ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

時の流れに Ⅶ

2016-05-10 22:42:23 | 日記
勿論こんなかっこ良くなかったけど、僕はアパート住まいを始めた。 まー、そんなことはどうでもいい。 今回は回顧録ではなく Robert Plant にフォーカスしたい。 ちなみに僕は、ミュージシャンのプライバシーにはあまり興味がない。


Robert Plant は Led Zeppelin として売れっ子になる以前、20歳の時に結婚して2人の子供に恵まれている。 僕はあるとき、Robert Plant のプライバシー記事を目にした。

MUSIC LIFE だったろうか? それは、当時5歳の愛息子 Karac が腹部感染症で亡くなったというもので、その後のツアーは全てキャンセルされ、Led Zeppelin の活動は無期限中止、と書かれていた。 当時の僕にとっては、目の前を数多く通り過ぎる様々な情報の一つ。


その後、随分な時間を経て、僕は結婚して父親に。 初めての子は重度の小児喘息。 時折、呼吸困難で救急車のお世話になった。 電動ネブライザーも購入し、アンプルを常備した。

深夜のサイレンは、はなはだ迷惑だ。 一方、当事者にとっては、交差点で信号をパスできる 〝心強い音〟。 健康であればいい ・・・ 生きて、元気でいればいい ・・・

早生まれで幼少期は少々引っ込み思案なところもあった。 小学校に入って間もなく「嫌になったら、学校辞めてもいいんだよ」と、妻に頼んで伝えてもらったら、長男は泣いたそうだ。

幼いなりに、心に押し込めたものがあったんだろう。 低気圧の未明、病院には馴染みの面々が集まり、朝まで点滴をした。 今はあの記事がいかに重いものだったかが分かる。




フォトは、かつて Robert Plant が居た日溜りのような時代。 編集していて目の前の景色が砕けてくるのは経験からか、それとも年齢を重ねたからだろうか。







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