おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

どこも暑い!

2018-07-30 21:41:39 | Weblog
 今年7月の日本は、西日本豪雨やら前代未聞の猛暑続きやらと、さんざんな様子。今年のこの猛暑は、北半球全域でその傾向があるようで、ここ南カリフォルニアも例外ではない。西日本が豪雨に襲われていた7月6日、前にも書いたがこちらは各地で最高気温の記録を塗り替える猛暑で、うちの辺りも46度まで上がった。と言っても、基本的に砂漠気候で超乾燥しているので、湿度が高い東京で35度のほうがよほど不快だとは思うが、それでも40度を超えてしまうとなかなか大変である。
 例年だと、ここ南カリフォルニアの7月は時々思い出したような熱波が来るものの、基本的には過ごしやすいさわやかな夏である。それなのに今年は、熱波が去っても何故かずぅ~っと暑い。変だなぁ・・・。
 25日から2泊で近隣の高地にキャンプに行ったのに、やはり何故か暑かった。三年前、その近くの高地でキャンプした時は寒くてたまらないほどだったのに、何故だ・・・??? もちろん、「下界」はもっと暑かったのだとは思うが、高原にある湖のほとりのキャンプ場であれだけ暑いって、何なのさ・・・。
 でもって、キャンプから帰ってきたら、家のプールの水がひどく濁ってしまっていた。あまりの暑さで浄水フィルターにコケが生えていた。慌ててフィルターを掃除し、普段は日中6時間程度しか回していないフィルターを早朝から回すようにしたものの、いったん汚れた水はなかなかきれいにはならないわな。困ったもんだ。それでも毎日暑いから、子どもとガンガン泳いでるけど。
 今日から2週間は、近隣の高校のプールを会場にして市が主催する水泳教室に子どもが参加する予定だったのに、こちらも水質悪化で初日からいきなり中止・・・。困ったもんだ・・・。プールの水温が36度にもなり、「のぼせる」からと水泳授業が中止になった小学校が大阪かどこかにあったそうだが、どこも本当に困った暑さである・・・。
 ちなみに、例年だと南カリフォルニアが一番暑いのは8月後半から9月にかけてである。7月からこの暑さで、8月後半になったら一体全体どうなってしまうのか・・・。今から恐ろしい・・・(すでにさんざん猛暑に見舞われている日本の人々も、8月はどうなるのか戦々恐々だと思うけど)

