12月下旬から預かっていたモル、今回は11週と１日の滞在でした。
またのお越しをお待ちしております♪（本文とは関係ありません）
昨日、IRS（国税庁、アメリカ政府の税徴収機関）から2021年に私とダンナが受け取った「Economic Impact Payments（要するにコロナ給付金）」の金額を知らせる手紙が届いた。
は？？？
なんで今頃？？？
アメリカの税務申告期間は翌年の１月から４月半ばまでで、税務申告に必要な書類（収入の額や税金が天引きされているかどうかなどを知らせる通知）は１月中に届くように発送しなければならないと決められている。発送するのは、例えば利息収入を知らせる銀行だったり、給与収入を知らせる雇用主だったり、今回の場合は給付金の額を知らせるIRSだったり、要は誰かに税務申告が必要な一定額以上のお金を払ったら、翌年の１月中に相手にその金額と内訳を通知しなければならない。
そして、それらを元に米国在住者は税務申告を行う。米国の住民は基本的に全員、毎年、税務申告をする義務がある。（税務申告を免除される条件があったような気がするが、大抵の人は該当しない）
税務申告をする先は、まずは連邦政府、要するにIRS。それとは別に住んでいる州、住んでいる場所によっては市などの地方自治体にも申告と納税が必要な場合もある。
その、税務申告をする先の大元であるIRSが、必要書類を２カ月も遅れて送ってくるって、一体全体どういうことよ？？？
よくよく見れば、書類の右上の日付は１月12日となっている。
はい～～～？？？
なんでただの封書が国内郵便で届くのに２カ月もかかるわけ？？？
税務申告は、当たり前だが面倒くさい。自分は毎年、大抵締め切りギリギリまでうだうだしている。さすがに締め切り当日（当日消印有効なので）に郵便局に駆け込んだことはないが、４月に入って慌てて用意することが多い。
しかし、何故か今年は早くからやる気満々で（クソ日本の超愚策コロナ鎖国政策のせいで、結局２月11日までに日本に行くことができず、ストレスで発狂しそうで、気が紛れる時間潰しがほしかったから、という話もある）、２月中に書類を作成してすでにIRSと州に送ってしまった。
＃こういう時に限って！！！
税務申告サイトを使い、オンラインで書類を作成している時、確かに2021年中にIRSから給付金を受け取ったかを尋ねる項目があった。受け取った場合はIRSから手紙が届いているはずで、届いていなければ申告しなくていいという説明だったので、「受け取っていない」を選択した。
その手紙が、まさか２カ月も遅れて３月に届くなんて、夢にも思わないからね。
給付金を受け取ったかどうか覚えていないのか？と思われるかもしれないが、はい、覚えていません、というか、よく分かりません。
たかが10万円の給付金でいちいち大騒ぎしている日本と違い、アメリカでは早くから結構な額のコロナ給付金がばらまかれてきた。さらに私の場合、2018年に亡くなった父からの相続に関する申告に必要な情報が集まったのが2019年に入ってからで、2018年分の申告は通常より期限を遅らせて行った。そのためIRSでの処理が2020年まで持ち越され、2020年の給付金の受け取りも遅れた。
確かに2021年に給付金らしきものは何回か受け取ったが、それが2020年の分なのか、2021年の分なのか、よく分からない。さらに通常の税金の還付金とまとめて振り込まれたりするから内訳も不明。しかも、IRSだけでなく州から届いた給付金もあるし、学齢の子どもがいることによる給付金もある。受け取り方も小切手が届いたり銀行に振り込まれたりプリペイドカードが届いたりとまちまち。
ぶっちゃけ、一般人にとっては「くれるものは何でも有り難く頂戴します、誰がどんな理由でくれたかなんて、どうでもいいです」状態である。
だからこそ、IRSが各人にその年の給付金額を知らせる手紙を送る必要があるわけで、それがなかったら普通の人はIRSからもらった2021年分の給付金がいくらだったかなんて分かりません！
ほんっとに信じがたいんだけど、当のIRSがその大事な書類を２カ月も遅れて送ってくるって、一体全体なんなんだよ、まったく！
そのせいで、虚偽の申告をしたとかなんとか、ペナルティが課せられたりしたらシャレにならないんですけど・・・。
ちなみに給付金は課税の対象にはならないが、前年にいくら受け取ったかによってその年の給付金の額が変わってくるらしい。
これじゃまるで私が、2022年の給付金を多くもらうために2021年はもらっていないとウソをついた、給付金詐欺師みたいじゃないか！！！
