公園で餌を求めるカナダガンのひな鳥に囲まれている娘（本文とは関係ありません）
本日６月15日は、目出度い目出度い（？）「CALIFORNIA REOPENING」の日である。テレビのニュース番組では、昨日は「CALIFORNIA REOPENINGまであと○時間○分○秒」などとテロップを表示して、お祭り騒ぎであった。新年カウントダウンかよ。
本日より「距離を取る必要（いわゆるソーシャルディスタンス）」や商業施設の入場制限、郡の評価システム（新型コロナ感染者数の増減などからロサンゼルス郡はオレンジ、リバーサイド郡は赤、などとラベルをつけ、色によって制限事項が決められているシステム）がなくなったそうな。マスクに関しては、原則として個々の施設や組織の規則に従う。混雑した屋内など、必要と感じたら着用する。ただし、公共交通機関、病院、介護施設、ホームレスシェルター、学校や保育園など子どもが通う場所では、引き続きマスク着用は義務なのだそうだ。
そして本日のニュースは、（山火事などのニュースもあるにはあるが）主に再開した商業施設の話題。ディズニーランドだの、ナッツベリーファームだの、レストランだの、プールだの、野球場だの・・・。
本日、近所の店を買い物で３軒回ったが（店によってそれぞれ品揃えや安い食材が違うので）、どこも先週までとの違いは感じられず。入り口でカートを消毒する店もそのままだし、どこの店も客店員共にマスク着用。レジに並ぶ際も、他人との距離を空けるのが習慣になってしまって、なんとなく空けているようないないような微妙な感じ。
しかしテレビで見ると、テーマパークではマスクをしていない客が圧倒的。まあ、南カリフォルニアは昨日から今夏初の熱波が来ていてクソ暑く、マスクなんかしていられないという事情もあると思うが・・・。
というわけで、なんとなく日常が戻りつつあって、嬉しい今日この頃。
それにしてもアメリカって、都市閉鎖する時も解除する時も、大胆というか潔いというか、見事にパッと切り替えるよね。都市閉鎖してるんだかしてないんだかよく分からない中途半端な規制をチマチマと厳しくしたり緩めたり繰り返しているかと思えば、オリンピックは開催するようだし、アクセルとブレーキを同時に、しかも中途半端に踏みながら、フラフラと蛇行運転している日本とはえらい違いだ。
ちなみに南カリフォルニアは先週まで、あり得ないぐらい涼しい日々が続いていた。もう夏が無条件に嬉しい年ではないし、涼しくて有り難い！と思っていたのだが、ついに夏が来てしまったか・・・。ま、普通は熱波は１週間程度で去るし、来週からは２週間ほど国内旅行にでかけるから、どうでもいいや。
なにより去年の９月に、「同時多発山火事で真っ赤に煙った世界」「先が見えないコロナの都市閉鎖地獄」「最高気温48度というあり得ない熱波」のトリプルパンチで「この世の終わり」みたいな世界を経験してしまったもんで、38度ぐらいの熱波では何とも思わなくなってしまった・・・。