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アメリカ郵政公社の紛失郵便物捜索システム

2018-07-12 23:14:42 | Weblog
 以前にも書いたのだが、アメリカ郵政公社(USPS)の紛失郵便物捜索システムには、まぁ~~~ったく意味がない、というお話です。
 簡単に経緯を説明すると、以下のような感じである。
・2017年12月、日本からの重要な郵便物を待っていた。普通の航空便で送ってくれたら良かったのだが、やはり送る方としては追跡番号があったり高いお金を払うほうが安心だと思ったのか、EMSで送ってくれてしまった・・・。このEMS、送り先にもよるのだろうが、少なくとも日本からアメリカ西海岸向け郵便物には決してお薦めしない方法なのである。なにしろ、3回に1回はまともに届かない。追跡番号なんかあったって、いつまでも届かない時には決まって追跡不能になっているから何の意味もない。ごくごく普通の航空便(小型梱包物)として送ってもらったほうが、よほど正確かつ迅速に届く上に、送料もはるかに安い。
・不幸中の幸いというか、これまでにEMSが完全に紛失してしまったことはなく、忘れた頃になって届くのが常なので、普段なら諦めて放っておく。しかしこの時は、待っている郵便物の価値があまりに高かったので、とても落ち着いて待てなかった。無駄だろうなとは思いつつも、USPSのサイトから紛失荷物の捜索を依頼してみた。これがまた、本当に無駄だった・・・
・幸い、このEMSも、同時期に日本から発送された普通の航空便よりはるかに遅れたものの、紛失することなく届いてくれた。そこで、荷物の捜索依頼を取り消せるフォームなり返信用メールアドレスなりがあるかと思ったのだが、何もなかった。それに、追跡番号を入力して捜索依頼しているのだから、すでに届いていることは追跡番号からすぐに分かって、自動的に捜索依頼も解除になるだろうつ放っておいたのだが、そうはならなかった・・・
・以来、毎月20日前後になると「USPS - Search Request Update」というタイトルのメールが届くようになる。「探してるんだけど、まだ見つからないのさ、でもこれからも一生懸命探し続けるからね」という内容。いやいやいや、ぜんっぜん探してないでしょ・・・??? 追跡番号調べたら、とっくに配達されてること分かるでしょ?! 元々あまり期待はしていなかったが、USPSの紛失郵便物捜索システムが何の意味もないことが、よぉ~っく分かった!
 というわけで、このアリバイ作りみたいな毎月のお約束メールがいい加減、うっとうしくなってきた。どうにかならんのかと思うが、捜索依頼を解除する方法は相変わらず見当たらない。まあ、面倒なのでそれほど真剣に探してもいないんだけど、普通、メールの中に依頼解除フォームのリンクとか、入れておくだろ???
 そして6月19日、今月もまたお約束の「USPS - Search Request Update」が来たよ、と思ったら、翌20日、今度は「USPS - Search Request Expired」というメールが来た。「悪いねぇ、一生懸命探したんだけど、見つからなかったよ。あんたからの捜索依頼は失効したから、もう探さない。今後こうした紛失を避けるためには、差出人の住所を明確に書いたり、内側にも宛先を書いたり・・・うんぬん・・・(以下・略)」といった内容。
 これからは、毎月お約束の無意味なメールが届かなくなるかと思うと、すげー嬉しい。そして分かったこと。USPSの紛失荷物捜索システムは、半年間無意味な言い訳メールを送るだけで、何も探さないし何の意味もない。
#日本からアメリカ西海岸に荷物を送る際は、できるだけ普通の航空便にしましょうね!

 話はがらっと変わるが、7月2日に日本から帰ってきたら、頻繁に利用していた近所のスーパーが閉店していた。それも、2軒も!!!
 1軒は安売りのラテン系スーパーで、野菜果物は特に安いし、家から車で3分。週に2回は利用していたのに、帰国直後に食材を仕入れに行ったら閉店していて愕然! それでは、と、そのスーパーの道路をはさんだ反対側にある中国系スーパーに行ってみたら、ナント! こちらも閉店!!! 途方に暮れる・・・
 これまでもこの2軒、確かに閉店していた時期はあった。今の家に引っ越してから5年と数ヶ月の間に、ラテン系スーパーは1回閉店して別のチェーンになって再び営業を開始した。中国系スーパーにいたっては1年以上閉店していた時期もあったし、店の名前も4回も変わっている。しかしこれまでは片方が閉店している間、もう片方は営業していたので、さほど不便はなかった。
 一体全体どうして道路をはさんだ両側でスーパーが同時に閉店なんてことになったのか?! もう不便で不便で、やってられん・・・!
 ふと思い出して、一度も買い物をしたことはないけれど、車で10分ほどの場所にあったはずのスーパーに行ってみたら、ナントナント! こちらも閉店の張り紙!!! 一体全体、何がどうなっているのか・・・???
 お願いだから、うちから3分の店舗に早く次の出店企業が決まって、営業を再開してくれ~~~!

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夏休み前半戦終了で休憩中・・・その2

2018-07-07 21:41:51 | Weblog
 日本旅行のお話の続きである。

 前回書いたような感じで、父が使わぬまま放置している種々の契約は、少しずつ解約が進んでいる。肝心の(?)父が入るお墓を見つけることも、今回の日本旅行の目的の一つであった。ってか、前にも書いたけど、実家のお墓に入るつもりがないのなら、母みたいに元気なうちに自分でお墓を見つけておいてくださいよ、ホント。
 というわけで、父との面会に先立って、あらかじめインターネットで調べてあった永代供養の共同墓地を見に行った。ここ、調布と三鷹の中間辺りという非常に便利な場所にありながら、かなりのお値打ち。母の眠るお墓とも比較的近いのでお参りするにも便利。他にも候補はあったのだが、まずここを見て、特に問題がなければここにしようと考えていた。でもって見に行ったら、現在キャンペーン中で元々お値打ちの価格がさらに3分の2に・・・! 買った、即決! ってか、お墓の特売キャンペーンって、あるんですね・・・

