今回の訪日はこんな時ではあったけれど行きも帰りも予定通り、4月16日に無事にロサンゼルスに戻ってきた。飛行機は往復ともガラガラ、というか、成田自体が閑散としていた・・・。ま、ある意味、快適だったけど。
でもって、こんな時ではあったけれども、久々の春の日本は実に楽しくて美しくて、まったくもって満喫した日本滞在であった。日本に到着した時は、季節が遅れていてまだ真冬の寒さ。これが帰る頃にはすっかり春爛漫のポカポカ陽気。滞在中に桜は満開になり、そして花吹雪から新緑へ。日本は(私が知る限り)どこへ行ってもそこら中に立派な桜の木がたくさんあって、歩いていても電車に乗っていても車を運転していても、それはもうどこもかしこも「霞か雲か」の幻想的な世界。春に訪日したのは久しぶりだったため、満開の桜が見られただけでも幸せだったが、さらに冬から春への季節の移り変わりも体感できた。普段、あまり季節感がないところに住んでいるだけに、これは本当に心弾む体験だった。(これが夏から秋とか、秋から冬だと、別に心は弾まないが、なにしろ「冬から春へ」である!)
それにしても、季節柄、マスクをしている人がたくさんいた。もちろんマスクをするのは本人の勝手だけれど、それにしても日本は世界に類を見ない「マスク大国」である。2年前の新型インフルエンザ騒動の頃から特にマスク率が上がった気がするが、マスクをして外出する人なんて存在しない外国に住んでいて、テレビのニュース映像に映る日本人が異様な割合でマスクをしているのを見ると、なんだかイスラム教のヘジャブみたいな宗教的な装身具か?!と思えてくるほどだ。
実際に花粉症最盛期の日本にいると、当たり前だがマスクをしていない人もいて、マスク装着率は外国で放映されるニュース映像より低い気がした。撮影クルーは、物珍しさから(?)マスクをしている人を多く写す傾向があるのかもしれない。それにしても、アメリカに戻ってきてから知人(非日本人)に日本の放射能汚染の様子を聞かれ、「東京は大丈夫だよ」と答えたら、「じゃもう、みんなマスクしてないの?」と聞かれたのには笑った、というか、参った・・・。もちろん速攻で「あれはアレルギー対策で、放射能対策じゃないよ。真冬なら、風邪対策」と答え、知人も「なあ~んだ」となって笑い合ったのだが、今回の震災報道で初めて日本の映像をまじまじと見た外国人からしたら、異様な割合でマスクをしている人々を見たら何かと思うわな・・・
そんなわけで、東スポのサイトの表紙に「花粉症対策マスクなのに、海外じゃ放射能対策と勘違い。。。」というコラムのタイトルを見つけた時は、思わずクリックしてしまったよ。この著者が書いている通り、確かに日本人だったらマスクをしている人を見ても真冬なら風邪対策、今なら花粉症対策だなとすぐに分かるが、外国人にはもちろん分からない。でもって昨今、日本人のマスク=放射能対策だという誤解は、実はメジャーなものだったらしい。中には報道関係者自体が誤解しているのか、あるいは故意にか、放射能汚染とマスクを結びつけるような報道をしている海外メディアもあるそうな。困ったもんだ・・・
実際問題、マスクをして外出しようがその人の勝手だし、薬という異物を体内に入れるより、マスクをしてアレルギーを防げるのであれば、そのほうが体にいいとは思うよ(新型インフル騒動の時は、バカじゃないかと思ったけどね)。でも、日本人が(掃除するわけでも塗装するわけでも強盗するわけでもないのに)マスクをして外出している姿は外国人からは異様に見えるのも事実・・・。わざと「誤解報道」して茶化したくなる気持ちも、分からないではない。
私自身は・・・日本滞在中はものすごい強風の日が多かったので土埃に往生したり、鼻水が止まらなかった時もあったけど、例え日本といえどもマスクをして外出する勇気(?)はなかった・・・。(家の中ではすることあるけどね。真冬なんか、マスクして寝ることが多いし)
でもって、こんな時ではあったけれども、久々の春の日本は実に楽しくて美しくて、まったくもって満喫した日本滞在であった。日本に到着した時は、季節が遅れていてまだ真冬の寒さ。これが帰る頃にはすっかり春爛漫のポカポカ陽気。滞在中に桜は満開になり、そして花吹雪から新緑へ。日本は(私が知る限り)どこへ行ってもそこら中に立派な桜の木がたくさんあって、歩いていても電車に乗っていても車を運転していても、それはもうどこもかしこも「霞か雲か」の幻想的な世界。春に訪日したのは久しぶりだったため、満開の桜が見られただけでも幸せだったが、さらに冬から春への季節の移り変わりも体感できた。普段、あまり季節感がないところに住んでいるだけに、これは本当に心弾む体験だった。(これが夏から秋とか、秋から冬だと、別に心は弾まないが、なにしろ「冬から春へ」である!)
