おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

間もなく新学期

2018-08-11 23:05:00 | Weblog
 来週から、ようやく子どもの学校の新学期が始まる。一番暑い時期に新学期が始まるとは、何のための夏休みだよ、という気もするが、仕方がない。確か隣の学校区などはもっと早く、5月下旬に夏休みに入り、8月頭から新学期だったような気がする。それに比べりゃ、まだマシかも。
 今年は、6月から7月にかけて3週間弱日本に行っていたので、あとは比較的あっという間だったが、それにしても暑かった。キャンプ場も、こんなに暑いのなら気温がぐっと低い海寄りにしておけば良かったのだが(例年なら、高原もそこそこ涼しいハズだったんだけど)、予約を入れた半年前の時点では暑いかどうかなんて分からないので仕方がない。とっとと予約しなかったら、どこも満員になっちゃうしね。
 まったくもって「やられた」のは、市主催の水泳教室である。近隣の高校の屋外プールを利用した水泳教室は、あちこちの市や学校区で行われていて、以前から興味はあったのだが、屋外だし普段の夏だと寒いのではないかという心配があった。(こちら超乾燥気候ですから、真夏でも朝夕は冷え込むため、プールの水も日本みたいに温かくはないんですよ~)
 しかしまあ、子どもにいい加減「自己流」を卒業して正しい泳ぎ方を覚えてほしかったもんで、今回初めて申し込んでみた、月~金を2週間、1回30分×10回のコース。ところが前に書いた通り、初日のクラスは水質悪化で中止。この中止の分は、その後の6回の授業を5分ずつ延長するという方法で補完されたものの、最終日前日の木曜日に再びのクラス中止。初日と違い、この時は事前に何の連絡もなく、行って見たらプール入り口に閉鎖という張り紙がしてあったという適当さ。理由はおそらく、大気汚染。何しろ山火事がひどくて、朝から空は煙って太陽は夕方みたいに真っ赤だし、空気は焦げ臭いし、家のプールの表面も灰に覆われている。そして結局、最終日もプールは閉鎖でクラスは中止(さすがにこの日は、あらかじめ電話をかけて確認した)。
 10日間しかないコースなのに3日も中止、授業時間で考えても消化率80%。
#暑けりゃいいってもんじゃないのね・・・
 この、あまりにも天候に左右され過ぎな水泳教室、来年以降に再び申し込むことはないだろうなぁ・・・
 なにはともあれ、事故も何もなく夏休みを終えられることに感謝、感謝。

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転居届はいずこへ???

2018-08-08 23:35:21 | Weblog
 我ながらしつこいと思うし、別に南カリフォルニアに限ったことではなく、北半球各地で前代未聞の暑さに見舞われているらしいことは報道から承知しているのだが、それにしても暑い。おまけにカリフォルニア名物(?)山火事があちこちでどんどん広まって、比較的近くでも燃えているらしく、空は雲だか煙だか分からないどんよりした霞に覆われ、太陽の光は真っ昼間から夕焼けのように赤い。まあ、太陽の光が赤くなったり灰が降ってきたりということはこれまでにもたびたびあった。ロサンゼルス郡は三方を山、残る一方を海に囲まれているから、大気が澱むのである(だから、今は随分とマシになったが、20年ほど前までは大気汚染がひどかった)。テレビのニュースでは「FIRENADO(火の竜巻)」なる、天まで届くような巨大な火柱が映し出されたりして、すごいことになってます。

 それはさておき、今回は昨今の日本の「サービス」のお話である。前回、日本の家電類はまだまだアメリカよりずっと良い、という話を書いた。なんとなく、21世紀に作られた製品より昭和に作られた製品のほうが壊れず丈夫で長持ちという気がしないでもないが、それにしても「世界標準」よりは随分と高いレベルを維持していると思う。
 それに引き替えサービスに関しては、四半世紀前と比べて随分と質が低下、かなり「世界標準」化してしまっている。

