に困るほど不機嫌だった(だから現金が揃った時点でとっとと車を取りに行ってたら良かったんだよ、まったく!!!)。
 翌日はとにかく早く車を取りに行きたくて、いつになく朝早くからてきぱきと行動。10時頃にはPEPBOYSに到着し、とっとと支払いを済ませて鍵を受け取り、駐車場に停めてある自分の車へ。そして、我が目を疑った・・・
(長くなったので、続きは次回に)

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すっげームカつく

2008-05-21 08:41:22 | Weblog
 うちのアパート、前にも書いたようにぼったくりのくせに管理は実にいい加減だ。現在も数日前から駐車場の入り口のゲートが壊れて開きっぱなしになっている。部外者でも泥棒でも入り放題。ゲート付きの意味が全然ないじゃん!
 もっとムカつくのがアパートに付属のコインランドリー。
 確か半年ほど前だったか、入れたコインが正しくカウントされず、余分にコインを入れなければ動かないという状況が頻発した。最初は「たまに」、そのうち「時々」になり、最後は「ほとんど毎回」余分にコインを入れなければ動かないというふざけた状態になった。最初は前回余分にコインを取られた洗濯機を避けたりしていたが、実のところ、どの洗濯機も同じ状態だった。当然、住人から苦情が殺到し、しばしの後にようやく修理が入った。
 それがまた、同じ状態になり始めたのだ。もう、ほんっと~~~にムカつく!
 ある夜は私がコインを余分に取られてムカついている横で別の住人が別の洗濯機で同じ状態になっていたし、翌日さらに別の洗濯機を試したらコインを取られるだけ取られて結局動かず、洗濯物を別の洗濯機に移し替える羽目に陥った。乾燥機のうち1台はコイン投入口そのものが壊れている。
 ついこの間、修理したばっかりじゃん! そもそも、それぞれ3台ずつある洗濯機乾燥機が、どうしてほぼ同じ時期に同じような状態になるんだよ?! わざと定期的に壊れるように作ってるんじゃないの?! コインを多少取られたからって、文句は言うかもしれないが「金返せ」とまで言う人間はあまりいない。その上、修理はすぐに来るわけではない。ちりも積もれば、で、ランドリーからの不法収入は結構な額になっているはずだ。
 洗濯には、クオーターと呼ばれる25セントのコインしか使えない。このクオーターを集めるのがまた、なかなか大変なのである。日本のように銀行に両替機があるわけでもない。銀行の窓口にわざわざ並んで自分の口座から「100ドルを全部クオーターで」おろそうとしても、「(クオーターの在庫が)ない」とかふざけたことを言われたこともある。クオーターを用意するのにさんざん待たされたり、無知な窓口係に「そんなサービスやってない」と呆れたことを言われたりで、不毛な時間を浪費させられることなんてしょっちゅうである。
 余分な金を取られることはもちろんムカつくが、貴重なクオーターを浪費させられることにもえらい腹が立つ。
 赤ちゃんがいるためほぼ毎日洗濯しなければならないというのに、これはもう本当に本当に頭に来る。こんなふざけたコインランドリーのアパートなんて、初めてだよ!

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戻し減税

2008-05-14 04:39:27 | Weblog
 ブッシュ政権は、景気対策として納税者1人あたり300〜600ドルの「戻し減税(要するに政府が納税者にお小遣いをくれる)」を実施すると発表していた。5月中に実施されるということだったが、先週末、友人が銀行口座に600ドル振り込まれていたと喜んでいた。それを聞いてうちの口座も確認してみたところ、5月9日付けで財務省から「TAX REFUND」が入金されていた。
(2007年度の税金の還付申告の際に銀行振込を指定した人には、銀行振込で送金しているものと思われる。それ以外の人の元には小切手が郵送されているはずである)
 この「戻し減税」についてニュースで聞いたときは、本当にそんなことをするのか?!と半信半疑だったが、本当に振り込まれていた・・・。いやまあ正式に発表されていたのだから当たり前なんだけど、それにしてもやっぱり驚きである。
 一体全体どこの馬鹿が、そんなことをして景気対策になると考えたんだ?! 言い出したヤツの顔が見たい。超付け焼き刃、その場しのぎもいいとこで、とても「対策」なんて呼べるもんじゃない。この不景気で物価上昇しまくりのご時世に、誰が300〜600ドルの臨時収入があったからって、じゃぁお買い物に行きましょう♪って景気の昂揚に繋がるような予定外の消費をするってんだよ?! 借金の返済に回すか、天井知らずの上昇を続けるガソリン代や食料品などの生活必需品の支払いでアッという間に消えてなくなるに決まってる。ほんと〜にアホくさい。
 そもそもアメリカという国の財政が大赤字のくせに、そんなことやってる場合か?! ドルを大増刷してしのいでるらしいけど、悪循環としか言いようがない。
 ブッシュ政権はもうすぐ終わりだから今さら人気取りをする意味もない。次は恐らく民主党政権になるだろうから、ブッシュがどうにもならないほど大赤字にしたツケを(おそらくは民主党の)次期政権に負わせて、次期政権を滅茶苦茶にするための作戦なのか???
 そりゃ確かに臨時にお小遣いがもらえりゃ誰だって嬉しいよ。嬉しいけど、そんなことのために国の財源を浪費して、教育や福祉などのサービスの質が低下したんじゃ、元も子もない。
 これが日本だったら「単なる無策・無能・行き当たりばったり」ということも考えられる。しかしアメリカの場合、一見滅茶苦茶に見える政策も必ず誰かが用意周到な計画の元に裏で糸を引いている。誰か、アメリカ国家の財政を破綻させたいヤツが内部にいて、浪費の目的が戦争ばかりというのもなんだから、たまには国民を喜ばす浪費をしてやろうとでも考えたのか・・・?

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