終わったな、日大

　いや、タイトルそのまんま。終わったな、日大。
　変なタイミングになってしまったのだが、昨日書いた日大アメフト部元監督に関する話は、５月19日の報道を見ての感想。
　しかし選手が記者会見したのを受けて、大学側も改めて記者会見したもので、どっちのことを言っているのやら、紛らわしくなってしまった。そこで急遽、この問題に関して２回目の独り言。

　・・・で、この２回目の「後出しジャンケン」記者会見、恥の上塗りとういか、火に油を注ぐというか、とにかく「日大」および「日大アメフト部」を完璧に終わらせるに十分なひどさだったようで・・・
　私はまたてっきり、内田正人っていうじじいがひたすら「天皇」で、周りは何も言えない状態なのかと思っていたのだが、どうやら日大の幹部まとめて「えらそうの塊」みたいなじじいどもが占拠しているらしい。
　２回目の記者会見の司会を務めた広報部職員の米倉久邦ってじじいは、内田正人に輪をかけてひどい。もちろん、内田正人を「比較上位」に浮き上がらせるためにあえて悪役に徹したのなら見上げた根性だが、そんなことは全くないだろう。単なる無能な傲慢じじいであることは、司会者の名前をなかなか公表しなかったことからも、明白である。
「脳みそ筋肉」でもある程度許される体育会の人間ならまだしも、広報部ってのは対外的な対応をする、日大の世間一般からの印象を良くするためにある部署だろ？！　米倉久邦ってじじい、逆に印象を悪くしまくっているというか、はっきり言ってとどめを刺してるんですけど・・・

　ああ、終わった終わった。日大も、日大アメフト部も。一部の学生が起こした騒動と違って、大学の上層部がこれだもんねぇ。フェニックスって、我々の学生時代（約30年前）から一般人の間でも結構有名だったのにねぇ・・・当時、確か映画の題材にもなってたような気がするんですけど・・・。現役選手もOBも、本当にお気の毒様です。


＜追記＞
以下のコメント、あまりに見事なので、東スポウェブから引用です。
＝＝＝＝＝＝＝＝以下・引用＝＝＝＝＝＝＝＝＝
伊集院光は「あの人（日大前監督）にさ『体当たり取材してこい』って言われたんでって、バーンッて体当たりしたら、怒んねぇの？　急に階段を下りようとしているところとか。全然安心してるところに、後ろからドカーンってタックルを。脳振とう起こすくらいのタックルをやって『なんだ、君は？』って言われたら『いや、体当たり取材ってもう指示があったんで。これ、行ってやろうかと思いまして。体当たり取材してこないと、お前は取材させないって言われたもんですから。ちょっと、頑張ってんですよ』って言った時に、どうなるかね」と斬っている。
＝＝＝＝＝＝＝＝引用・以上＝＝＝＝＝＝＝＝＝