 去年つらつらと書いたように、私の実家はついになくなってしまった。なので、実家宛に届いた郵便物は、郵便局の転送サービスを利用して私設私書箱で受け取ることにしている。しかし、実家を引き払った直後はそこそこ届いて(転送されてきて)いた郵便物も、ダイレクトメールの発送元などにマメに連絡して止めてもらったりしていたので、最近では滅多に届かなくなってきた。母宛の私信など、年賀状を除くと今年に入って1通だけである。
 それでもまあ45年も使っていた住所だ。10年ほど前だったか、20年も連絡を取っていなかった学生時代の友人から唐突に年賀状が届いたこともあった。今後も何が届くか分からないので、私設私書箱はこれからも当分は利用するつもりだ。ところが、郵便物の転送サービスは1年ごとに届けを出し直さなければならない。
 うまい具合に(?)去年依頼した転送期限が切れる6月下旬、私は日本にいた。転送届の用紙は、去年余分にもらっておいたものがある。「我ながら準備万端」などとほくそ笑みながらあらかじめ記入した転送届を日本に行く際に持っていき、そして提出した。それも、ポストに投函ではなく、郵便局の窓口で職員にしっかと手渡しした。当たり前だが、それであと1年は問題なく転送が続くものと、安心しきっていた。
 すでにアメリカに戻ってきた7月上旬、私設私書箱の管理人から「転送期限が切れたままになっています」というようなメールが届いた。「いや、だって、日本で転送届、出したし・・・それも窓口で・・・」と思いながらも、ふと不安になり、郵便局のウェブサイトで「転居届受付番号」を入力して「受付状況確認」をしてみたら、ナント! そんな番号、受け付けてねーよ!と表示されやがった・・・
 はいぃ~~~???
 いろいろと文句も言いたいところだが、何より自分に腹が立つ。どうして日本にいる間に「受付状況確認」をしなかったのか?! もっと言えば、せっかく更新時期に日本にいたのに、「e転送」なるインターネットを使った転送依頼システムをどうして利用してみなかったのか?!(手続きの途中で携帯から電話をかける必要があるようで、アメリカからは利用できない) こちらなら、届けを出せば絶対に確認メールなどが届くだろうし、「受付状況確認」のためのリンク先もそのメールに書かれているだろうから、届けを出した後で絶対に何度か「受付状況確認」していたはずだ。本当に我ながら、どうしてこう詰めが甘いのか! 間抜けなのか! 準備万端などと思っていた自分が恨めしい。
 いずれにしても、今さらもうどうしようもない。最近得意技の(?)、「後の祭り」である。私設私書箱の管理人に相談したところ、いったん転送期限が切れてしまった後でも、再び転送届を出せば転送を再開してくれることが判明して一安心。あわてて再び転送届を(ポスト投函代行で)提出し、今度はマメに「受付状況確認」して受理されたこと、転送が開始されたことを確認。そして転送再開後、最初の郵便物が私書箱に届いたというメールを今日受け取り、ようやくほっと一安心したところである。
 それにしても、窓口でしっかと職員に渡した転送届は、どうなっちゃったんでしょうねぇ・・・? どこへ行っちゃったんでしょうねぇ・・・? なんだか郵便局員を責める気にあまりならない。何しろ、民営化、分社化されて、よそ者経営者に滅茶苦茶にされた今の郵便局は、ブラック企業だらけの昨今の日本の中でもかなり有数のブラック企業で、非正規のワーキングプア職員が理不尽なパワハラに耐えながら過労死寸前で働かされているところである。
 アメリカ生活長いと、サービスなんてものは期待通りだった時に「おお、すげ~」「ラッキー」と喜ぶもので、「そもそもダメ元」という諦めが染みついてしまう。
 日本もね、私が住んでいた四半世紀前とは全く違う、今や堂々たる「世界標準クリア」な国になってしまったのだから、サービスなんてダメ元、最初から期待しちゃあいけないんだよね~、もう。