 話変わって、子どものこと。春休みに日本に来た時もそうだったのだが、首の後ろから背中にかけて、またしても湿疹ができてしまった。あいにく、ナガシマで発症し、その後は京都、東京と移動&予定が詰まっていて、病院に行く余裕もない。そもそも二度と来ないような場所で飛び込みで見知らぬ病院に行くほどの緊急性もないということで、前回は薬局で塗り薬を買ったのだが、今度は飲み薬を買ってみた。要は抗ヒスタミン剤で、効くような効かないような、飲まないよりマシなような、で、なんとかごまかしごまかし。再び(今回の日本旅行の拠点である)松本に戻った頃には症状が改善したので、結局、医者に行かぬままアメリカに帰ってきてしまった。
 それにしても、どうして毎回、日本でこうなるのか? 前回は遊園地に行った直後に発症したので、春の強い日差しを首の後ろに急激に浴びたせいだろうと薬局で言われ、そんなものかと思ったのだが、今回は梅雨時で大した日差しも浴びていないのに発症。そもそも今回は、日差しから首を守るために遊園地にはハイネックのTシャツを着て行かせた。湿度が高いのが悪いのか? 旅の疲労? 子どもに皮膚トラブルはつきものとはいえ、困ったもんである。

 さてさて、松本に戻ってきたら、またまたまずは歯医者である。先に削って型を取った義歯が完成しているので、いざ装着しに歯医者へ。これがまた、装着した直後は痛みと違和感と圧迫感がひどくて、噛み合わせが大丈夫かどうか、まともに判断できなかった・・・。数日経って違和感と痛みが引いた頃になり、一番奥が高くて噛み合わせが悪いことに気付くも、後の祭り。装着から10日経った今でも、噛み合わせの悪さは変わらず、治療した左側では物をロクに噛めない状態である。右奥はこれまた因縁のインプラント歯。右にばかり負担がかかって、今度は右の奥歯にトラブルが起こらないことを、ひたすら祈るのみ。次に松本に行った時に直してもらうって、早くて来年の夏休みかねぇ・・・はぁ・・・それまでこのままかい・・・

 そして、今回の旅行中、最悪のできごと。帰る5日前になって、モルモットを預かってもらっている団体から、メスが一匹死んでしまったというメールが届いた。
 ・・・・・
 ショックでしばし立ち直れなくなる。モルモットを預かってくれるところなんてそうそうないし、そこは捨てられたり飼育放棄されたウサギやモルモットなどを保護している団体で世話はちゃんとしてくれていたと思うので、亡くなったこと自体は仕方がないことなのだろう。それにしても、どうしてよりによって留守中に! しかも、メスの中の一匹としか書いていなくて、どの子がなくなったのか分からない。亡くなったモルの最後の写真を送ってと返信したが、見事に無視されたまま(この団体、普段からメールの返信がまともに来ない。預ける時だって11時に行くって伝えてあったのに30分も待たされたり、不満たらたらだ。しかし近隣に、といっても車で30分だが、他に信用できる預け先もないので仕方なくいつも利用している)。帰るまでずっと、どの子が亡くなったのかと、イライラモヤモヤする羽目に陥る。実は最近元気がなかったのはラッシーなのだが、ラッシーはオスだし・・・

 日本に帰る当日の朝には、父緊急入院の知らせが。元々検査入院する予定だったところ、状態が悪いので早まったという話で、それほど驚きはしなかったが、さらに悪い知らせが届いて成田から東京にとんぼ返りなんてことになったらどうしよう・・・と、恐れおののく。
 まあ何とか、それ以上の知らせもなく、飛行機は無事に成田を離陸。強い偏西風に乗って順調に飛行し、予定より早くロサンゼルス国際空港着。飛行機に乗った瞬間から心はモルモットのことばかり、の私。家に着くなりスーツケースもそのままに、モルモットを預けた団体に向かってダッシュ。