日大アメフト部元監督の内田正人って何様？！

　今や日本の話題ナンバー１は、例のアメフト問題。（元TOKIOの山口は、さぞやほっとしていることだろう）
　加害者というか「実行犯」の選手の会見は痛々しいというか、気の毒としか言いようがない。20才なんてまだまだ中身は子ども。おそらく親御さんがしっかりしているのだと思うが、きちんと顔も名前も出して記者会見して、被害者にも個人として謝罪して、立派である。自分が20才だった頃のことを考えると、頭が下がる。もちろん、やったことは良くないが、大きな組織の下っ端の20才が、上からあんなこと言われたら、大抵の場合は思考が停止して「実行」してしまうだろう。
　引き替え、内田正人とかいう、日大アメフト部元監督のじじいは、なんなんだよ？！　日大も、日大アメフト部も、「実行犯」個人に記者会見させて知らん顔とはひどい連中だと思うが、その悪の権化が内田正人か？！
　この内田正人の謝罪の様子、インターネットで見たけどさぁ、あの超エラそうな姿勢は一体全体なんなわけ？！　ホンットにえっらそうに、ふんぞり返って、両手は常に後ろに組んで、どこが謝罪だよ？！　申し訳ないなんてみじんも思っていないことが、バレバレというか、隠す気すらない。
　ネクタイがピンクだとか、関西学院大学の読み方が違うとかは大勢からさんざん叩かれてるけど、あの姿勢や両手の位置について書いているものは、私が知る限りないから、思わず自分で書かずにいられなくなってしまったよ！
　話す時も常に両手は後ろに組み、さらに頭を下げる時まで両手は後ろ！！！
（参照　↓）
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/05/19/gazo/20180519s00040000365000p.html
　信じられない！！！
　あんな謝罪のお辞儀、生まれて初めて見た！！！
　せめて形だけでも申し訳なさそうに見せるよう、両手を前でそろえることすら、全くする気もない・・・！！！
　見上げた「天皇」っぷりである・・・
　自民党の政治家によくいそうな、ってか一般社会にも割とよくいるんだろうけど、超ムカつく「えらそうの塊」みたいな超傲慢じじいであることが、あの両手からよく分かる！
　なにはともあれ、実行犯（加害者じゃなくて、あくまでも実行犯ね。主犯は他にいるんだから）の学生が、今後関係者から嫌がらせなどされることなく、一日も早く普通の大学生に戻れることを心から祈る。まあ、あれだけ立派に責任取って、若干二十歳の一般人なのに記者会見までしたんだから、就職で不利になることなど、くれぐれもないようにしてほしいなぁ・・・
　実のところ、嫌がらせを防ぐために、逆に自ら顔と名前や経緯をさらしたのかもしれないけどね。「森友問題」で自殺した職員も、自殺なんかするぐらいなら記者会見やってあらいざらいしゃべってやったら良かったのに。せめて真相を書いた遺書をテレビ局や新聞社に送りつけるとかさあ。黙って犬死にするぐらいなら、皆もこの学生を見習って全部世間にぶちまけちゃえよ！！！

昭和は遠くなりにけり・・・

　しょっちゅう書いてるセリフのような気もするけど、いやぁ、驚いた。西城秀樹が亡くなったとは。脳梗塞のニュースはもちろん目にしていたけれど、なんだかんだで障害が残りつつも意外に長く生きるのではないかと思っていた。亡くなってしまいましたか・・・
　ぶっちゃけ、障害が残った状態で長生きするより、早めに亡くなるほうが、本人にとっても家族にとっても幸せだとは思う。長生きがいいことなのは、心身共に健康な場合に限る。私なんか「痴呆症状が出て家族の顔が分からなくなったらすみやかに安楽死させてくれ」って法的書類を残したいぐらいだ（現在の法律では無理だけど）。でも63才は、やっぱり早いか・・・

　新御三家の中では、私は野口五郎派だったけれど、西城秀樹の曲でも好きな曲、レコードを持っていた曲がいくつもあるし、言わずと知れた「Young Man」のメガヒット。中学の移動教室の時には、キャンプファイアを囲んで皆で歌っ（て踊っ）た。
　ああ、昭和は遠くなりにけり・・・
　ご冥福をお祈り致します。

　ひるがえって自分。母の最初の命日が過ぎた。正確な命日は分からないけれど、推定命日は５月13日。よりによって母の日。たぶんこの先の人生、ずっと５月は憂鬱。2016年５月に祖母が亡くなり、翌年は母が亡くなった月。死ぬまでずっと、母の日なんて言葉も、聞く度に憂鬱になる。
　早く５月、終わってくれないかな。

　ある程度年老いた母が３年半ぶりに会う直前に孤独死したというだけで、これだけ憂鬱で、いろいろ引きずるのだから、万が一にも自分の子どもが理不尽に殺されたりしたら、どれほど苦しんで、どれほど大きな怒りを死ぬまで抱えて生きていかねばならないことか・・・
　死刑廃止論とか、いろいろあるけど、私は「故意に」「自分勝手な理由で」未成年を殺した人間は（もちろん、えん罪の余地がない場合）無条件に即刻死刑でいいと思う。それもなぶり殺しでいいと思うよ。映画「完全なる報復（LAW ABIDING CITIZEN）」みたいな感じで。
　ああ、「西城秀樹」や「昭和」とは全然関係ない話になってしまった・・・