ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

3.11と同じ場所で

2012-03-11 14:50:31 | 日記

同じメーカーと同じ話をした。 もちろん、1年前から1年分以上話は進んでいる。 でも、S社もL社もG社も同じ ・・・ 1年前のあの瞬間の続きのように。

あの時、広大な会場の天井の電灯がガシャガシャと音を立てて揺れた。 床は円を描きながら上下に踊った。

真っ直ぐ歩くことさえ不可能だった ・・・ 緊急避難したテラス、 寒空の下締め出された駅、 パトカーの誘導で降り立った八重洲行き直行バス乗り場 ・・・ 夢のような光景に感じていたけど、今も静かに存在している。

あの日、八重洲から歩き続けてたどり着いた〇〇駅通路では、女子高生も横になっていた。 その姿を見て一時は帰宅を諦め、 子供達にメールしつつ、 会場でもらった大きな紙を広げて、その上で夜を明かすことを覚悟した。 厚手のイベント会場案内は宝物のような存在だった。

どれ位経った頃だろうか。 繰り返し流れる 「全路線、運転再開のメドは立っておりません」 のアナウンスが 「ただ今、銀座線が運転再開したとの情報が入りました」 に一変。

希望の声を合図に、横になり黙り込んでいた僕らは一斉に動き出した。 その後、井の頭線の運転再開にも恵まれ、日付変更線は超えたけど何とか帰宅することができた。

あの日はT君の歓迎会をする予定だった。 今年は既に自身のスキルを確立したT君がいる。 僕はあえて3時過ぎには皆を連れて引き上げ、4時頃武〇小〇で乾杯した。 あれから1年、被災地には足元にも及ばないが頑張った。

再来期は会社統合! H君を中心に、かけがいのないメンバーと精一杯準備を進めたい。

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また同じストラトを

2012-03-10 13:26:10 | 日記

買いました。 先日、行きつけのショップから「いいのが入りました」と連絡があり、いそいそと出掛けてみると、実にいい握り心地で、即決!

アームはムーンシェイプタイプに、弦高はスライドバーが馴染むカマボコ型に、フローティングも3弦開放でジャスト1音半分にショップ側で変更&調整済。 相変わらずなかなかの腕で、使いなれた愛器のように手に馴染む。

このギター、実はもう届いております。 弾き易いギターは、指板の上を指が勝手に高速移動する。 何より素晴らしいのは、2弦をハーモニクスチューニングした後、2、3弦の開放実音がウネリのない綺麗なG和音となること ・・・ これこそ出来の良いギターの証。

「他人が見たら、全て同じギターに見えるだろうな」などと考えながら、歴代のギターを並べて一緒に写真撮影してしまった。

ところで、要らなくなったギターはあっさり処分するくせに、高校時代にバイトして初めて買ったギター(FERNANDESのナチュラル、ブラックピックガード)が捨てられないのはなぜだろう。(笑)

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またあの愚兄が

2012-03-07 00:00:07 | 日記

某セミナーに出席した帰り、地下鉄の吊革に掴まっていたら携帯がメールを受信。 運良く目前の席が空いたので座って携帯を開くと、こんな内容だった。

「急に、とある〇〇の医療法人から、職員・業務の統括業務の依頼を受けました。 〇〇君(←僕)を紹介するのも適任と思っています。 如何でしょう?」

丁重に断ると、 「故郷で余生を過ごすチャンス! また紹介します」との返信。  役職定年まで10年以上あるんだけど、とほほ。

別件で母上に電話をしたとき話してみたら、「その話なら〇〇(←妹)にも電話があって、何でも今の会社から独立するから手伝って欲しいとか。 〇〇(←兄)に自営なんてできるはずがないから断ったって、呆れて電話してきた。」 とか。 もはや虚言 ・・・ こりゃ重症だ。

兄も僕も薬剤師。  兄は一昨年、永年勤めた病院を辞めて大学時代の友人が経営する調剤薬局へ転職。 更に、転職して数ヶ月で「土日に休みが取れないから」と同業他社へ転職。 薬学部6年制化後の超薬剤師不足環境下にあってこそ成立し得る転職である。

世間知らずで、口を開けば支離滅裂なことを堂々と話す。 3年前の弔事では閉式後の食事の席、初対面の親族に対し自分が幼少の頃いかに優秀だったかを自慢 ・・・ 正に地獄絵図 ・・・ 小さい頃から兄のことが恥ずかしかった。

僕は薬剤師でありながら薬剤師としての仕事に縁がなかった企業人。 そんな僕に、医療人としてのやりがいなど未知の世界の話でも胸を張って話して欲しいもんです。

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辛い記憶と幸せな記憶との交差点

2012-03-03 01:14:58 | 日記

ここを通ると、目覚めることのない悪夢の如く辛かった想い出と、ほのぼのとした春の如く幸せだった想い出が交差し始める。

ここにも行き先にも、当事者はもういない。 にも拘らず、様々な出来事だけが鮮明に蘇る。

僕だけが研修受講メンバーから外され希望を失いかけたあの日も、うきうきしながらフェンス角の隙間から荷物を運んだあの日も、つい昨日のことのように感じる。

仕事もプライベートも本当によく頑張った。 だから今頑張れる。

あの頃の自分に拍手を送りたい。

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