5月頭に追突された件で、事故から5日後に相手に板金屋の見積もりや証拠写真などを同封した手紙を送った。その際、普通郵便で送るのは心配だったし、相手に重要な書類だと分からせようという意図もあって、日本で言う「書留郵便」で送ろうと考えた。しかし、アメリカ生活20年超、ただの一度も「書留郵便」なんて送ったことがない。「書留郵便」を辞書で引いたら「Registered Mail」と出てきたもんで、郵便局の窓口で「Registered Mail」で送りたいと言ったら、「こいつ、何言ってんだ?」という顔で20数ドルかかると返された。私が「へ?」という顔で驚いていると、窓口係は気を利かせて(?)「Certified Mail」の緑の用紙を出してきた。
おお、これこれ、みんなよく送っているのを見かけるヤツ、特に税務申告の時期になるとこれのせいで窓口が大渋滞になる。そうか、「Certified Mail」って言うんだ・・・
というわけで、通常なら46セントで済む封書に3ドル56セントも払って「Certified Mail」で送った。もちろん追跡番号もついている。
もちろん、ここでネタにしているということは、これがまたとんでもないシロモノだったということである。数日後に追跡番号をチェックすると、発送から2日後の日付で「Undeliverable as Addressed」という表示。そのまま、今に至るまで永遠にアップデートなし。配達できないって、どういう意味なのか、受け取り拒否か、引っ越したのか、何の情報もなく、さらには1カ月以上過ぎた今になっても差出人である私のところに戻ってすらこない。
#このふざけた追跡システムは、一体全体なんなんだ?!
冗談もいい加減にしろ!
通常の8倍近い料金を取っておいて、何が「certified」だ!
アメリカの郵便局って、なんでこんなにふざけてるんだ・・・?!
3週間経っても何も起こらず、何も変わらず、もちろん追突してきたヤツからの返事もない。そこで試しに最寄りの警察(というより交番に近い感じ)に行って聞いてみた。こちらとしては免許証の番号から現住所を調べて教えてくれるとか、そんなことを期待していたのだが、そこにいた定年退職後のボランティアみたいなじいちゃん警官は保険会社に連絡しろと言う。まず事故が起きた管轄の警察署に行って事故証明(みたいなもん)を作り保険会社に連絡すれば、保険会社のネットワークで相手の保険会社もすぐに分かる、私の保険会社が相手の保険会社に請求してくれるのだそうな・・・
しっかしなあ・・・まず第一に面倒くさい。さらに重要なのは、そんなことをしたら私の保険料まで上がりそうなことである。例えじいちゃん警官の言った通りにして相手の保険で板金屋代が出たとしても、自分はいろいろ面倒くさい上に車が使えない期間が出来て不便なだけで一文の得にもならない。そもそも水色メタリックみたいな変な色なので、板金に出すと色が合わなくて傷自体より板金跡のほうが目立つ危険性すらある。おまけに次回の保険料が上がった日にゃあ、大損である!
そこで、ダメもとでもう一度、同じ手紙を、今度は普通郵便で出してみた。今度は投函から約10日後に、「ここにはもう住んでない」と書かれて戻ってきた。
・・・・・・・・・・
八方ふさがりというか何というか。自動車保険なんて決して使わないのが大前提で安いところに入っているから、確かに一般的には被害者側の保険料は上がらないかもしれないし、代理店の人間もそう言うかもしれないけれど、まったく信用できない。例えいかなる理由でも、保険会社を使ったりしたら絶対に保険料が上がる気がする。
確かに追突してきたヤツは滅茶苦茶ムカつく。その場で聞いた「免許証の住所は変わっていない」という言葉が嘘だったのか、あるいは本当はそこに住んでるくせに家族に頼むなどして住んでいないことにしているのか、いずれにしても嘘をついてばっくれようとしているのだ。だからって、刺し違えてもバカを見るだけだ。
金がどうこうより、ボコってやったらすっきりして満足するだろう。もちろん実行なんかしないけど(そういうツテもないし)。
じゃ、保険は使わないけど警察にだけは届けるというのは、どうだろう。これで、相手が追突事故を起こしたという記録は公式に残るし、その記録が何かの時に相手に不利に働くことがもしかしたらあるかもしれない。うまくすれば免許証記載事項が虚偽ということで何か相手が損をする可能性も、まったくないとは言えない。でも、それって自分が、例え相手に非があるとしても、事故にからんだという記録も公式に残るということだ。相手より自分にイヤなことが起こりそうな気がしてしまう。
でもって、結局のところ、当てられ損のくたびれもうけ。やってらんねーな。
しかし、この件で一番ムカつくのは、実は郵便局だったりもする・・・。タイトルに書いた通り、何が「certified」だ! ふざけるな!!! 郵送料返せ!
