先日は某グループ企業本社で会議があり、故郷から40分ほどの距離にある某大都市駅へ。 そこから私鉄に乗り換え、約10分で〇小〇井駅に到着。 某企業はそこからタクシーで10分ほどのところにある。
当然のことながら、終了後は束の間の帰省だっ。 〇小〇井駅から約10分かけて某大都市駅まで行き、そこで一旦乗り換え、途中の〇田〇駅でまた乗り換える。 途中に見える川の右方にはY井先生の車に乗せてもらった際に通った河口近くの橋が見える。
古い家並み・・・ちょっと好きだった子が乗車してきた駅・・・などと想い出にふけるうち、1時間ほどかけて潮の香のする故郷へ18時到着。 そこには先々月腰を痛めて入院し、コルセットをはめたままでもなお元気な母と、力のなくなった父が入口で待っていた。
2階の居間には大好きなあの料理が出前されている。 僕は同じく出前の吸い物と茶碗蒸しと漬物、更に手製の味噌汁をガツガツと食べ、バタバタと話し、母の記事が掲載された某有名誌を読み、携帯で新幹線予約をし、雨天のため屋内で記念撮影をして、20時に帰途へ就いた。
切符を買い、駅ホームに入る。 そこは、かつて高校通学で毎朝毎夕いた場所だ。 でも今は夜だから暗いな、などと考えていると下り電車が到着。 20人ほどの老若男女が陸橋を渡ってこちらに来る。
人が途切れると、高校生のカップルがホーム端にあるベンチへ。 束の間の二人だけの時間を過ごしているのだろう。 但し、その隣のベンチの真ん中に僕は座っている。 なんだか申し訳ない気分。 僕はようやく駅に入ってきた上り電車に乗り込んだ。
父母の時間は明らかに短くなった。 なのに、 上の子も下の子も元気な姿をなかなか見せることができず、ごめんなさい。
そこから4時間ほどかけて帰宅した僕は、短時間に目まぐるしく変化していった景色を想い出しながら就寝した。