 亡くなったのは、モジャだった・・・。うちで飼っている5匹の中で(多分)一番年上だったから、まだ良かったのかもしれないけれど、でもモジャは、それはもう人なつっこくて、あんな人なつっこいモルモットは見たことないぐらい人なつっこくて、世界一人なつっこくて、呼べば来るし、ケージの側に行くと「なでて、なでて」と甘えて寄ってくるし、抱っこすると犬みたいに手や顔をなめる。本当に本当に本当に、かわいいモルモットだった・・・。よりによって留守中に亡くなってしまって、最後になでていてあげることも、うちの庭にお墓を作ってあげることも、できなかった。
 2015年10月にうちにもらわれてきてから約2年半、モジャが幸せだったことを祈る。

 さてさて、春休みの日本旅行から戻ったあとは、感動的なまでに時差ボケなしでいきなり日常生活に戻れたのだが、今回は大失敗。というか、自分ひとりなら問題なかったと思うのだが、帰って来た日の夜中に子どもの湿疹がぶり返し、深夜に起きてしまう。時差ボケとのダブルパンチで、かゆくて眠れないとジタバタ。日本ではそこそこ効いた薬も、あまり効かず。お陰でこちらも夜中に起こされて眠れなくなり、朝は目覚ましかけて7時にがんばって起きるも、眠い眠い。子どもも寝不足で眠いから、次の日の夜も寝付きはいいのだが、またしても夜中に時差ボケ&湿疹でかゆいかゆい病・・・
 しかも、帰ってきた2日後は独立記念日。カリフォルニア州では、なのか、アメリカでは、なのかは不明だが、基本的に普段は個人が花火をやることは禁止されていて(無視して他の日にもやってる迷惑な連中は後を絶たないんだけど)、個人が合法的に花火を楽しめるのは独立記念日の夜のみとあって、7月4日の夜は全米どこにいても毎年毎年とにかく夜中まで超うるさいのである。あ、ちなみにアメリカでは、花火といえば打ち上げ花火。日本みたいなかわいらしい手持ち花火ではないので、あっちこっちでドーン、ドーン・・・このうるささ、想像して・・・
 ようやく子どもの湿疹も、時差ボケも、だいぶおさまってきた7月6日。今度は記録更新の猛暑が・・・!!! ってか、近年、世界中で気候の記録更新ばっかだよね。記録は破られるためにある・・・って、スポーツの話だし・・・。とにかく、ロサンゼルス近郊の各地で、月間最高気温やら通年最高気温やらの記録を塗り替えまくりの猛暑である。ちなみにYahoo! Weather!によると、私が住んでいる市のこの日の最高気温は46度。
 とはいえ、東京で46度あったら死人続出、外出禁止令が出て、会社も学校もいっせいに休みになるとは思うが、そこは砂漠気候の南カリフォルニア。湿度も超低いので、なんとか生きていける。あまりの高温&乾燥で、シャワー浴びても浴室の鏡が曇らなかったのには、笑った。
 でもねぇ、さすがに寝苦しいっす。せっかく時差ボケ治りかけてたのに、今度は暑くて眠れない。おまけに、子どもの湿疹、かゆいかゆいかゆくて眠れない・・・も、ぶり返す・・・最悪・・・
 前にも書いたが、アメリカの冷房は超うるさい上に(私が知る限り)全館冷暖房しか存在しない。日本みたいに寝室だけ静かに冷房できるんなら冷房つけて寝るけど、そうもいかない。あ、ちなみにアメリカは、扇風機も信じられないぐらいうるさいです。今回日本で扇風機をつけてみて、その静かさにマジ驚愕した(東京の実家はエアコンのみだったので、松本で何十年ぶり?に日本の扇風機体験)。日本の扇風機ってなんであんなに静かなの?! ってか、アメリカの扇風機ってなんであんなにうるさいの?! 今回は荷物が多くて無理だったが、次回は是非とも日本で扇風機を買って持って帰って来よう。