おお、これこれ、みんなよく送っているのを見かけるヤツ、特に税務申告の時期になるとこれのせいで窓口が大渋滞になる。そうか、「Certified Mail」って言うんだ・・・
というわけで、通常なら46セントで済む封書に3ドル56セントも払って「Certified Mail」で送った。もちろん追跡番号もついている。
もちろん、ここでネタにしているということは、これがまたとんでもないシロモノだったということである。数日後に追跡番号をチェックすると、発送から2日後の日付で「Undeliverable as Addressed」という表示。そのまま、今に至るまで永遠にアップデートなし。配達できないって、どういう意味なのか、受け取り拒否か、引っ越したのか、何の情報もなく、さらには1カ月以上過ぎた今になっても差出人である私のところに戻ってすらこない。
#このふざけた追跡システムは、一体全体なんなんだ?!
冗談もいい加減にしろ!
通常の8倍近い料金を取っておいて、何が「certified」だ!
アメリカの郵便局って、なんでこんなにふざけてるんだ・・・?!
3週間経っても何も起こらず、何も変わらず、もちろん追突してきたヤツからの返事もない。そこで試しに最寄りの警察(というより交番に近い感じ)に行って聞いてみた。こちらとしては免許証の番号から現住所を調べて教えてくれるとか、そんなことを期待していたのだが、そこにいた定年退職後のボランティアみたいなじいちゃん警官は保険会社に連絡しろと言う。まず事故が起きた管轄の警察署に行って事故証明(みたいなもん)を作り保険会社に連絡すれば、保険会社のネットワークで相手の保険会社もすぐに分かる、私の保険会社が相手の保険会社に請求してくれるのだそうな・・・
しっかしなあ・・・まず第一に面倒くさい。さらに重要なのは、そんなことをしたら私の保険料まで上がりそうなことである。例えじいちゃん警官の言った通りにして相手の保険で板金屋代が出たとしても、自分はいろいろ面倒くさい上に車が使えない期間が出来て不便なだけで一文の得にもならない。そもそも水色メタリックみたいな変な色なので、板金に出すと色が合わなくて傷自体より板金跡のほうが目立つ危険性すらある。おまけに次回の保険料が上がった日にゃあ、大損である!
そこで、ダメもとでもう一度、同じ手紙を、今度は普通郵便で出してみた。今度は投函から約10日後に、「ここにはもう住んでない」と書かれて戻ってきた。
・・・・・・・・・・
八方ふさがりというか何というか。自動車保険なんて決して使わないのが大前提で安いところに入っているから、確かに一般的には被害者側の保険料は上がらないかもしれないし、代理店の人間もそう言うかもしれないけれど、まったく信用できない。例えいかなる理由でも、保険会社を使ったりしたら絶対に保険料が上がる気がする。
確かに追突してきたヤツは滅茶苦茶ムカつく。その場で聞いた「免許証の住所は変わっていない」という言葉が嘘だったのか、あるいは本当はそこに住んでるくせに家族に頼むなどして住んでいないことにしているのか、いずれにしても嘘をついてばっくれようとしているのだ。だからって、刺し違えてもバカを見るだけだ。
金がどうこうより、ボコってやったらすっきりして満足するだろう。もちろん実行なんかしないけど(そういうツテもないし)。
じゃ、保険は使わないけど警察にだけは届けるというのは、どうだろう。これで、相手が追突事故を起こしたという記録は公式に残るし、その記録が何かの時に相手に不利に働くことがもしかしたらあるかもしれない。うまくすれば免許証記載事項が虚偽ということで何か相手が損をする可能性も、まったくないとは言えない。でも、それって自分が、例え相手に非があるとしても、事故にからんだという記録も公式に残るということだ。相手より自分にイヤなことが起こりそうな気がしてしまう。
でもって、結局のところ、当てられ損のくたびれもうけ。やってらんねーな。
しかし、この件で一番ムカつくのは、実は郵便局だったりもする・・・。タイトルに書いた通り、何が「certified」だ! ふざけるな!!! 郵送料返せ!