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ついに据え置き型冷房購入

2018-08-06 21:53:34 | Weblog
 なんだか同じようなことばかり繰り返し何度も書いて申し訳ないが、暑い。毎日暑い。今年は異常である。ロサンゼルスに限らないし、日本の関東から中国地方にかけてのほうがもっと蒸し暑いとは思うけれど、それにしても暑い。あちこちで山火事が派手に燃えさかっているもので、空はどんよりかすみ、どこからともなく灰が降ってくる。
 暑くて暑くて何事もやる気が起こらないから、友人知人の皆様への暑中見舞いメールは、(去年はそれどころではなくてパスしたのだが)今年は暑すぎるという理由でパスになりそう。
 そして今日6日から、またしても熱波が来襲している。
 例年だと、基本的に涼しい中で時々熱波が来るという感じなのに、今年はずぅ~っと暑い中、熱波がきてさらに殺人的に暑くなる。
 とはいえ、熱帯夜続きであろう東京と違い、乾燥気候なので朝夕は外気温が下がるのだが、今年は毎日暑すぎて家全体が熱を持ってしまい、夜になっても家の中が暑いままなのである・・・。
 扇風機つければうるさくて眠れないし、消せば暑くて眠れないし、さすがに寝不足、夏バテ気味。ひとり暮らしなら暑かろうが寝不足だろうが何だろうが大した問題ではないのだが、今はとにかく子どもが睡眠不足になるのが本当に困る。元々、小さい頃から睡眠障害が多くて(夜驚症の時代も長かったし)「眠り」に関しては苦労しっぱなしの子で、おまけに今のところチビだから、とにかくしっかり寝てくれないといろいろと心配でしょうがない。
 ということで、ついに!!! 4日の土曜日、据え置き型の冷房を400ドル+消費税(約10%)という大枚はたいて仕方なく買ってきた。・・・渡米から四半世紀と半年、ロサンゼルス在住21年超、まさかこんな物を買わなければならなくなる日が来るなんて・・・!!!
 この据え置き型冷房、「ポータブル」エアコンなんてジャンルだけど、どこがポータブルじゃい?!というシロモノ。高さ80センチ幅50センチ厚さ30センチといったところか。しかし日本のような壁上部に設置するエアコンはアメリカには(カリフォルニアには?)存在しないので仕方がない。(あったとしても借家につけられないか)
 巨大でゲキ重くて邪魔くさいけど、これまたぶっとい廃熱ポースを窓の外につないだりと、がんばって寝室に設置した。
 さらに、一番危惧していたこと、それは騒音、動作音のうるささなのだが、これがまた、案の定、うるさい・・・。箱には「とっても静か」とか書いてあるし、買う前にチェックしたウェブサイトでの商品の評価でも「静かだ」と書いていたヤツがいたのだが、実際にスイッチを入れてみれば「どこがだよ?!?!?!」
 もう比較の対象が超超超うるさい全館型エアコンとか、超超超うるさい扇風機とかだから、「超(超が1個だけ)うるさい」=「静か」ということになってしまうのか・・・ホントに勘弁してほしい。
 一応、「SLEEP」モードなる設定があり、説明書には音が静かになると書いてあるのだが、・・・例え一瞬でも期待した自分がバカだった・・・。「どこが『静か』だよ?!」。通常モードとの違いがまったぁ~~く分からん。もしかすると、0.1dBぐらいは静かになってるのか・・・???
 まあ、同じ「うるさい」なら、温風をかきまぜているだけの扇風機より、温度が下がる据え置き型冷房のほうがまだマシなので、仕方がない。とりあえず、うるさくて寝付きに時間はかかるものの、暑くて全然眠れないとか、暑くて目が覚めるということは今のところ(って、まだ二夜だけだけど)なくなった。

 それにしても、どうしてこうアメリカの家電類は、どれもこれも超うるさくて超デカくて超重いのか・・・?
 かつての栄光はどこへやら、ブラック企業とワーキングプアであふれ返り、着々と「(悪い部分だけ)普通の国化=世界標準化=質が劣化」している日本ではあるが、家電類に関してはまだまだ日本のほうがはるかにマシだわい。
 ま、サービス関係については、相当に「世界標準化」しちゃってて驚くばかりだけどね。この話は、また次回にでも。

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