 そんなこんなで、子どもの夏休みの前半戦が終了して、現在は休憩中(実のところ、現段階ではまだ寝不足であまり休憩できていないが)。来週は特に予定もなく、気が向いたら映画や海、山(川)にでも日帰りで行こうかな、という程度(まあ、映画に泊まりで行く人もいないだろうけど)。16日からの週は、いよいよ後半戦がスタート。朝6時集合の子どものサマースクールという、夏休み一番のハードなスケジュールが待っているし、翌週以降もそこそこ予定が詰まっている。
 お願いだから、このタイミングで父危篤、とか言って私を呼ばないでちょーだい、ハイシーズンで飛行機も宿泊施設も混んでるし、と、勝手なことを祈っている今日この頃である。

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夏休み前半戦終了で休憩中・・・その1

2018-07-06 22:39:00 | Weblog
 6月13日から移動日含めて20日間、実質18日間の日本旅行を何とか無事に終えて今週頭に帰って来た。ぶっちゃけ、疲れた。
 往きの飛行機内でほとんど寝なかった我が子は、そのまま乗り合いタクシーで松本まで移動という強行軍に耐えられず、あと30分で到着という惜しい(?)タイミングでタクシー内で吐くし・・・(先が思いやられる・・・)
 到着翌日、まずは一番の目的である歯医者へ。問題の下の奥から二番目の歯は、2本ある根っこのうちの1本が見事に割れていたものの、もう1本がしっかりしていたので、その片方の根っこを残してそこに支柱を差して、一番奥歯との2本ブリッジにすることに。その元気な根っこを傷つけずに生かすために時間かけて上部を削り、根っこに支柱を差し、いい加減麻酔も切れてきた頃になって「メインイベントです」との歯科医の声。割れて埋まった状態の根っこを二片、ドライバーのような器具で掘り起こしてペンチのような器具で引っこ抜く・・・、麻酔もう切れてるんですけど・・・とは言えず・・・その後数日間ロクに食えず・・・
 その後はまあ順調に日程をこなしていくも、滞在1週間ほどで唐突にあれこれと気になり出す。出発直前に発覚したクレジットカードの不正利用のことやら、郵便局に依頼した郵便物の留め置きがちゃんと行われているかとか、預けたモルモットは元気にしているかとか、あれやこれや気になり出すと止まらない。それ以降、せっかくの珍しい体験(30年前から一度行ってみたかったナガシマスパーランドとか、初めての東映太秦映画村とか)も、今ひとつ楽しめなくなる。
 梅雨時にもかかわらず、雨は移動日や夜中がほとんどで、ナガシマから京都への移動中に立ち寄ろうと思っていた琵琶湖観光が流れたぐらいでラッキーといえばラッキーだったのだが・・・
 東京では、父が暮らす有料老人ホームに併設で、父が日々透析でお世話になっている病院の医師に呼ばれ、貧血がひどく原因不明だと告げられる。年も年だし、透析だって20年以上もしてるわけで、延命治療は本人も家族も望まないので静かに穏やかに過ごせるようにとだけお願いしてくる。
 でもって父の健康状態は仕方がないのだが、頭にくるのが以前にも書いた、まったく使っていないのに課金され続けているインターネット関連の費用。2016年7月まで住んでいた中央区時代のものも含め、訳が分からないインターネット関連やら電話やらは、父の任意後見人になってくれている司法書士が少しずつ解約を試みてくれているのだが、本人もしくは家族でないとどうにもならないものが何件かあり、私が父を訪ねるのに合わせてやってきて、父と私がいるところで先方に電話をかけた。
 一番わけがわからないのが、「NTTコミュニケーションズ」という名前で月々引き落とされている項目。請求書も何もなく、何に対しての引き落としなのかさっぱり分からない。司法書士が電話をかけ、私が家族だということで電話を代わり、再び司法書士に代わったり、先方で部署をたらい回しにされたり、違う番号にかけさせられたり、20分以上も電話をしても何に対する請求なのかさっぱり分からない。なんじゃ、そりゃ?!
