ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

イメージの不思議

2014-05-10 14:08:56 | 日記
このアルバムの 4 番目に収録された曲を聴くと、WEB 上で興味を持ったマンション内見予約日が待ちきれず、夜な夜な GOLF で現地に出かけていた 3 年前の景色が鮮烈に蘇る。

当時聴いていたわけでもなく、気になっていたアーティストでもなく、現在のマンションに引っ越してきた頃、M 君が持ってきた iPod をプリメインアンプに接続し、お気に入りの曲として、たまたま紹介されただけ。 一聴して印象的だったので、M 君に CD 購入代行を依頼。 つまり、後付けの記憶だ。

稀有なリズム感と素晴らしいテクニックを持ったグループだが、録音状態は良くない。 でも、陰鬱で孤独感に苛まれた旋律と怠惰な歌詞、そして躍動感溢れる演奏は全てを超越する。

聴くたびに目前に広がるビル群。 〇本、〇〇原の街並みを評価しながら、一通気味の路地を入り、お目当てのマンション付近に路駐。 時間が停止したかのように淀む深夜の空気、街の隅々から届きかすかに反響する喧噪音 ・・・ そう、特に駅近の高層階で顕著なこいつがたまらなく好きだ。 こいつは現在のマンションの魅力の 1 つでもある。


「 電車の揺れにうとうとと微睡んでいると、車窓から吹き込んだ雨粒が手に触れ、驚いて目覚める 」 ・・・ この瞬間に壮大な夢のストーリーの全てが構成されることもあるという。 時間軸の認識というやつは、意外とはかなく曖昧なものなのかもしれない。


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