それにしても、季節柄、マスクをしている人がたくさんいた。もちろんマスクをするのは本人の勝手だけれど、それにしても日本は世界に類を見ない「マスク大国」である。2年前の新型インフルエンザ騒動の頃から特にマスク率が上がった気がするが、マスクをして外出する人なんて存在しない外国に住んでいて、テレビのニュース映像に映る日本人が異様な割合でマスクをしているのを見ると、なんだかイスラム教のヘジャブみたいな宗教的な装身具か?!と思えてくるほどだ。
実際に花粉症最盛期の日本にいると、当たり前だがマスクをしていない人もいて、マスク装着率は外国で放映されるニュース映像より低い気がした。撮影クルーは、物珍しさから(?)マスクをしている人を多く写す傾向があるのかもしれない。それにしても、アメリカに戻ってきてから知人(非日本人)に日本の放射能汚染の様子を聞かれ、「東京は大丈夫だよ」と答えたら、「じゃもう、みんなマスクしてないの?」と聞かれたのには笑った、というか、参った・・・。もちろん速攻で「あれはアレルギー対策で、放射能対策じゃないよ。真冬なら、風邪対策」と答え、知人も「なあ~んだ」となって笑い合ったのだが、今回の震災報道で初めて日本の映像をまじまじと見た外国人からしたら、異様な割合でマスクをしている人々を見たら何かと思うわな・・・
そんなわけで、東スポのサイトの表紙に「花粉症対策マスクなのに、海外じゃ放射能対策と勘違い。。。」というコラムのタイトルを見つけた時は、思わずクリックしてしまったよ。この著者が書いている通り、確かに日本人だったらマスクをしている人を見ても真冬なら風邪対策、今なら花粉症対策だなとすぐに分かるが、外国人にはもちろん分からない。でもって昨今、日本人のマスク=放射能対策だという誤解は、実はメジャーなものだったらしい。中には報道関係者自体が誤解しているのか、あるいは故意にか、放射能汚染とマスクを結びつけるような報道をしている海外メディアもあるそうな。困ったもんだ・・・
実際問題、マスクをして外出しようがその人の勝手だし、薬という異物を体内に入れるより、マスクをしてアレルギーを防げるのであれば、そのほうが体にいいとは思うよ(新型インフル騒動の時は、バカじゃないかと思ったけどね)。でも、日本人が(掃除するわけでも塗装するわけでも強盗するわけでもないのに)マスクをして外出している姿は外国人からは異様に見えるのも事実・・・。わざと「誤解報道」して茶化したくなる気持ちも、分からないではない。
私自身は・・・日本滞在中はものすごい強風の日が多かったので土埃に往生したり、鼻水が止まらなかった時もあったけど、例え日本といえどもマスクをして外出する勇気(?)はなかった・・・。(家の中ではすることあるけどね。真冬なんか、マスクして寝ることが多いし)