 さらに毎月500円程度の引き落としも意味不明で、こちらは問い合わせたところ、ウイルスチェックの費用だということが判明。そっこう解約を依頼するも、NTTコミュニケーションズが行っているのはウイルスチェックのみで、回線自体は別会社が請け負っているのでこの電話では解約できません・・・って、なんじゃそりゃ?! 不良債権輪切りにしてガラガラポンして束ねた、債権者も債務者も誰が誰のを持っているのか訳分からない、サブプライムローンだかデリバティブだか知らんがアメリカのリーマンショックの引き金になった悪徳商法かよ?! 何でシンプルにインターネット契約一本化されてなくて、細々と分割して課金されるわけ?! NTT東日本だとかNTTコミュニケーションズだとかOCNだとか、何やら信用できそうな名前で売っておいて中身は下請けに投げて、しかも解約はいちいちそれぞれに電話しないとできないって、マジ、悪徳商法じゃん。面倒になって解約を諦めることを狙っているとしか思えない。
 とりあえず、まったく使っていないのに毎月約6000円取られているインターネット回線自体は電話番号と抱き合わせ、解約すると電話番号が変わるとのことでどうにもできず。「NTTコミュニケーションズ」による引き落としはさんざん電話をしても内容が分からぬまま。500円ほどのウイルスチェックと、他にクレジットカードの解約が1件できたところで、父も疲れてきたのでいったん退散することにしたのだが、部屋を出たところで父の入所の際にお世話になった担当者にばったり遭遇。そこで今度は3人で父の部屋にとんぼ返り。この担当者が、契約時の書類をしまった父の部屋の引き出しの場所を覚えていてくれたお陰で、ようやく契約番号が判明した。そこで改めて「NTTコミュニケーションズ」に謎の引き落としについて問い合わせの電話をかけたところ、ようやくそれは「プロバイダ料金」であることが判明した・・・。突っ込みどころはいろいろあるのだが、そもそもどうして住所氏名電話番号が分かっているのに、契約番号が分からないと引き落としの内容が分からないのか?! さらに、回線料とプロバイダ料金って、別なのか????? 私、日本でインターネット回線契約したことないけど、これって普通なんですか?! いや、日本でインターネットを使っている司法書士も首をかしげていたから、必ずしも普通ではないだろう・・・??? しかも、2年契約だから、今解約すると6000円の違約金がかかります、だとさ。一度も使ってないのにね。あと2ヶ月待てば違約金は不要になるけど、2ヶ月後に私が日本にいる可能性は低いし、父がその時点で自分で電話に出られる状態かどうか分からないし、もし私か父が電話に出られる状態だったとしてもまたこの面倒な手続きを繰り返すのもアホくさいということで、違約金を払って解約することに・・・。
 繰り返しになるけど、NTT東日本だとかNTTコミュニケーションズだとかOCNだとか信用できそうな名前で契約させておいて、マジ、悪徳商法だろ、これ! じーさん惚けて覚えてないのをいいことに、解約不能に陥れてどんだけむしり取るんだ。いや、ボケてなくてもこれ、面倒くさくなって解約諦める人が多いと思うよ。
 ぶっちゃけ、私はそれまで、日本はインターネットプロバイダの選択肢がたくさんあって、回線速度の割に月額料金も安くて、うらやましいと思っていた。でも、考えを改めます。アメリカは、確かに選択肢はありません。大都市であっても選べるのは、ケーブルか、光ファイバーか、衛星か、の三択。それぞれの中で選べる会社は1つずつしかありません。遅いくせに値段も高いが、少なくとも回線料金とは別にプロバイダ料金を取られるなんて話は聞いたことがないし、ウイルスチェックなんて普通は無料のオプションサービス。もし有料だとしても、別会社が請け負って別々に引き落としなんてことはまずない。
 たまたま父が契約したプランがひどかったのかもしれないけど、でも天下の(?)NTTがこれだよ! 電話番号移行できないってのも、理解不能。日本にも随分前にナンバーポータビリティシステムが導入されたんじゃなかったのか??? これならアメリカのインターネットプロバイダのほうがまだマシだわ・・・

 何だか長くなってしまったので、続きは次回に。(タイトルにある「休憩中」にまで、全然達してない)

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